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Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)

第3章 マルチサーバ管理機能

  本章では、マルチサーバ管理機能について説明します。



  マルチサーバ管理機能は、以下の製品で使用できます。

  また、マルチサーバ管理機能において使用する管理サーバおよび管理対象サーバは、以下の製品がインストールされたシステムにおいて利用できます。

機能

製品バージョン

サポートエディション

サーバタイプ

管理サーバ機能

  • Interstage Application Server Enterprise Edition

管理サーバ機能

管理対象サーバ機能

Interstage 8.0以降

  • Interstage Application Server Enterprise Edition

アプリケーションサーバ機能(注)

Interstage V7.0

  • Interstage Application Server Enterprise Edition

  • Interstage Application Server Standard Edition

  • Interstage Application Server Plus

アプリケーションサーバ機能

  • Interstage Application Server Web-J Edition

注)Web Packageは、管理対象サーバとして使用できません。



  以下の用語は、マルチサーバ管理機能に関する用語です。マルチサーバ管理機能を使用しない場合は、関係ありません。

  Interstage Application Serverをインストールしているサーバで、マルチサーバ管理機能を利用していないサーバをスタンドアロンサーバと呼びます。

  マルチサーバ管理機能は、複数サーバ(マルチサーバ)で構成されたシステム上で運用するInterstageや業務を統合的に運用管理する機能です。マルチサーバ管理機能を利用して、以下の運用ができます。

  本機能には、複数サーバで運用している同一サービスや同一業務、複数サーバにまたがる業務の運用操作を簡易化し、複数あるサーバ内の一部のサーバに対する業務の起動漏れや、アプリケーションの配備漏れなどを防ぐ効果があります。


  本章では、以下の順序でマルチサーバ管理機能について説明します。

  1. マルチサー環境の構成
      マルチサーバ環境を構成する構成要素について説明します。

  2. マルチサーバ管理の操作
      マルチサーバ管理機能が提供する操作機能について説明します。

  3. 設計
      マルチサーバ管理機能を使用する場合の業務の運用パターン、および業務を設計する際の注意事項について説明します。

  4. サイトの
      新規にサイトを構築する手順について説明します。

  5. Interstageの環境
      マルチサーバ管理機能を使用する場合のInterstageの新規環境構築について説明します。

  6. Interstageの運用
      マルチサーバ管理機能を使用する場合のInterstageおよび業務の運用について説明します。

  7. Interstageの構変更
      マルチサーバ管理機能を使用する場合の環境の変更について説明します。

  8. バックップ/リストア
      マルチサーバ管理機能を使用する場合のバックアップおよびリストアについて説明します。

  9. スケールイン・スケールアウト実行手順
      マルチサーバ管理機能を使用する場合のスケールイン・スケールアウトを行う手順について説明します。

  10. サーバ故障時の運用手順
      マルチサーバ管理機能を使用する場合のサーバ故障時の運用手順について説明します。

  11. 開発環境から運用環境へのイト移行手順
      マルチサーバ管理機能を使用して構築した開発環境のサイトを運用環境へ移行する手順について説明します。