ここでは、マルチサーバ管理機能の全体構成について説明します。
マルチサーバ管理の構成概略図を以下に示します。
マルチサーバ管理では、「サイト」と「サーバグループ」という機構を提供しています。
サイトとは、マルチサーバ管理が管理する範囲です。サイトは、1台の管理サーバで管理し、サイトには、Interstageがインストールされた複数のサーバが所属できます。サイトは、同一のLAN環境で構築してください。
管理サーバでサイトを管理する機能のことを管理サーバ機能と呼びます。
サイトに所属しているサーバのことを管理対象サーバと呼びます。また、同一の業務を実行する複数の管理対象サーバを一括して運用管理することができます。この単位をサーバグループと呼びます。
管理対象サーバには、以下の3種類があります。
サーバグループに所属する管理対象サーバ
単体運用の管理対象サーバ
リザーブサーバ（業務を運用していない保守状態のサーバ）
Interstageをインストールしているサーバでサイトに所属していないサーバのことを、スタンドアロンサーバと呼びます。
以降に、マルチサーバ管理を構成する構成要素について説明します。
