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PowerReplication V4.0L11 PowerReplicationユーザーズガイド V4.0

F.5 監査ログ情報の出力

レプリケーションでは、認証時および各種処理実行時に詳細メッセージ情報の中に監査ログが出力されます。監査ログとして出力される情報は次のとおりです。


以下に監査ログ情報の出力例を示します。これを元に詳細メッセージの参照方法を説明します。


認証チェック情報


図F.5 認証チェック情報の出力例

(a)認証が実行されました。

(b)認証を要求した接続元のホスト名またはIPアドレスです。

(c)実行されたコマンド名です。

(d)認証対象のDBMS種別です。

(e)認証方式で次のいずれかです。

(f)ユーザ名です。

(g)ドメイン名です。認証方式がデータベース認証のときは出力されません。

(h)認証結果で次のいずれかとなります。

上記の出力内容より、不当な認証要求が発生していないかを確認し、適切なセキュリティ対応処置を実施してください。


コマンド実行情報


図F.6 コマンド実行情報の出力例

(a)コマンドが実行された、または、コマンド実行が終了しました。

(b)実行されたコマンド名です。

(c)コマンドの引数です。なお、データベース認証のパスワードは"***"で出力されます。

(d)コマンド実行結果で次のいずれかとなります。


更新情報取得の状態検査コマンド(rpctldifコマンド)は、xオプション(更新情報の存在検査)を指定した場合、コマンド実行情報を出力しません。


同期実行情報

図F.7 同期実行情報の出力例

(a)同期実行が開始または終了しました。

(b)対象のDBMS種別です。

(c)対象のレプリケーショングループ名です。

(d)同期実行の形態とモードです。

(e)同期実行の要求側か否かです。

(f)同期実行の種別です。

(g)オペレータによる実行で同期実行の完了の待合せを指定しているか否かです。同期実行の要求側にのみ出力されます。

(h)同期実行結果で次のいずれかとなります。

サービス開始停止情報


図F.8 サービス開始/停止の出力例

(a)サービスが開始または停止されました。

(b)サービス開始/停止情報です。

(c)サービス開始/停止の結果で次のいずれかとなります。

更新情報操作情報


図F.9 更新情報操作の出力例

(a)更新情報の操作が実行されました。

(b)更新情報の操作種別です。

(c)対象のDBMS種別です。

(d)対象のレプリケーショングループ名です。

(e)更新情報操作の結果で次のいずれかとなります。

スケジュール操作情報


図F.10 スケジュール操作の出力例

(a)スケジュールの操作が実行されました。

(b)スケジュールの操作種別です。

(c)対象のDBMS種別です。

(d)対象のレプリケーショングループ名です。

(e)スケジュール操作の結果で次のいずれかとなります。