マルチサーバ管理のアプリケーション操作には、以下の2つのモードがあります
一括操作モード
個別操作モード
アプリケーション操作を管理サーバから行うか、管理対象サーバから行うかにより上記のモードを切り替えることができます。
管理サーバのInterstage管理コンソールの
[統合管理] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server]画面の環境設定タブのサイトの設定でいずれかの操作モードが選択可能です。
アプリケーションの操作を管理サーバの一括管理機能を通して行うモードです。
一括操作モードの操作可能範囲については、“3.2.1 一括操作機能”および“3.2.5 管理対象サーバにおける運用操作について”を参照してください。
デフォルトでは、一括操作モードになります。
アプリケーションの操作を管理対象サーバのInterstage管理コンソールおよびコマンドを通して行うモードです。
個別操作モードの操作可能範囲については、“3.2.1 一括操作機能”および“3.2.5 管理対象サーバにおける運用操作について”を参照してください。
個別操作モードを利用することによって、マルチサーバ管理機能をSystemwalker Software Deliveryなどのソフトウェア資源配付製品と連携して使用することができます。詳細については、“6.2 Systemwalker Software Deliveryと連携したアプリケーション配付・世代管理”を参照してください。
バージョンV7の管理対象サーバでは、個別操作モードは適用されません。Webサーバコネクタの移動を除き、一括操作モードと同じ操作範囲となります。
リザーブサーバでは、個別操作モードは適用されません。一括操作モードのリザーブサーバと同じ操作範囲となります。
管理対象サーバが以下のオペレーションシステムの場合、Systemwalker Software Deliveryと連携したアプリケーション配布・世代管理は行えません。
Windows Server(R) x64 Editions
Windows Server(R) for Itanium-based Systems
Linux for Intel64
Linux for Itanium
■IJServerへのアプリケーション配備時の注意事項
個別操作モードでIJServerへアプリケーションを配備する場合、アプリケーションのサーバ間にまたがる設定が必要となります。
個別操作モードでのアプリケーションの配備後、アプリケーションが正しく配備されているかを確認するために
[一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [ワークユニット] > [IJServer名]のアプリケーション状態/配備解除タブで「状態の再取得」を行うことを推奨します。
Webサーバコネクタの設定
IJServerに配備されているWebアプリケーション名をWebサーバコネクタに設定する必要があります。詳細については、“J2EEユーザーズガイド”の“Servletサービスの運用準備”-“IJServerとWebサーバを分離して運用する場合の手順”を参照してください。
Webアプリケーションを配備する場合は、WebサーバコネクタとServletコンテナの配置先が同一のIJServerにおいても、上記の設定は必須です。
Servletコンテナの設定
EJBコンテナで出力されたクライアント配布物を、Servletコンテナにコピーする必要があります。詳細については、“EJBを参照する場合の環境設定”を参照してください。
また、Servletコンテナに配備するEARファイル内のSharedディレクトリ内に、あらかじめクライアント配布物を格納して対応することもできます。EARファイル内のSharedディレクトリについては、“J2EEユーザーズガイド”の“IJServerで使用するクラスの設定について”-“アプリケーションのクラス”を参照してください。
Systemwalker Software Delivery連携時は、EARファイル内のSharedディレクトリ内にクライアント配布物を格納しておく方法を推奨します。
ServletコンテナとEJBコンテナが同一配置先のIJServerでは、上記の設定は必要ありません。
[一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [ワークユニット] > [IJServer名]のアプリケーション状態/配備解除タブの「状態の再取得」では、上記が正しく設定されていることは確認できません。
■アプリケーション状態再取得時の注意事項
アプリケーション状態再取得時において、以下の場合、操作に失敗します。
サーバグループ内でアプリケーション定義が一致しない
アプリケーション状態再取得時、すべてのサーバグループにおいて、そのサーバグループに所属している管理対象サーバのアプリケーション定義が一致している必要があります。一致していない場合は、アプリケーション状態再取得に失敗します。
IJServerとWebサーバを分離して運用する場合、IJServerとWebサーバの設定の整合性が取れていない
多階層IJServerにおいて、IJServerとWebサーバを分離して運用する場合、WebサーバにIJServerに配備されているWebアプリケーション名が正しく設定されている必要があります。手順の詳細については、“J2EEユーザーズガイド”の“IJServerとWebサーバを分離して運用する場合の手順”を参照してください。
■個別操作モードから一括操作モードへ変更時の注意事項
個別操作モードから一括操作モードへの変更が失敗した場合、管理コンソール上では個別操作モードのままとなり、一括管理タブから配備などの操作を行うことができません。
その他の注意事項については、“アプリケーション状態再取得時の注意事項”と同様です。
■サイト内にV7の管理対象サーバを含む場合の注意事項
サイト内にV7の管理対象サーバを含む場合、V7の管理対象サーバは一括操作モードのままとなります。