ここでは、L-Serverの構成変更について説明します。
ただし、仮想L-Serverの場合、ネットワークの増設と削減はできません。
ポイント
本製品は、VM管理製品に対して定期的に問合せを行います。
VM管理製品に対して仮想マシンの構成変更を行った場合、定期更新によって仮想L-Serverで利用している仮想マシンに構成変更の内容が反映されます。
VM管理製品を操作してストレージの増設、変更、および削減を行った場合、仮想LServerのストレージの構成や状態の変化が検出されます。
本製品は、ストレージ製品に対して定期的に問合せを行います。
ストレージ管理製品を操作してストレージの変更を行った場合、物理L-Serverの、ストレージの状態の変化が検出されます。
仮想L-Serverでは、以下の情報が更新されます。
L-Server名 (*1)
CPU性能
CPU数
メモリ容量 (*2)
VM管理製品固有情報
OS種別
サーバ冗長化 (*3)
ディスク本数
ディスク番号
ディスクサイズ
デバイスパス
用途
種別
*1:仮想L-ServerのL-Server名とVM名について、以下を確認してください。
仮想L-ServerのL-Server名とVM名が同じ名前になるように設定した状態で、以下の操作を行うと、仮想L-ServerのL-Server名とVM名は同じ名前になります。
L-Serverの作成
L-Serverの基本情報の名前の変更
仮想L-ServerのL-Server名とVM名が同じ名前になるように設定した状態で、以下の操作を行うと、VMの情報の変更が検知された際にL-Server名とVM名は同じ名前になります。
L-Serverの基本情報のラベルおよびコメントの変更
L-Serverの仕様変更
仮想L-Server名とVM名を同じ名前にする設定については、「6.9.1 導入」の「表6.4 定義ファイルの指定項目一覧」を参照してください。
*2: VM管理製品としてVMwareを使用している場合、メモリ制限値の設定によって反映される値が異なります。
メモリ制限値に"制限なし"が設定されている場合、メモリサイズの設定値が反映されます。
メモリ制限値に値が設定されている場合、メモリ制限値の設定値が反映されます。
*3: VMware FTの設定または解除が行われた場合だけ更新されます。
VM管理製品上で、仮想マシンに対してディスクの追加と削除を連続して行った場合、Storage Migrationに関するイベントログが出力されます。
注意
ネットワークの情報および物理L-Serverは更新されません。
ストレージ管理製品を操作してディスクの増設および削減を行った場合、物理L-Serverのストレージの、構成の変化が検出されません。
作成した物理L-Serverの場合、以下の手順でディスクの増設および削減を反映してください。
ディスクを増設した場合
ストレージ管理製品を操作して物理サーバからディスクを削減してください。
物理サーバの電源がONの場合、事前に削減するディスクを未使用の状態にする必要があります。
物理L-Serverにディスクを増設してください。
詳細は、「6.3.3 ディスクの増設と削減」を参照してください。
ディスクを削減した場合
物理L-Serverからディスクを削減してください。
詳細は、「6.3.3 ディスクの増設と削減」を参照してください。
構築済みの物理サーバと関連付けた物理L-Serverの場合、以下の手順でディスクの増設および削減を反映してください。
ディスクを増設または削減した場合
物理サーバと物理L-Serverの関連付けを解除してください。
詳細は、「L.6 L-Serverの解除」を参照してください。
物理サーバと物理L-Serverを関連付けてください。
詳細は、「L.4 導入」を参照してください。