ここでは、サーバ仮想化ソフトウェア製品としてVMwareを利用する場合のシステム構成について説明します。
システム構成例
VMware ESXを利用する場合のシステム構成例は以下のとおりです。
図G.1 VMware ESXを利用する場合のシステム構成例
*1: 必須ソフトウェアについては、「1.3.2.2 必須ソフトウェア」を参照してください。
VMware ESXiを利用する場合のシステム構成例は以下のとおりです。
図G.2 VMware ESXiを利用する場合のシステム構成例
*1: 必須ソフトウェアについては、「1.3.2.2 必須ソフトウェア」を参照してください。
注意
ラックマウント型サーバの構成例は、上記の図からシャーシとマネジメントブレードを削除した構成になります。
ネットワーク設定の簡易化
本製品では、L-Serverを作成する際のネットワーク設定を簡易化できます。
利用するハードウェア(ブレードサーバやラックマウントサーバ)や、L-Serverのネットワーク構成を冗長化する/しないによって設定する範囲が異なります。
詳細は、「1.2.6 ネットワーク設定の簡易化」を参照してください。
ネットワーク構成例
VMwareを利用する場合のネットワーク構成例は以下のとおりです。
図G.3 ネットワークリソースを用いたLANスイッチブレードと仮想スイッチの設定【VMware】
注意
VMwareの環境でL-Serverのネットワーク設定を自動的に行った場合は、仮想スイッチと物理ネットワークアダプターをVMwareチーミングにより冗長化する構成になります。
本製品は、スイッチモードの場合だけ、LANスイッチブレードの設定を行います。
管理LANと業務LANは物理的に分けて構築してください。詳細については、「3.3 ネットワーク環境の事前準備」を参照してください。
L-Server作成手順
L-Server作成手順は以下のとおりです。
図G.4 本製品導入の流れ
セットアップの事前準備については、「G.1.2 セットアップのための事前準備」を参照してください。
インストールについては、「G.1.3 インストール」を参照してください。
セットアップについては、「G.1.4 セットアップ」を参照してください。
L-Serverの作成については、「G.1.5 L-Server作成」を参照してください。
ポイント
VMware ESXを利用する場合は、エージェントとして、本製品のエージェントおよびServerView for VMwareエージェントをインストールしてください。
VMware ESXiを利用する場合は、エージェントとして、ServerView ESXi CIM Providerエージェントをインストールしてください。