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Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)

3.2.5 管理対象サーバにおける運用操作について

  サイトに所属する管理対象サーバの運用管理は、通常、管理サーバのInterstage管理コンソールにログインして行いますが、以下の方法で、管理対象サーバを直接操作することもできます。

  この場合、操作できる機能の範囲はアプリケーション操作種別により異なります。アプリケーション操作種別については、3.4.3 アプリケーション操作種別の設定”を参照してください。

  アプリケーション操作種別が一括操作モードの場合、統合管理機能と同じように、Interstage管理コンソールやコマンドによる運用操作(起動や停止など)を行うことはできますが、定義の更新を伴う操作(定義更新や新規作成など)を行うことはできません。


  管理対象サーバのInterstage管理コンソールで使用できる機能を以下に示します。

操作対象

可能な操作

アプリケーション
操作種別

一括
操作
モード

個別
操作
モード

Interstage

Interstageの起動/停止

Interstage HTTP Server

Webサーバの起動/停止

Webサーバのログ参照

バーチャルホストのログ参照

Webサーバコネクタの環境設定(注)

×

IJServer

アプリケーションの配備/配備解除

×

J2EEアプリケーションの環境設定

×

Webアプリケーションの環境設定

×

EJBモジュールの環境設定

×

EJBアプリケーションの環境定義の設定

×

connectorの環境設定

×

J2EEアプリケーションの名前変換の設定

×

Webアプリケーションの名前変換の設定

×

EJBアプリケーションの名前変換の設定

×

IJServerワークユニットの起動/停止/復元

EJBアプリケーションのキュー閉塞/閉塞解除

IJServerワークユニットのモニタ

J2EEアプリケーションに含まれるWebモジュール、EJBモジュールのモニタ

Webアプリケーション/EJBアプリケーションのモニタ

IJServerワークユニットのログ参照

Webサーバコネクタのログ参照

CORBAワークユニット

ワークユニットの起動/停止

CORBAアプリケーションのキュー閉塞/閉塞解除

CORBAアプリケーションのプロセス多重度変更

オブジェクトのキュー閉塞/閉塞解除

ワークユニットの状態表示

インプリメンテーションリポジトリIDの状態表示

イベントサービス
Interstage JMS

イベントチャネルの起動/停止

トランザクションサービス

起動/停止

Interstage証明書環境

SSL定義の情報表示

サイト証明書の一覧表示

認証局証明書の一覧表示

注)Webアプリケーション名の設定だけ操作可能です。


  また、管理対象サーバで使用不可となるコマンドを以下に示します。


一括操作モード・個別操作モードで使用不可となるコマンド
  • isgendef

  • isregistdef

  • isinit

  • ismodifyservice

  • isinitservice

  • isaddwudef(注1)

  • isdelwudef(注1)

  • esmkchnl

  • esmkunit

  • essetcnf(注2)

  • essetcnfchnl(注2)

  • essetup

  • esrmchnl

  • esrmunit

  • esunsetup

  • otssetup

  • otsmklog

  • jmsmkfact

  • jmsmkdst

  • jmsrmfact

  • jmsrmdst

  • isresetuserrep

  • ihsconfig

  • ihscreate

  • ihsdelete


一括操作モードで使用不可となるコマンド
  • ijsdeployment

  • ijsundeployment

  • isj2eeadmin(注3)

  • ejbdefimport

注1)CORBAワークユニットに対する操作時にだけ操作が抑止されます。

注2)-dオプションを指定していない場合、操作が抑止されます。

注3)サブコマンドserviceの-oオプションにより、Webアプリケーション名の設定だけ操作できます。定義方法の詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“isj2eeadmin”を参照してください。


  これらのコマンドを管理対象サーバ上で実行する場合は、環境変数IS_SSV_DEFOP_LOCKに“off”を指定することにより、環境変数が有効な期間、実行が可能となります。
  コマンドの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。