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Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)

3.4.3 アプリケーション操作種別の設定

  マルチサーバ管理のアプリケーション操作には、以下の2つのモードがあります

  アプリケーション操作を管理サーバから行うか、管理対象サーバから行うかにより上記のモードを切り替えることができます。

  管理サーバのInterstage管理コンソールの
[統合管理] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server]画面の環境設定タブのサイトの設定でいずれかの操作モードが選択可能です。


3.4.3.1 一括操作モード

  アプリケーションの操作を管理サーバの一括管理機能を通して行うモードです。

  一括操作モードの操作可能範囲については、“3.2.1 一括操作機能”および“3.2.5 管理対象サーバにおける運用操作について”を参照してください。


  デフォルトでは、一括操作モードになります。


3.4.3.2 個別操作モード

  アプリケーションの操作を管理対象サーバのInterstage管理コンソールおよびコマンドを通して行うモードです。

  個別操作モードの操作可能範囲については、“3.2.1 一括操作機能”および“3.2.5 管理対象サーバにおける運用操作について”を参照してください。

  個別操作モードを利用することによって、マルチサーバ管理機能をSystemwalker Software Deliveryなどのソフトウェア資源配付製品と連携して使用することができます。詳細については、“6.2 Systemwalker Software Deliveryと連携したアプリケーション配付・世代管理”を参照してください。

IJServerへのアプリケーション配備時の注意事項

  個別操作モードでIJServerへアプリケーションを配備する場合、アプリケーションのサーバ間にまたがる設定が必要となります。

  個別操作モードでのアプリケーションの配備後、アプリケーションが正しく配備されているかを確認するために
[一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [ワークユニット] > [IJServer名]のアプリケーション状態/配備解除タブで「状態の再取得」を行うことを推奨します。

アプリケーション状態再取得時の注意事項

  アプリケーション状態再取得時において、以下の場合、操作に失敗します。

■個別操作モードから一括操作モードへ変更時の注意事項

  個別操作モードから一括操作モードへの変更が失敗した場合、管理コンソール上では個別操作モードのままとなり、一括管理タブから配備などの操作を行うことができません。
  その他の注意事項については、“アプリケーション状態再取得時の注意事項”と同様です。


■サイト内にV7の管理対象サーバを含む場合の注意事項

  サイト内にV7の管理対象サーバを含む場合、V7の管理対象サーバは一括操作モードのままとなります。