Interstage Application Serverの各サービスの保守方法(環境の削除や環境設定の変更など)について説明します。本節では、マルチサーバ管理機能を使用する場合に必要となる考慮点について説明しています。各サービスの基本的な機能については、各サービスのマニュアルを参照してください。
マルチサーバ環境では、Interstage Application Serverの各サービスの環境の削除や環境設定の変更などは、原則として管理サーバのInterstage管理コンソールから行います。Interstage管理コンソールを使用した操作の詳細については、Interstage管理コンソールのヘルプを参照してください。
管理サーバのInterstage管理コンソールから設定可能な定義は、必ず管理サーバのInterstage管理コンソールから設定してください。管理対象サーバでのコマンドの実行や、定義ファイルの編集などにより設定しないでください。
ただし、CORBAサービスの動作環境ファイル(config)には、Interstage管理コンソールから設定できないパラメタが複数存在します。これらのパラメタの設定値を変更する場合は、以下のいずれかの方法を使用してください。
該当の管理対象サーバをサイトから削除し、スタンドアロンサーバにします。この状態で、configを編集してパラメタの設定値を変更したあと、サーバをサイトに追加します。
該当の管理対象サーバにおいてconfigを編集してパラメタの設定値を変更します。その後、Interstage管理コンソールから管理対象サーバのInterstageを再起動します。この場合、Interstage管理コンソールから定義を変更するたびに、本操作を再度実施する必要があります。