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ServerView Resource Orchestrator V2.3.0 ユーザーズガイド

1.3.2 ソフトウェア条件

ここでは、本製品をインストールする際のソフトウェア条件について説明します。


1.3.2.1 基本ソフトウェア

本製品を使用する場合、以下の基本ソフトウェアが必要です。

表1.16 基本ソフトウェア一覧

ソフトウェア名

基本ソフトウェア

備考

マネージャー【Windows】

Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard (x86, x64)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise (x86, x64)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Standard
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Enterprise
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Datacenter

SP1以降に対応します。
Server Coreインストールオプションはサポートしていません。

Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard x64 Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise x64 Edition

SP2以降に対応します。

マネージャー【Linux】

Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.5 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.5 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.4 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.4 (for Intel64)

ドライバキット、アップデートキットなどの必須ソフトウェアがある場合は、それらを準備してください。
必須ソフトウェアについては、各サーバ用の取扱説明書、またはLinuxのインストールガイドを参照してください。

エージェント【Windows】

Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard (x86, x64)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise (x86, x64)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Standard
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Enterprise
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Datacenter

SP1以降に対応します。
Server Coreインストールオプションはサポートしていません。

Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard x64 Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise x64 Edition

SP2以降に対応します。

エージェント【Linux】

Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.6 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.6 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.5 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.5 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.4 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.4 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.3 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.3 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.2 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.2 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.1 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.1 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5 (for Intel64)

ドライバキット、アップデートキットなどの必須ソフトウェアがある場合は、それらを準備してください。
必須ソフトウェアについては、各サーバ用の取扱説明書、またはLinuxのインストールガイドを参照してください。

エージェント【VMware】

VMware vSphere(TM) 4
VMware vSphere(TM) 4.1

本製品は、VMware ESXホスト上にインストールします。

エージェント【Hyper-V】

Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Enterprise
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Datacenter

SP1以降に対応します。
Server Coreインストールオプションはサポートしていません。
Hyper-Vの役割をオンにしてください。
MSFCを追加してください。
Windowsマネージャーだけのサポートになります。

エージェント【Oracle VM】

Oracle VM 3.0

-

エージェント【Xen】

Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.4 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.4 (for Intel64)

-

HBA address rename設定サービス【Windows】

Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard (x86, x64)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise (x86, x64)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Standard
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Enterprise
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Datacenter

Server Coreインストールオプションはサポートしていません。

Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard x64 Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise x64 Edition

SP2以降に対応します。

Microsoft(R) Windows Vista(R) Business
Microsoft(R) Windows Vista(R) Enterprise
Microsoft(R) Windows Vista(R) Ultimate

-

Microsoft(R) Windows(R) XP Professional Edition

SP2以降に対応します。

Microsoft(R) Windows(R) 7 Professional
Microsoft(R) Windows(R) 7 Ultimate

-

HBA address rename設定サービス【Linux】

Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.5 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.5 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.4 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.4 (for Intel64)

ドライバキット、アップデートキットなどの必須ソフトウェアがある場合は、それらを準備してください。
必須ソフトウェアについては、各サーバ用の取扱説明書、またはLinuxのインストールガイドを参照してください。

注意

本製品のエージェントをサポートしていないOSにインストールしようとすると、インストールに失敗します。

【Hyper-V】
管理対象サーバでHyper-Vを利用する場合は、管理サーバのOSはWindowsだけサポートします。

【Xen】
管理対象サーバでRHEL5-Xenを利用する場合は、管理サーバのOSはLinuxだけサポートします。

本製品が利用するサーバ仮想化ソフトウェア製品の機能には、本製品との併用をサポートしていない機能があります。利用しないでください。

【Hyper-V】
SCVMMは、VMware vCenter Serverを通してVMware ESXを管理できます。しかし、本製品では、SCVMM経由でVMware ESXを管理できません。このような構成のVMware ESXを管理する場合、VMware vCenter Serverを本製品に登録してください。

表1.17 本製品と併用することをサポートしていない機能一覧

サーバ仮想化ソフトウェア製品

本製品と併用することをサポートしていない機能

VMware vSphere (TM) 4
VMware vSphere (TM) 4.1

Cisco Nexus 1000V仮想スイッチ

Microsoft(R) System Center Virtual Machine Manager 2008 R2

  • 記憶域の移行

  • バーチャルマシンの保存先を変更しての移行

  • バーチャルマシンのライブラリに保管

Oracle VM Manager

テンプレート

注意

  • L-Server作成時にWindowsのイメージを指定した場合、イメージ配付時に、Microsoft社の提供するSysprepを利用して、サーバ固有の情報が再設定されます。また、Sysprepを実行すると、ユーザー情報やOSの設定情報が初期化されます。
    Sysprepについては、Microsoft社から提供されている情報を参照してください。

  • 処理実行中にマネージャーの停止や再起動を行った場合は、マネージャーの起動後に、実行中の処理が再実行されます。
    再実行中の処理が完了するまでは、実行対象のリソースを操作しないようにしてください。

  • イメージのOSがWindows Server 2008など、アクティベーションの方式にMAKライセンス認証を使用している場合、Sysprepの実行回数は累積で3回までに制限されます。Sysprepはイメージ指定のL-Server作成時、またはクローニングマスタ採取時に実行されるため、クローニングマスタの採取とイメージ指定のL-Server作成を4回以上行えません。そのためクローニングマスタを配付したL-Serverからクローニングマスタを採取せず、専用のマスタサーバからを採取することをお勧めします。なお、VMwareでテンプレート機能を使用したゲストOSのカスタマイズを行った場合、またはSCVMMでテンプレート作成を行った場合にもSysprepは実行され累積回数に含まれます。

【Windows】【VMware】
クローニングマスタを利用して作成したL-Serverからクローニングマスタを採取する場合は、以下に注意してください。

  • 作成したあとで一度も起動していないL-Serverは、サーバ固有情報が設定されていないため、そのL-Serverから採取したクローニングマスタを利用するとL-Serverの作成に失敗する場合があります。クローニングマスタを採取する場合は、対象のL-Serverを必ず一度起動し、サーバ固有情報をL-Serverに設定してください。

【Oracle VM】
イメージ配付時に[OS]タブの情報は設定できません。

管理クライアントに本製品のソフトウェアのインストールは必要ありませんが、以下の基本ソフトウェアが必要です。

表1.18 管理クライアントの基本ソフトウェア一覧

基本ソフトウェア名(OS)

備考

Microsoft(R) Windows(R) 7 Professional
Microsoft(R) Windows(R) 7 Ultimate

-

Microsoft(R) Windows Vista(R) Business
Microsoft(R) Windows Vista(R) Enterprise
Microsoft(R) Windows Vista(R) Ultimate

SP1以降に対応します。

Microsoft(R) Windows(R) XP Professional operating system

SP3以降に対応します。

Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard (x86, x64)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise (x86, x64)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Standard
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Enterprise
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Datacenter

Server Coreインストールオプションはサポートしていません。

Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard x64 Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise x64 Edition

SP2以降に対応します。

表1.19 必須パッチ

ソフトウェア名

基本ソフトウェア名(OS)

パッチID/一括修正

マネージャー【Windows】

Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2 Standard x64 Edition

KB942589の修正プログラム (*1)

Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2 Enterprise x64 Edition

KB942589の修正プログラム (*1)

PRIMECLUSTER GLS

TP002714XP-06

マネージャー【Linux】

Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5 (for x86)

一括修正 U09091 (5.4対応)
一括修正 U10041 (5.5対応)

Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5 (for Intel64)

一括修正 U09091 (5.4対応)
一括修正 U10041 (5.5対応)

エージェント【Windows】

PRIMECLUSTER GLS

TP002714XP-06

エージェント【Windows/Hyper-V】

ありません

-

エージェント【VMware】

ありません

-

エージェント【Linux】

Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5 (for x86)

一括修正 U07121 (5.1対応)
一括修正 U08071 (5.2対応)
一括修正 U09031 (5.3対応)
一括修正 U09091 (5.4対応)
一括修正 U10041 (5.5対応)

Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5 (for Intel64)

一括修正 U07121 (5.1対応)
一括修正 U08071 (5.2対応)
一括修正 U09031 (5.3対応)
一括修正 U09091 (5.4対応)
一括修正 U10041 (5.5対応)

エージェント【Xen】

ありません

-

エージェント【Oracle VM】

ありません

-

HBA address rename設定サービス【Windows】

ありません

-

HBA address rename設定サービス【Linux】

Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5 (for x86)

一括修正 U09091 (5.4対応)
一括修正 U10041 (5.5対応)

Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5 (for Intel64)

一括修正 U09091 (5.4対応)
一括修正 U10041 (5.5対応)

*1: 管理サーバと異なるサブネットに属する管理対象サーバを、管理する場合に必要です。

【Hyper-V】
マネージャー、エージェント、SCVMM、SCVMMエージェントおよびWindowsゲストOSには、Microsoft Updateなどを利用して、最新の更新プログラムを適用してください。

VMゲストにはOSごとに提供されている最新の統合サービスをインストールする必要があります。


1.3.2.2 必須ソフトウェア

本製品を使用する場合、以下のソフトウェアが必要です。

表1.20 必須ソフトウェア一覧

ソフトウェア名

必須ソフトウェア名

バージョン

備考

マネージャー【Windows】

ServerView Operations Manager for Windows (*1、*2)
(旧名称ServerView Console for Windows)

V4.20.25以降

RCコンソールからサーバ管理ソフトウェアのWeb UIを呼び出す場合に必要です。
「ServerView Resource Coordinator VE インストールガイド」の「2.1.1.1 ソフトウェアの準備と確認」の「ServerView Operations Manager 4.X for Windowsの設定」を参照してください。
VIOMを使用する場合、VIOMのマニュアルを参照し、サポートされているServerView Operations Managerのバージョンを使用してください。

V5.00以降

VMware ESXiを管理対象サーバとして利用する場合に必要です。
VMware ESXiがサポートされているバージョンのServerView Operations Managerを使用してください。

V5.10.03以降

RCコンソールからサーバのコンソール画面を呼び出す場合に必要です。

サーバのコンソール画面呼出しがサポートされているバージョンのServerView Operations Managerを使用してください。

コンソール画面を呼び出す場合、ServerView Operations Managerは、本製品のマネージャーと同一マシンにインストールしてください。

また、ServerView Operations Managerに監視対象サーバを登録する際は、iRMCサーバのIPアドレスを指定してください。

Microsoft(R) LAN Managerモジュール (*1)

-

バックアップ・リストア、クローニングを行う場合に必要です。
Microsoft社のFTPサイトから入手してください。 (*3)

BACS
または
Intel PROSet
または
PRIMECLUSTER GLS for Windows (*1)

-

管理サーバの管理LANを冗長化する場合に必要です。

ServerView RAID (*1、*2)

-

ローカルディスク(*4)でRAIDを構成している場合に必要です。

ServerView Virtual-IO Manager (*1)

2.4以降

ブレードサーバで物理L-Serverを作成する場合に必要です。

VMware vCenter Server (*1)
(旧名称VMware VirtualCenter)

4.0
4.1

【VMware】
VMゲスト、VMホストの管理に必要です。
マネージャーと同じ管理サーバ上にも、異なるサーバ上にも配置できます。

SNMP Trap Service (*1)

-

-

DHCP Server (*1)
(OS標準のサービス)

-

管理サーバと異なるサブネットに属する管理対象サーバを管理する場合に必要です。

Microsoft(R) System Center Virtual Machine Manager 2008 R2 (*1)

-

【Hyper-V】
VMゲスト、VMホストの管理に必要です。
マネージャーと同じ管理サーバ上や異なるサーバ上にも配置できます。
また、複数のライブラリサーバを構築することもできます。
SCVMMサーバのMaxShellsPerUserの設定」を参照して、最大6セッションの多重制御ができるように設定してください。

Windows PowerShell (*1)

2.0

【Hyper-V】
VMゲスト、VMホストの管理に必要です。

ETERNUS SF Storage Cruiserマネージャー (*1)

14.2以降

物理L-Serverに、ETERNUSのLUNを接続する場合に必要です。
マネージャーと同じ管理サーバ上にインストールしてください。

NavisecCLI (*1)

7.30以降

物理L-ServerにEMC CLARiXのLUNを接続する場合に必要です。

マネージャーと同じ管理サーバ上にインストールしてください。

SymCLI (*1)

-

物理L-ServerにEMC Symmetrix DMXのデバイスを接続する場合に必要です。

マネージャーと同じ管理サーバ上にインストールしてください。

Solutions Enabler (*1)

7.1.2以降

物理L-ServerにEMC Symmetrix DMXのデバイスを接続する場合に必要です。

Solutions Enablerが動作するサーバとストレージをファイバーチャネル接続する必要があります。

マネージャーと同じ管理サーバ上にも、異なる管理サーバ上にもインストールできます。

Oracle VM Manager (*1)

2.1以降

【Oracle VM】
VMゲスト、VMホストの管理に必要です。

マネージャー【Linux】

ServerView Operations Manager for Linux (*1)

V4.81.05以降

RCコンソールからサーバ管理ソフトウェアのWeb UIを呼び出す場合に必要です。

V5.00以降

VMware ESXiを管理対象サーバとして利用する場合に必要です。
VMware ESXiがサポートされているバージョンのServerView Operations Managerを使用してください。

V5.10.03以降

RCコンソールからサーバのコンソール画面を呼び出す場合に必要です。

サーバのコンソール画面呼出しがサポートされているバージョンのServerView Operations Managerを使用してください。

コンソール画面を呼び出す場合、ServerView Operations Managerは、本製品のマネージャーと同一マシンにインストールしてください。

また、ServerView Operations Managerに監視対象サーバを登録する際は、iRMCサーバのIPアドレスを指定してください。

Microsoft(R) LAN Managerモジュール (*1)

-

バックアップ・リストア、クローニングを行う場合に必要です。
Microsoft社のFTPサイトから入手してください。 (*3)

PRIMECLUSTER Enterprise Edition (*1)

4.3A00以降

管理サーバでクラスタを構成する場合にどちらかのソフトウェアが必要です。
サポート形態はスタンバイ型クラスタの1:1運用待機型です。

PRIMECLUSTER HA Server (*1)

4.3A00以降

PRIMECLUSTER GLS (*1)

-

管理サーバの管理LANを冗長化する場合に必要です。

VMware vCenter Server (*1)
(旧名称VMware VirtualCenter)

4.0
4.1

VMゲスト、VMホストの管理に必要です。

net-snmpパッケージ (*1)

-

OSのインストール媒体に含まれています。

ETERNUS SF Storage Cruiserマネージャー (*1)

14.2以降

物理L-Serverに、ETERNUSのLUNを接続する場合に必要です。
マネージャーと同じ管理サーバ上にインストールしてください。

NavisecCLI (*1)

7.30以降

物理L-ServerにEMC CLARiXのLUNを接続する場合に必要です。

マネージャーと同じ管理サーバ上にインストールしてください。

SymCLI (*1)

-

物理L-ServerにEMC Symmetrix DMXのデバイスを接続する場合に必要です。

マネージャーと同じ管理サーバ上にインストールしてください。

Solutions Enabler (*1)

7.1.2以降

物理L-ServerにEMC Symmetrix DMXのデバイスを接続する場合に必要です。

Solutions Enablerが動作するサーバとストレージをファイバーチャネル接続する必要があります。

マネージャーと同じ管理サーバ上にも、異なる管理サーバ上にもインストールできます。

Systemwalker Software Configuration Manager (*1)

-

RHEL5-Xenを利用する場合に必要です。

Oracle VM Manager (*1)

2.1以降

【Oracle VM】
VMゲスト、VMホストの管理に必要です。

エージェント【Windows】

ServerView Agent for Windows (*2)

V4.50.05以降

-

"setupcl.exe"モジュール
"sysprep.exe"モジュール

-

バックアップ・リストア、クローニングを行う場合に必要です。
Microsoft社のウェブサイトを参照して、最新版のモジュールを入手してください。 (*5)
なお、Windows Server 2008は、OSにすでに設定済みのため、新たに入手する必要はありません。

Intel PROSet
または
PRIMECLUSTER GLS for Windows (*2)

-

管理対象サーバの管理LAN、業務LANを冗長化する場合に必要です。

ServerView RAID (*2)

-

ローカルディスク(*4)でRAIDを構成している場合に必要です。

ETERNUS マルチパスドライバ

V2.0L10以降

サーバとストレージ装置(ETERNUS)をマルチパス接続する場合に必要です。
OS、ストレージ種別により必要なバージョンが異なります。ETERNUSマルチパスドライバのサポート情報を参照してください。

Data ONTAP DSM

3.2R1以降

サーバとストレージ装置(NetApp)を接続する場合に必要です。
OS、ストレージ種別により必要なバージョンが異なります。Data ONTAP DSMのサポート情報を参照してください。

PowerPath

5.3以降

サーバとストレージ装置(EMC CLARiXまたはEMC Symmetrix DMX)をマルチパス接続する場合に必要です。

OS、ストレージ種別により必要なバージョンが異なります。PowerPathのサポート情報を参照してください。

エージェント【Linux】

ServerView Agent for Linux (*2)

V4.50.12以降

-

PRIMECLUSTER GLS (*2)

4.2A00以降

管理対象サーバの管理LAN、業務LANを冗長化する場合に必要です。

ServerView RAID (*2)

-

ローカルディスク(*4)でRAIDを構成している場合に必要です。

ETERNUS マルチパスドライバ

V2.0L02以降

サーバとストレージ装置(ETERNUS)をマルチパス接続する場合に必要です。
OS、ストレージ種別により必要なバージョンが異なります。ETERNUSマルチパスドライバのサポート情報を参照してください。

PowerPath

5.3

サーバとストレージ装置(EMC CLARiXまたはEMC Symmetrix DMX)をマルチパス接続する場合に必要です。

OS、ストレージ種別により必要なバージョンが異なります。PowerPathのサポート情報を参照してください。

エージェント【VMware】

ServerView Agent for VMware (*2)

V4.30-20以降

エージェントがVMware ESXiの場合は必要ありません。

ServerView RAID (*2)

-

ローカルディスク(*4)でRAIDを構成している場合に必要です。

ServerView ESXi CIM Provider

1.10.01以降

VMware ESXiの場合に必要です。

エージェント【Hyper-V】

ServerView Agent for Windows (*2)

V4.50.05以降

-

"setupcl.exe"モジュール
"sysprep.exe"モジュール

-

バックアップ・リストア、クローニングを行う場合に必要です。
Microsoft社のウェブサイトを参照して、最新版のモジュールを入手してください。 (*5)
なお、Windows Server 2008は、OSにすでに設定済みのため、新たに入手する必要はありません。

Intel PROSet

15.6.25.0以降

ブレードサーバでIntel PROSetを利用して、以下の設定を自動で行う場合に必要です。

  • 仮想ネットワークの作成とNICの接続

  • LANスイッチブレードの、サーバブレード側の接続ポートの設定

  • サーバブレード側のポートと外部接続ポートとの接続

以下の場合は、必要ありません。

  • ブレードサーバでL-Serverのネットワークの冗長化を行わない場合

  • ブレードサーバ以外の場合

PRIMECLUSTER GLS for Windows (*2)

-

ブレードサーバでPRIMECLUSTER GLSを利用して冗長化を行ったあと、以下の設定を自動で行う場合に必要です。

  • 仮想ネットワークの作成とNICの接続

  • LANスイッチブレードの、サーバブレードの接続ポートの設定

  • サーバブレードのポートと外部接続ポートとの接続

以下の場合は、必要ありません。

  • ブレードサーバでL-Serverのネットワークの冗長化を行わない場合

  • ブレードサーバ以外の場合

詳細は、「1.2.6 ネットワーク設定の簡易化」を参照してください。

エージェント【Xen】

ServerView Agent for Linux

V4.81-14以降

PRIMEQUESTシリーズを利用する場合に必要です。

ServerView RAID (*2)

-

ローカルディスク(*4)でRAIDを構成している場合に必要です。

PRIMECLUSTER GDS

-

RHEL5-Xenを利用する場合に必要です。

エージェント【Oracle VM】

ServerView Agent for Linux

5.0以降

-

HBA address rename設定サービス【Windows】

Windows(R) Internet Explorer(R)

7
8

以下の場合に必要です。

  • オンラインヘルプを表示する場合

  • ラックマウントサーバで物理L-Serverを作成する場合

HBA address rename設定サービス【Linux】

Firefox

3

以下の場合に必要です。

  • オンラインヘルプを表示する場合

  • ラックマウントサーバで物理L-Serverを作成する場合

*1 特に説明がない場合、マネージャーと同一サーバにインストールしてください。
*2: PRIMERGYシリーズを利用する場合に必要です。
クラスタシステムへマネージャーをインストールする場合は、プライマリーノードとセカンダリノードへのインストールが必要です。
*3: 以下のMicrosoft社のFTPサイトから入手してください。

Microsoft社のFTPサイト

URL: ftp://ftp.microsoft.com/bussys/clients/msclient/dsk3-1.exe (2011年7月時点)

*4: ローカルディスクには、サーバの内蔵ディスクとストレージブレードを含みます。
*5: インストールするシステムのCPUアーキテクチャー(x86, x64)やOSのバージョンに応じて入手するファイルが異なります。入手するモジュールについてはMicrosoft社のウェブサイトで確認してください。

Microsoft社のウェブサイト

URL(x86):
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=93F20BB1-97AA-4356-8B43-9584B7E72556&displaylang=ja (2011年7月時点)

URL(x64):
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=C2684C95-6864-4091-BC9A-52AEC5491AF7&displaylang=ja (2011年7月時点)

最新版のモジュールを入手後、インストールするシステムの作業用フォルダー(C:\tempなど)に配置し、展開してください。
展開方法については、「4.2 エージェントのインストール」の「必須ソフトウェアの確認」を参照してください。
なお、配置したモジュールはエージェントのインストール後は必要ありません。

管理クライアントには、以下のソフトウェアが必要です。

表1.21 管理クライアントの必須ソフトウェア一覧

必須ソフトウェア名

バージョン

備考

Windows(R) Internet Explorer(R)

7
8
9

-

Java(TM) 2 Runtime Environment Standard Edition

(*1)

管理クライアントで、ServerView Operations Managerの管理画面、VM管理画面、またはコンソール画面を表示する場合に必要です。

VMware vSphere(TM) Client

4.0
4.1

管理クライアントで、管理対象サーバのVMwareや、VM管理製品との連携機能を利用する場合に必要です。【VMware】

Hyper-V Manager

-

管理クライアントで、管理対象サーバのHyper-Vとの連携機能を利用する場合に必要です。
Windows XPとWindows 2003での動作はサポートされていません。【Hyper-V】

Microsoft(R) System Center Virtual Machine Manager 2008 R2 VMM 管理者コンソール

-

管理クライアントで、VM管理製品との連携およびL-Serverコンソール接続を利用する場合に必要です。【Hyper-V】

ETERNUS SF Storage Cruiserクライアント

14.2以降

管理クライアントでストレージの詳細情報を確認する場合に必要です。
Windows 2003 x64 Editionでの動作はサポートされていません。

*1: ServerView Operations Managerの管理画面を表示する場合は、ServerView Operations Managerのマニュアルを参照してください。

VM管理画面を表示する場合は、バージョン1.5以降が必要です。


1.3.2.3 排他ソフトウェア

本製品は、以下の製品、およびリソースコーディネータ、クラウドインフラマネジメントソフトウェアとは併用できません。

表1.22 排他ソフトウェアの一覧

ソフトウェア名

製品名

マネージャー【Windows】

SystemcastWizard

SystemcastWizard Professional

SystemcastWizard Lite

ServerView Installation Manager (*1)

マネージャー【Linux】

Server System Manager

エージェント【Windows/Hyper-V】

Server System Manager

SystemcastWizard

SystemcastWizard Professional

SystemcastWizard Lite

エージェント【Linux】

Server System Manager

SystemcastWizard

SystemcastWizard Professional

SystemcastWizard Lite

エージェント【VMware】

-

エージェント【Xen】

-

エージェント【Oracle VM】

-

*1: 本製品のマネージャーはPXEサーバを含むため、ServerView Installation Managerのリモートインストールに必要なPXEサーバとの併用はできません。

注意

  • 本製品の管理サーバは、ServerView Resource Coordinator VE V2.2.2 Agentを管理できます。この場合、ServerView Resource Coordinator VEの機能範囲で利用できます。

  • 本製品の管理サーバとServerView Resource Coordinator VEの管理サーバで同一のリソースを管理できません。

  • 本製品のマネージャーは、SystemcastWizard Professionalのコンポーネントを一部含んでいます。したがって、SystemcastWizardと同一サブネットに配置して運用できません。

    また、SystemcastWizard Professional(以降、ScwPro)、またはSystemcastWizard Lite(以降、ScwLite)と、同一サブネットに配置する場合は、以下に注意してください。

    • ScwProとScwLiteを簡易DHCPサーバで運用し、ノンアグレッシブモードで使用してください。また、簡易DHCPで割り当てるIPアドレスのスコープ範囲が、本製品の管理対象サーバのIPアドレスと重複しないように設定してください。

    • 本製品の管理対象サーバは、ScwProとScwLiteで同時に管理できません。

      本製品に登録したサーバをScwProとScwLiteに登録しないでください。

    • 複数のサーバを同時に操作する場合は、ScwProのマルチキャストIPアドレスの設定を変更し、本製品のマネージャーと重複しないようにしてください。

  • 本製品のマネージャーは、DHCPサーバとPXEサーバの機能を含んでいます。したがって、管理サーバ上に、ほかのDHCPサーバやPXEサーバの機能を持った製品やサービスを配置しないでください。同一ネットワークには共存できます。

    DHCPサーバやPXEサーバを含む商品の例

    • Windows Server 2003の"リモート インストール サービス"、またはWindows Server 2008/Windows Server 2003の"Windows 展開サービス"

    • Windows Server 2003のADS(Automated Deployment Services)

    • Boot Information Negotiation Layer(BINLSVC)

    • ServerStart(リモートインストール機能利用時)

    • ServerView Installation Manager

    • Solaris JumpStart

【Windows】

  • Windowsサーバのドメインタイプによって、以下の表のような機能差があります。

    表1.23 ドメインタイプごとの機能の制約

    ドメインタイプ

    バックアップ・リストア

    クローニング

    バックアップ・リストア方式のサーバ切替え

    ドメインコントローラー

    ×

    ×

    ×

    メンバーサーバ (*1)

    △ (*2)

    △ (*2、*3)

    △ (*2、*4)

    ワークグループ

    ○: 利用できます。
    △: 追加の操作が必要です。
    ×: 利用できません。
    *1: Windows NTドメインまたはActive Directoryのメンバーサーバです。
    *2: 操作のあとにWindows NTドメインまたはActive Directoryに参加し直してください。
    *3: クローニングマスタを採取する前に、Windows NTドメインまたはActiveDirectoryに参加していない状態にしてください。
    *4: 自動リカバリーを利用して切り替えた場合も、業務を開始する前にWindows NTドメインまたはActive Directoryに参加し直してください。

【Windows/Linux】

  • 詳細については、ScwProとScwLite に関する以下の技術情報を参照してください。

    URL: http://software.fujitsu.com/jp/scw-dcw/tech/tech28.html (2011年7月時点)


1.3.2.4 静的ディスク容量

本製品を新規にインストールする場合、以下の静的ディスク容量が必要です。ディスク容量は、確認する環境の違いに応じて、多少変動します。

表1.24 静的ディスク容量

ソフトウェア名

フォルダー

ディスク容量(単位:MB)

マネージャー【Windows】

インストルフォルダ (*1)

800

マネージャー【Linux】

/opt

570

/etc/opt

4

/var/opt

120

エージェント【Windows/Hyper-V】

インストールフォルダ (*1)

100

エージェント【Linux】

/opt

90

/etc/opt

5

/var/opt

5

エージェント【VMware】

/opt

90

/etc/opt

5

/var/opt

5

エージェント【Xen】

/opt

90

/etc/opt

5

/var/opt

5

エージェント【Oracle VM】

/opt

90

/etc/opt

5

/var/opt

5

*1: 本ソフトウェアのインストール時に指定するインストールフォルダー名です。
WindowsがC:\にインストールされている場合のデフォルトは以下のとおりです。
C:\Program Files\Resource Orchestrator


1.3.2.5 動的ディスク容量

本製品を使用する場合、各フォルダーには、静的ディスク容量に加えて以下のディスク容量が必要です。各項目については、「ServerView Resource Coordinator VE インストールガイド」の「1.1.2.5 動的ディスク容量」を参照してください。

表1.25 動的ディスク容量

ソフトウェア名

フォルダー

ディスク容量(単位:MB)

マネージャー【Windows】

インストールフォルダ (*1)

2400 + 管理対象サーバ数 * 4

環境データ格納域

イメージファイル格納フォルダ (*2)

イメージファイル格納域 (*3)

構成定義情報のバックアップ格納フォルダー

構成定義情報のバックアップ格納域

L-Server復旧ログ格納フォルダー

L-Server復旧ログ格納域 (*4)

マネージャー【Linux】

/etc

2

/var/opt

2400 + 管理対象サーバ数 * 4

環境データ格納域

イメージファイル格納ディレクトリ (*2)

イメージファイル格納域 (*3)

構成定義情報のバックアップ格納フォルダー

構成定義情報のバックアップ格納域

L-Server復旧ログ格納フォルダー

L-Server復旧ログ格納域 (*4)

エージェント【Windows/Hyper-V】

インストールフォルダ (*1)

60

エージェント【Linux】

/etc

1

/var/opt

1

エージェント【VMware】

/etc

1

/var/opt

1

HBA address rename設定サービス【Windows】

インストールフォルダ (*1)

60

HBA address rename設定サービス【Linux】

/etc

1

/var/opt

60

エージェント【Xen】

/etc

1

/var/opt

1

エージェント【Oracle VM】

/etc

1

/var/opt

1

*1: 本ソフトウェアのインストール時に指定するインストールフォルダー名です。
WindowsがC:\にインストールされている場合のデフォルトは以下のとおりです。
C:\Program Files\Resource Orchestrator
*2: 本ソフトウェアのインストール時に指定するイメージファイル格納フォルダー(ディレクトリ)名です。
【Windows】
WindowsがC:\にインストールされている場合のデフォルトは以下のとおりです。
C:\Program Files\Resource Orchestrator\ScwPro\depot
【Linux】
デフォルトは以下のとおりです。
var/opt/FJSVscw-deploysv/depot
*3: RCVEで物理サーバのクローニングに用いるクローニングマスタを利用したイメージの格納域です。
L-Serverのクローニングマスタは、サーバ種別に関係なく、イメージプールに格納されます。
*4: 構成定義情報のバックアップ格納域およびL-Server復旧ログ格納域は定義で指定できます。指定したディスクの配置に応じて見積ってください。構成定義情報のバックアップ格納域およびL-Server復旧ログ格納域のディスク容量や内容の詳細は、「付録E 管理サーバのバックアップ・リストア」を参照してください。


1.3.2.6 メモリ容量

本製品を使用する場合、以下のメモリ容量が必要です。

表1.26 メモリ容量

ソフトウェア名

メモリ容量(単位:MB)

マネージャー【Windows】

3072

マネージャー【Linux】

3072

エージェント【Windows/Hyper-V】

32

エージェント【Linux】

32

エージェント【VMware】

32

エージェント【Xen】

32

エージェント【Oracle VM】

32