データベース検索入力支援環境のログインIDおよびパスワードを登録または変更します。
ログインIDおよびパスワードの登録は、以下のディレクトリにあるデータベース検索入力支援環境設定コマンドmxsetdbenvを初めて実行したときに行われます。オプションの指定が正しければ、どのオプションが指定されていても、ログインIDおよびパスワードを登録するプロンプトが表示されます。
なお、データベース検索入力支援環境設定コマンドを使用する場合は、システム管理者(root)権限で実行してください。
/opt/FJSVfcdn/bin配下 |
参考
コマンドの格納先ディレクトリは、環境変数PATHに追加されません。次に示すどれかの方法でコマンドを実行してください。
コマンドの格納先ディレクトリに移動して、コマンドを実行する
コマンドをフルパスで指定して、コマンドを実行する
環境変数PATHにコマンドの格納先パス名を追加して、コマンドを実行する
注意
データベース検索入力支援環境設定コマンドは、運用時に利用するlocaleと同じlocaleで実行してください。
書式
mxsetdbenv {-qi | -ui | -jd | -at} [オプション(注)] |
(注)オプションの詳細については、「5.2.3 データベース接続環境全般を設定する」以降を参照してください。
機能
本ソフトウェアをインストール後、mxsetdbenvコマンドを初めて実行したときで、-qiオプション、 -uiオプション、-jdオプション、または-atオプションを使用して、以下に説明するオプションの指定が正しいときに、ログインIDおよびパスワードが登録されます。
注意
ログインIDおよびパスワードは、6~128バイト以内の半角英数字および記号で指定してください。入力できる文字は、「D.1.2 ログインIDおよびパスワードで入力できる文字」を参照してください。\記号は、表示する環境によっては\(バックスラッシュ)となります。
例
本ソフトウェアをインストール後、mxsetdbenv -qiオプションでログインIDにuser001、パスワードにdata-1234の設定を初めて実行した場合(-qiオプションが正しく指定された場合)
mxsetdbenv -qi -s /opt/FJSVfcdn/query -v f3hksdbs -d f3hksdts -p 8080 ログインID:user001 パスワード:data-1234 ログインIDの再入力:user001 パスワードの再入力:data-1234 |
入力されたログインIDおよびパスワードは画面に表示されません。
正しく登録できた場合は、メッセージは表示されません。
詳細は、「G.1 mxsetdbenvコマンド」を参照してください。
ログイン情報を変更します。
ログイン情報を変更するには、データベース検索入力支援環境設定するコマンドmxsetdbenvでオプション -ui -uを指定します。
書式
mxsetdbenv -ui -u |
機能
ログイン情報を変更します。
注意
ログインIDおよびパスワードは、6~128バイト以内の半角英数字および記号で指定してください。入力できる文字は、「D.1.2 ログインIDおよびパスワードで入力できる文字」を参照してください。\記号は、表示する環境によっては\(バックスラッシュ)となります。
例
ログイン情報を変更する場合
変更前のログインIDにuser001、パスワードにdata-1234を指定し、
変更後のログインIDにuser7777、パスワードにdata-567を指定した場合
mxsetdbenv -ui -u ログインID:user001 パスワード:data-1234 新しいログインID:user7777 新しいパスワード:data-567 新しいログインIDの再入力:user7777 新しいパスワードの再入力:data-567 |
入力されたログインIDおよびパスワードは画面に表示されません。
正しく変更できた場合は、メッセージは表示されません。
詳細は、「G.1 mxsetdbenvコマンド」を参照してください。