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 Formcoordinatorデータベース検索入力支援機能ユーザーズガイド

5.2.2 データベース接続ログイン情報を登録または変更する

データベース検索入力支援環境のログインIDおよびパスワードを登録または変更します。

5.2.2.1 ログインIDおよびパスワードを登録する

ログインIDおよびパスワードの登録は、以下のディレクトリにあるデータベース検索入力支援環境設定コマンドmxsetdbenvを初めて実行したときに行われます。オプションの指定が正しければ、どのオプションが指定されていても、ログインIDおよびパスワードを登録するプロンプトが表示されます。

なお、データベース検索入力支援環境設定コマンドを使用する場合は、システム管理者(root)権限で実行してください。

/opt/FJSVfcdn/bin配下

参考

コマンドの格納先ディレクトリは、環境変数PATHに追加されません。次に示すどれかの方法でコマンドを実行してください。

  • コマンドの格納先ディレクトリに移動して、コマンドを実行する

  • コマンドをフルパスで指定して、コマンドを実行する

  • 環境変数PATHにコマンドの格納先パス名を追加して、コマンドを実行する

注意

データベース検索入力支援環境設定コマンドは、運用時に利用するlocaleと同じlocaleで実行してください。

書式

mxsetdbenv {-qi | -ui | -jd | -at} [オプション(注)]

(注)オプションの詳細については、「5.2.3 データベース接続環境全般を設定する」以降を参照してください。

機能

本ソフトウェアをインストール後、mxsetdbenvコマンドを初めて実行したときで、-qiオプション、 -uiオプション、-jdオプション、または-atオプションを使用して、以下に説明するオプションの指定が正しいときに、ログインIDおよびパスワードが登録されます。

注意

ログインIDおよびパスワードは、6~128バイト以内の半角英数字および記号で指定してください。入力できる文字は、「D.1.2 ログインIDおよびパスワードで入力できる文字」を参照してください。\記号は、表示する環境によっては\(バックスラッシュ)となります。

本ソフトウェアをインストール後、mxsetdbenv -qiオプションでログインIDにuser001、パスワードにdata-1234の設定を初めて実行した場合(-qiオプションが正しく指定された場合)

  mxsetdbenv -qi -s /opt/FJSVfcdn/query -v f3hksdbs -d f3hksdts -p 8080 
  ログインID:user001
  パスワード:data-1234
  ログインIDの再入力:user001
  パスワードの再入力:data-1234

入力されたログインIDおよびパスワードは画面に表示されません。
正しく登録できた場合は、メッセージは表示されません。
詳細は、「G.1 mxsetdbenvコマンド」を参照してください。

5.2.2.2 ログイン情報を変更する

ログイン情報を変更します。
ログイン情報を変更するには、データベース検索入力支援環境設定するコマンドmxsetdbenvでオプション -ui -uを指定します。

書式

mxsetdbenv -ui -u

機能

ログイン情報を変更します。

注意

ログインIDおよびパスワードは、6~128バイト以内の半角英数字および記号で指定してください。入力できる文字は、「D.1.2 ログインIDおよびパスワードで入力できる文字」を参照してください。\記号は、表示する環境によっては\(バックスラッシュ)となります。

ログイン情報を変更する場合

変更前のログインIDにuser001、パスワードにdata-1234を指定し、
変更後のログインIDにuser7777、パスワードにdata-567を指定した場合

  mxsetdbenv -ui -u
  ログインID:user001
  パスワード:data-1234
  新しいログインID:user7777
  新しいパスワード:data-567
  新しいログインIDの再入力:user7777
  新しいパスワードの再入力:data-567

入力されたログインIDおよびパスワードは画面に表示されません。
正しく変更できた場合は、メッセージは表示されません。
詳細は、「G.1 mxsetdbenvコマンド」を参照してください。