データベース検索入力支援の問合せ情報格納ディレクトリ、データベース検索入力支援部品およびデータ管理サービスを設定します。
データベース検索入力支援部品およびデータ管理サービスをWebアプリケーションサーバに配備して、配備したときに設定したアプリケーション名を指定します。
注意
データ管理サービスは、Webアプリケーションおよびデータベース検索入力支援部品からSSLを使用しないlocalhostへの通信(http://localhost)によってアクセスするため、データ管理サービスを配備するサーブレットコンテナおよび使用するWebサーバは、http://localhostのアクセスが可能となるように設定を行ってください。たとえば、Webアプリケーションやデータベース検索入力支援部品でSSLを使用する場合は、データ管理サービスを配備するサーブレットコンテナおよび使用するWebサーバは、Webアプリケーションやデータベース検索入力支援部品のコンテナやWebサーバとは分離させて定義する必要があります。
データベース検索入力支援機能を利用するデータベース検索入力支援部品を別のサーブレットコンテナで運用する場合、データベース検索入力支援部品が動作するサーブレットコンテナにFormcoordinatorとJDBCドライバの設定が必要です。詳細については以下を参照してください。
マニュアル「Formcoordinator ユーザーズガイド」の「4.1.1.2 サーブレットコンテナを設定する」
データベース検索入力支援機能を利用するデータ管理サービスを別のサーブレットコンテナで運用する場合、データ管理サービスが動作するサーブレットコンテナにFormcoordinatorの設定が必要です。詳細については、マニュアル「Formcoordinator ユーザーズガイド」の「4.1.1.2 サーブレットコンテナを設定する」を参照してください。
手順
データベース検索入力支援部品およびデータ管理サービスをWebアプリケーションサーバに配備します。データベース検索入力支援部品およびデータ管理サービスは、以下に格納されているWARファイルです。このファイルをWebアプリケーションサーバに配備します。配備の方法については、Interstage Application Serverのオンラインマニュアル「Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)」を参照してください。
ファイル名 | WARファイルが格納されている場所 |
---|---|
f3hksdbs.war | /opt/FJSVfcdn/webapps |
f3hksdts.war |
データベース検索入力支援部品とデータ管理サービスのアプリケーション名、および問合せ情報格納ディレクトリを指定します。データベース検索入力支援環境設定コマンドmxsetdbenvでオプション -qiを指定します。データベース検索入力支援部品およびデータ管理サービスのアプリケーション名は、手順1.で配備したときの名前です。
書式
mxsetdbenv -qi [-s 問合せ情報格納ディレクトリ] [-v データベース検索入力支援部品のアプリケーション名] [-d データ管理サービスのアプリケーション名] [-p [データ管理サービスのポート番号]] mxsetdbenv -qi -l |
機能
データベース接続環境全般を操作するオプションです。データベース接続環境全般では、以下の情報を登録または更新できます。
問合せ情報格納ディレクトリ
データベース検索入力支援部品のアプリケーション名
データ管理サービスのアプリケーション名
データ管理サービスのポート番号
例
問合せ情報格納ディレクトリ“/opt/FJSVfcdn/query”、データベース検索入力支援部品のアプリケーション名“f3hksdbs”、データ管理サービスのアプリケーション名“f3hksdts”、およびデータ管理サービスのポート番号“8080”を登録する場合
mxsetdbenv -qi -s /opt/FJSVfcdn/query -v f3hksdbs -d f3hksdts -p 8080 |
正しく登録できた場合は、メッセージは表示されません。
詳細は、「G.1 mxsetdbenvコマンド」を参照してください。