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SystemwalkerService Catalog Manager V14g インフラサービス機能運用ガイド 管理者編
Systemwalker

11.3.1 課金情報の登録

課金情報の登録方法は、サービス仕様とシステムに取り込んだL-Serverとで異なります。

サービス仕様の課金情報の登録

サービス仕様を新規に作成し、作成したサービス仕様の要素に対して、課金情報を設定します。課金情報の登録が完了したら、サービス仕様を公開します。

以下の手順で、課金情報を登録します。

  1. サービス仕様を新規に登録します。
    サービス仕様の登録方法については、“5.2 サービス仕様の登録”を参照してください。

  2. サービス仕様の課金情報を登録するために、Systemwalker Software Configuration Managerで登録済みテンプレート情報の一覧を取得します。
    テンプレート情報の一覧を取得する方法については、“Systemwalker Software Configuration Manager V14g リファレンスガイド”を参照してください。

  3. 商品マスタメンテナンスコマンドの出力機能を実行します。
    商品マスタメンテナンスコマンドの出力機能を実行すると、商品マスタに登録済みのサービス仕様の課金情報が指定した課金情報ファイルに出力されます。商品マスタメンテナンスコマンドの出力機能については“11.2.3 商品マスタメンテナンスコマンド”の“出力機能”を参照してください。
    初回の登録時にはこの操作は不要です。手順4.で、新規に課金情報ファイルを作成してください。

  4. テンプレート情報の一覧に基づいて、出力された課金情報ファイルにサービス仕様の課金情報を追記します。
    追加する課金情報の適用開始日時は、サービス仕様の公開日時よりも前の日時を指定してください。適用終了日時は省略します。課金情報ファイルの書式については、“11.2.2 課金情報ファイルの書式”を参照してください。

    例)

    商品ID

    優先度

    単価

    適用開始日時

    適用終了日時

    データA

    ID001

    0

    \200

    2011-01-01T00:00:00.000+0900

    なし

  5. 新規に公開するサービス仕様の内容(サービス仕様名、サービス仕様の概要、概算料金、適用開始日時など)を利用部門に通知してください。

  6. 商品マスタメンテナンスコマンドの登録機能を実行します。
    作成した課金情報ファイルを指定して、商品マスタメンテナンスコマンドの登録機能を実行します。商品マスタメンテナンスコマンドの登録機能については“11.2.3 商品マスタメンテナンスコマンド”の“登録機能”を参照してください。

  7. サービス仕様を公開します。
    適用開始日時にサービス仕様を公開します。サービス仕様の公開方法については、“5.3 サービス仕様の公開”を参照してください。

システムに取り込んだL-Serverの課金情報の登録【Windows】

以下の手順で、システムにL-Serverを取り込み、取り込んだL-Serverに課金情報を登録します。

  1. Systemwalker Software Configuration ManagerのL-Serverインポートコマンドを利用して、システムにL-Serverを取り込みます。
    L-Serverインポートコマンドの使用方法については、“Systemwalker Software Configuration Manager V14g リファレンスガイド”を参照してください。

    注意

    • L-Serverインポートコマンド実行時に<VMプール名>オプションを省略すると、CPU、CPUクロック、メモリ容量に対する課金情報が登録できません。

    • L-Serverインポートコマンド実行時に<ストレージプール名>オプションを省略すると、L-Serverの拡張ディスクに対する課金情報が登録できません。

  2. L-Serverインポートコマンドで自動生成されたテンプレート情報の一覧を取得します。
    テンプレート情報の一覧はSystemwalker Software Configuration Managerのテンプレート情報の一覧表示コマンドで取得できます。テンプレート情報の一覧表示コマンドの使用方法については、“Systemwalker Software Configuration Manager V14g リファレンスガイド”を参照してください。

    ポイント

    自動生成されたテンプレートを区別するには、以下のタグを確認します。

    • テンプレートID(<template><id>):L-Serverインポートコマンド実行時に出力されたテンプレートID

    • L-Server名(<template><description>):LServerインポートコマンド実行時に指定したL-Server名

  3. 商品マスタメンテナンスコマンドの出力機能を実行します。
    商品マスタメンテナンスコマンドの出力機能を実行すると、商品マスタに登録済みの課金情報が指定した課金情報ファイルに出力されます。商品マスタメンテナンスコマンドの出力機能については“11.2.3 商品マスタメンテナンスコマンド”の“出力機能”を参照してください。
    初回の登録時にはこの操作は不要です。手順4.で、新規に課金情報ファイルを作成してください。

  4. テンプレート情報の一覧に基づいて、出力された課金情報ファイルに課金情報を追記します。
    追加する課金情報の適用開始日時は、L-Serverインポートコマンド実行日時よりも前の日時を指定してください。適用終了日時は省略します。課金情報ファイルの書式については、“11.2.2 課金情報ファイルの書式”を参照してください。

    例)

    商品ID

    優先度

    単価

    適用開始日時

    適用終了日時

    データA

    ID001

    0

    \200

    2011-01-01T00:00:00.000+0900

    なし

  5. 商品マスタメンテナンスコマンドの登録機能を実行します。
    作成した課金情報ファイルを指定して、商品マスタメンテナンスコマンドの登録機能を実行します。商品マスタメンテナンスコマンドの登録機能については“11.2.3 商品マスタメンテナンスコマンド”の“登録機能”を参照してください。