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ServerView Resource Orchestrator V2.3.0 ユーザーズガイド

6.3.5 ネットワークリソースの設定変更

ここでは、ネットワークリソースの設定変更を行う方法について説明します。

以下の項目が変更できます。

表6.3 ネットワークリソースの変更項目

操作

L-Serverの状態

物理L-Server

物理L-Server

(iSCSIブート)

仮想L-Server

定義済み

リソース未割当て

リソース割当て済み

すべて

定義済み

リソース未割当て

リソース割当て済み

IPアドレスの変更

(管理LAN/業務LAN) (*1)

○ (*2)

-

-

NICまたはNICグループに接続するネットワークリソースの変更

-

○ (*2)

-

-

NICの追加と削除

○ (*3)

-

-

-

○ (*2)

-

アンタグVLANを使用する/しないの変更

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NICまたはNICグループに接続するネットワークリソースの追加と削除

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-

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-

冗長化の変更

(例:NIC1、2の組合せをNIC3、4にする)

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-

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冗長化の追加

(例:NIC1をNIC1、2の組合せにする)

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冗長化の削除

(例:NIC1、2の組合せをNIC1だけにする)

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-

-

*1: サブネットを越えたIPアドレスの変更はできません。
*2: 仮想L-ServerのIPアドレスおよびネットワークリソース変更は、"定義済み"状態だけできます。
*3: 管理LANリソースを含むNICを削除できません。

注意

  • L-Serverの仕様を変更しても、L-ServerにインストールされているOSの設定は変更されません。変更後のL-ServerのIPアドレスおよびネットワーク情報に合わせて、OSのネットワーク設定を変更してください。

  • 物理L-Serverの場合、管理LANに使用しているNICの搭載位置は変更できません。

以下の手順で、ネットワークリソースの設定変更を行います。

  1. [L-Serverの定義変更]ダイアログを表示します。

    • L-Serverが定義済みの状態の場合

      オーケストレーションツリーで対象のL-Serverを右クリックし、表示されたメニューで[設定変更]-[定義情報]を選択します。

    • L-Serverがリソース未割当状態またはリソース割当て済み状態の場合

      オーケストレーションツリーで対象のL-Serverを右クリックし、表示されたメニューで[設定変更]-[ネットワーク構成]を選択します。

  2. 以下の項目を入力し、<OK>ボタンをクリックします。

    ネットワーク

    <選択>ボタンをクリックし、NICまたはNICグループに接続するネットワークリソースを選択します。

    IPアドレス

    L-Serverに設定するIPアドレスを入力します。入力しなかった場合、自動的にIPアドレスが割り当てられます。

    物理L-Serverの場合、以下の項目も変更できます。

    NIC

    <追加>ボタンをクリックすると、NICが追加できます。[NICの追加]ダイアログで、使用するNICの番号を選択します。NICを冗長化する場合、冗長化に使用するNICのペアを選択します。また、作成したNICのグループに接続するネットワークリソース数を選択します。

    <削除>ボタンをクリックすると、NICが削除されます。

    L-Serverの状態が、"リソース未割当て"または"リソース割当て済み"の場合、L-Server作成時に指定したNICの数にならないと<OK>ボタンが活性になりません。<OK>ボタンが非活性の場合、<追加>ボタンをクリックし、未定義のNICに構成を定義してください。

    タグなしVLAN

    NICまたはNICグループにタグなしVLANを使用するか選択します。

コマンドでは、rcxadm lserver modifyコマンドを実行します。

rcxadm lserver modifyコマンドについては、「ServerView Resource Orchestrator リファレンスガイド」の「1.3.1 rcxadm lserver」を参照してください。