ディスプレイエミュレータで日本語を入力するには、IME(かな漢字変換ソフト)による入力方式と、ディスプレイエミュレータ独自のJEFコード入力方式があります。
IMEは、Windows(R)に組み込まれているIME(以降、Microsoft IMEと表記します)をそのまま使用することができます。
また、OAK機能を持ったIME製品を使用することでJEFコード文字全般についての文字入力を行うことができます。
■IMEによる入力方式
かな漢字変換で入力できる文字種や、文字コード入力/単語登録等はIME側の機能に依存します。
なお、全角空白文字(スペース)はJEFコードの4040Hが入力されます。
辞書にない文字、記号、外字などを入力するときは、編集メニューより「コード入力」をクリックしてください。JEFコード入力モードになり、ステータスバーの表示が変更されます。
ここにJEFコードを4桁の16進数で入力することで、カーソル位置にJEFコードに対応した文字、記号、外字などが表示されます。
この状態で再び編集メニューより「コード入力」をクリックすると、通常入力モードに戻り、ステータスバーの表示は元に戻ります。
日本語入力方式による入力可能文字の一覧を下表に示します。
入力方式 | JEFコード文字種 | JEFコード範囲 | Microsoft IME | OAK機能製品 |
---|---|---|---|---|
IME | 空白(スペース) | 4040H | ○ | ○ |
JEF拡張漢字域 | 41A1H~70FEH | × | ○ | |
JEF拡張非漢字域 | 71A1H~7FFEH | ×(注) '(株)'や丸数字などは、JEF拡張漢字サポートの設定により利用可能。 | ○ | |
ユーザ定義文字域 | 80A1H~A0FEH | × | ○単語登録により可 | |
JIS域 | A1A1H~FEFEH | ○ | ○ | |
JEFコード | すべて | 4040H, 41A1H~FEFEH | ○ | ○ |