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ServerView Resource Orchestrator V2.3.0 ユーザーズガイド

6.9 L-Serverへのリソースの割当てと解放

ここでは、L-Serverへのリソースの割当てと解放について説明します。

L-Serverに割り当てる資源が存在しない環境でも、事前にL-Serverの定義だけを作成しておくなど、柔軟な構築・運用が行えます。

L-Serverを作成する際に、以下を設定します。

注意

サーバ仮想化ソフトウェア製品からVMゲストを削除したL-Serverは、リソース割当て状態が"unknown"と表示されます。

対処法については、「ServerView Resource Orchestrator リファレンスガイド」の「4.4 L-Serverの作成または起動以外の、L-Serverの操作」の「L-Serverの状態がunknownと表示され、削除以外のL-Serverの操作を行っても、「メッセージ番号 67154」または「メッセージ番号 67178」が表示される。」を参照してください。

図6.1 L-Serverの状態遷移

未定義状態(undefined)以外の状態で、L-Serverの削除が行えます。


構成定義情報の変更

定義済み状態(defined)のL-Serverの変更は、以下の手順で行います。

  1. オーケストレーションツリーで対象のL-Serverを右クリックし、表示されたメニューで[設定変更]-[定義情報]を選択します。

    [L-Serverの定義変更]ダイアログが表示されます。

  2. [L-Serverの定義変更]ダイアログで変更する項目を修正し、<OK>ボタンをクリックします。

    L-Serverの定義情報が変更されます。

コマンドでは、rcxadm lserver modifyを実行します。

rcxadm lserver modifyコマンドについては、「ServerView Resource Orchestrator リファレンスガイド」の「1.3.1 rcxadm lserver」を参照してください。