ここでは、L-Serverの仕様変更について説明します。以下の手順で、L-Serverの仕様変更を行います。
注意
スナップショットをリストアした直後は、L-ServerとVM管理製品が管理するVMゲストの構成に差分が生じる場合があります。
VMゲストの構成の差分は、VM管理製品に対して定期的に問い合わせ、L-Serverの構成に反映されます。
定期的な問い合わせによるL-Serverの構成の反映については、「6.3 変更」を参照してください。
物理L-Serverと仮想L-Serverの場合では、仕様変更できる項目が異なります。
仮想L-Serverと関連付けられている仮想マシンに、VMware FTが設定されている場合、サーバの冗長化設定は変更できません。
オーケストレーションツリーで対象のL-Serverを右クリックし、表示されたメニューで[設定変更]-[仕様]を選択します。
[L-Serverの仕様変更]ダイアログが表示されます。
[L-Serverの仕様変更]ダイアログで値の変更を行い、<OK>ボタンをクリックします。
[L-Serverの仕様変更]ダイアログの各項目には、現在設定されている値が表示されます。変更された項目については、項目名の前にアスタリスク("*")が付加されます。
以下の項目は、仮想L-Serverの電源が投入されていない状態で変更できます。
CPU性能
CPU数
メモリサイズ
OS種別
【Oracle VM】
OS種別は変更できません。
注意
【VMware】
メモリサイズを変更した場合、仮想マシンの以下の項目が変更されます。
メモリ制限値
メモリサイズ
ただし、メモリ制限値が"制限なし"の仮想マシンの場合、以下の項目が変更されます。
メモリサイズ
メモリ制限値の設定を変更する場合、VM管理製品で変更してください。(*1)
設定方法については、VM管理製品のマニュアルを参照してください。
【Hyper-V】
以下の構成の仮想L-Serverに対するメモリサイズの変更は行えません。
仕様変更対象の仮想L-Serverに該当するVMゲストに、動的メモリが設定されている場合
メモリサイズを変更する場合、VM管理製品で変更してください。(*1)
*1: VM管理製品に対して定期的に問い合わせ、変更した値がL-Serverの構成に反映されます。
定期的な問合せによるL-Serverの構成の反映については、「6.3 変更」を参照してください。
以下の項目は、物理L-Serverの電源が投入されていない状態で変更できます。
ブートモード
コマンドでは、rcxadm lserver modifyを実行します。
rcxadm lserver modifyコマンドについては、「ServerView Resource Orchestrator リファレンスガイド」の「1.3.1 rcxadm lserver」を参照してください。