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Kシリーズ端末エミュレータ V7.1 L40 使用手引書

はじめに

このたびは、Kシリーズ端末エミュレータ製品をお買い上げいただきありがとうございます。

Kシリーズ端末エミュレータは、K150/K1500/FMGなど(以降、FMGシリーズと略します)と同様な機能をもったエミュレーション・プログラムです。

本書は、32ビット版の「Kシリーズ端末エミュレータ V7.1」と、64ビット版の「Kシリーズ端末エミュレータ(64bit) V7.1」の両方の製品の使用方法について説明しています。

また、使用に際しては、本製品添付のソフトウェア説明書とあわせてお読みください。

Kシリーズ端末エミュレータ V7.1」動作OS

Kシリーズ端末エミュレータ(64bit) V7.1」動作OS

2012年4月


Microsoft、Windows、Windows Vistaは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標です。

Microsoft Corporationのガイドラインに従って画面写真を使用しています。


Copyright 2000-2012 FUJITSU LIMITED

このマニュアルでの表記方法

ソフトウェアの名称

本書では、以下のようにソフトウェアの名称を略記します。

Windows Vista(R) Home PremiumおよびWindows Vista(R) BusinessをWindows Vista(R)と略記します。

Windows(R) 7とWindows Vista(R)を総称してWindows(R)と略記します。

また、特に補足のない限り、製品「Kシリーズ端末エミュレータ V7.1」と「Kシリーズ端末エミュレータ(64bit) V7.1」を、総称して"Kシリーズ端末エミュレータ V7.1"と記載しています。

ドライブの説明

本書の各説明は、ドライブCにWindows(R)をインストール済で、通信制御サービスV7.1がインストールされ、セットアップ済である状態を前提に説明していきます。

ウィンドウ画面図について

本書の図は、Windows Vista(R)のウィンドウ画面を用いて説明しています。

キーの操作の説明

パソコンのキーボードとディスプレイサブシステムのキーボードは種類が異なります。

ディスプレイサブシステムが持っている機能のキー操作を、パソコンのキーにあてはめて説明しています(「第9章 エミュレーション・キー」参照)。

(1)通常のキーの機能を使用するとき

例)■ENTERキー【実行】

このときのENTERキー :

ディスプレイサブシステムで使用するキーの呼称を表しています。

【実行】:

パソコンのキーボードの刻印を表しています。

(2)キーを2つ以上組み合わせて使用するとき

例)■BACK TABキー【CTRL】+【←】

【CTRL】+【←】 :

【CTRL】を押しながら【←】を押すということを表しています。

(3)キーボードの前面の機能を使用するとき(この場合はDUP

例)【DUP】

実際には、【SHIFT】+【挿入】の操作がありますが、上のようにパソコンのキーの前面にある文字だけを記述します。

コマンドの入力の方法

[  ] :囲まれた部分は省略可能を表しています。

|     :両側にあるものはどちらかを選択ということを表しています。

〈  〉 :囲まれた部分は設定する項目を表しています。


ソフトウェア説明書について

Kシリーズ端末エミュレータV7.1のCD-ROMには、「ソフトウェア説明書」が入っています。この、「ソフトウェア説明書」には、製品の取り扱い、ご使用に際して特に注意すべき事項、参考となる情報等を掲載しています。ご使用の前には必ずお読みください。

本マニュアルでは、Windows(R)がドライブCにインストール済であることを前提として説明していきます。

「ソフトウェア説明書」をご覧になるには、CD-ROMドライブにKシリーズ端末エミュレータ  V7.1のCD-ROMを入れてください。

本書の読みかた

このマニュアルの構成

このマニュアルは、使用目的別に次のように6部と付録の構成になっています。それぞれの目的に応じてお読みください。

第1部 概要

Kシリーズ端末エミュレータを初めて使用される方やKシリーズ端末エミュレータの基本的な事項を知りたいというときに

第1章 Kシリーズ端末エミュレータとは

Kシリーズ端末エミュレータでどんなことができるのか、概要を説明します。

第2章 通信制御サービス

通信制御サービスとの連携について説明します。

第2部 セットアップ編

セットアップの方法を知りたいというときに

第3章 セットアップをはじめる前に

パソコンの動作環境やセットアップの流れについて説明します。

第4章 インストールとセットアップ

Kシリーズ端末エミュレータのインストールとセットアップ方法について説明します。

第5章 セットアップ後の設定変更

セットアップ後に設定の変更をする場合の方法について説明します。

第6章 アンインストール

システムからKシリーズ端末エミュレータを削除する方法について説明します。

第7章 コマンド入力による起動と終了

コマンド入力によるKシリーズ端末エミュレータの起動と終了方法について説明します。

第3部 ディスプレイエミュレータ編

ディスプレイエミュレータの使用方法を知りたいというときに

第8章 ディスプレイエミュレータの操作

起動から終了まで、ディスプレイエミュレータの機能の操作方法を説明します。

第9章 エミュレーション・キー

ディスプレイエミュレータのキー操作について説明します。

第10章 日本語入力

ディスプレイエミュレータの日本語入力について説明します。

第11章 拡張機能

ディスプレイエミュレータの拡張機能について説明します。

第4部 プリンタエミュレータ編

プリンタエミュレータの使用方法を知りたいというときに

第12章 印刷形態と機能

プリンタエミュレータの機能を説明します。

第13章 印刷環境の設定

プリンタエミュレータの環境設定を説明します。

第14章 プリンタエミュレータの操作

プリンタエミュレータの起動から終了までの操作方法を説明します。

第15章 プリンタエミュレータ使用上の注意

プリンタエミュレータを使用するうえでの注意事項を説明します。

第5部 ファイル転送編

ファイル転送の使用方法を知りたいというときに

第16章 DUETファイル転送

ファイルの送信・受信の操作方法、転送ファイルの扱いについて説明します。

第17章 DUETユーティリティ

DUETユーティリティの起動から終了までの操作方法を説明します。

第6部 マクロ編

マクロの使用方法を知りたいというときに

第18章 マクロの操作

マクロの概要と基本的な操作方法を説明します。

第19章 マクロの記述

マクロを記述するための文と関数、およびダイアログボックスの記述について説明します。

付録

コードの変換やキーの機能を一度に見たいというときに

付録A FMGシリーズとの比較表

付録B ステータスバー

付録C EBCDICコード表

付録D コード変換規則

付録E JEFコード

付録F キー対応表

付録G ファイル転送等でのコード変換

付録H 利用者定義文字の登録手順

付録I 装置定義


旧バージョンとの機能差について

Kシリーズ端末エミュレータ V6.1との機能差については本製品のソフトウェア説明書にてご確認ください。