DB抽出・格納を利用してOracleと連携を行う場合は、以下の項目について確認してください。
SIDについて
先頭が英字で始まる36バイト以内の英数字です。
スキーマ名、表名および列名について
スキーマ名、表名および列名について、以下の表に示します。
英語・日本語 | 制限値 | 備考 | ||
---|---|---|---|---|
スキーマ名 | 表名 | 列名 | ||
英語 | 36文字 | 36文字 | 36文字 | 先頭が英字で始まる英数字です。英字は大文字のみです。 |
日本語 | 15文字 | 15文字 | 15文字 | ------ |
備考:英字以外の文字については関知しません。Oracleの命名規約に従ってください。
Oracleの予約語の使用について
表名にOracleの予約語を使用しないでください。
データ・ディクショナリ・ビューの作成
OracleのUniversal Installerを使わずに初期DBの作成を行っている場合、DB抽出・格納を実行する前に、データ・ディクショナリ・ビューを作成しておく必要があります。データ・ディクショナリ・ビューの作成には、Oracleが提供するCATALOG.SQLスクリプトを実行します。CATALOG.SQLスクリプトについては、Oracleのマニュアルを参照してください。
ユーザー名、パスワードについて
ユーザー名は20文字以内の英数字、パスワードは30文字以内の英数字または記号で指定してください。
ODBCの設定について
Windowsの場合の設定方法については、“6.2.8 ODBCの環境設定について(Windowsの場合)”を参照してください。
UNIXの場合の設定方法については、“6.2.9 ODBCの環境設定について(UNIXの場合)”を参照してください。
ALERTファイルの採取
Oracleに対する格納をローダで行う場合、運用中はOracleが出力するALERTファイルを常時採取する様に設定してください。
環境変数「NLS_LANG」の設定について
Oracleで利用する文字コードによって、Information Integratorサーバの動作するOS上の環境変数「NLS_LANG」に、Oracleをインストールした時に設定した文字コードを指定してください。
指定できる文字コードは、以下のとおりです。
Shift-JISの場合
JA16SJIS
JA16SJISTILDE
JA16SJISYEN
Unicode(UTF8-4)の場合
AL32UTF8
EUC(S90)の場合
JA16EUC
JA16EUCTILDE
JA16EUCYEN
【指定例】文字コード「JA16EUC」を利用する場合
NLS_LANG=Japanese_Japan.JA16EUC |