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PowerReplication V4.0L11 PowerReplicationユーザーズガイド V4.0

5.2.1 自サーバでシステム異常が発生した場合

ここでは、Windowsを再起動してからレプリケーションサービスへの影響を確認するための調査方法と復旧方法を説明します。


一括同期を運用している場合

一括同期の運用中にシステム異常が発生すると、以降の運用で以下のトラブルが発生する場合があります。


上記の状態から復旧するため、前回の同期結果とスケジュールの開始状態を確認してください。


Windowsの管理ツール(サービス)およびレプリケーションマネージャを使用して、スケジュールの状態を確認してください。


  1. Windowsの管理ツール(サービス)を使用して、自動ジョブサービス「PowerReplication ATJS」が開始されていることを確認してください。
    スケジュールを設定したサーバ(定義を作成したサーバ)で、自動ジョブサービス「PowerReplication ATJS」の開始状態を確認してください。
    停止状態の場合、開始してください。


  2. レプリケーションマネージャを使用して、ツリービューから該当するサーバの"スケジュール"を選択してください。


  3. レプリケーションマネージャのリストビューウィンドウで該当するレプリケーショングループの[状態]および[結果]を参照して、スケジュールの状態と前回の同期結果が確認できます。


    スケジュール定義を「開始」の状態にしてください。


レプリケーションマネージャの操作方法は、"6.1 レプリケーションマネージャ"を参照してください。


差分同期を運用している場合

差分同期の運用中にシステム異常が発生すると、以降の運用で以下のトラブルが発生する場合があります。


上記の状態から復旧するため、レプリケーションの運用環境を点検してください。


図5.3 システム異常発生時の復旧方法