DB抽出・格納を利用してSymfoware Serverと連携を行う場合は、以下の項目について確認してください。
RDBシステム名について
16バイト以内の英数字で指定してください。
データベース名について
先頭が英字で始まる36文字以内の英数字、または、18文字以内の日本語で指定してください。
スキーマ名、表名および列名について
スキーマ名、表名および列名の設定は、以下の表を参考にしてください。
英語・日本語 | 制限値 | 備考 | ||
---|---|---|---|---|
スキーマ名 | 表名 | 列名 | ||
英語 | 36文字 | 36文字 | 36文字 | 先頭が英字で始まる英数字です。英字は大文字のみです。 |
日本語 | 18文字 | 18文字 | 18文字 | ------ |
備考1.英字以外の文字については関知しません。Symfoware Serverの命名規約に従ってください。
備考2.格納時にスキーマおよび表を自動生成する場合、スキーマ名および表名は8文字以内で指定してください。
ユーザー名、パスワードについて
ユーザー名は20文字以内の英数字、パスワードは30文字以内の英数字または記号で指定してください。
なお、SET SYSTEM PARAMETER文でUSER_CONTROL=YESを指定した環境の場合、以下の注意が必要です。
Symfoware Serverの認可識別子は、システムに登録している利用者IDと対応させます。
CREATE USERのWITH句には「OS」を指定してください。
【使用例】
CREATE USER [システムに登録している利用者ID] WITH OS FOR USER |
詳細は、Symfoware Serverのマニュアルを参照してください。
なお、CREATE USERのWITH句に「DBMS」を指定して作成した認可識別子でのDB抽出・格納は実行できません。実行した場合は、「DB14031」のメッセージを出力して異常終了します。
Symfoware Serverの認可識別子として登録したIDをデータソース定義のユーザー名に指定してください。
注)USER_CONTROL=YESを指定すると自動的に、定義済の資源(Symfoware Serverのディクショナリ、データベース、スキーマ、表など)の作成者IDが認可識別子として登録されます。その際、CREATE USER の WITH句には「OS」として登録されます。
リモート接続について
リモートのSymfoware Serverと連携を行う場合は、Symfoware Serverのクライアント用の動作環境ファイルを作成する必要があります。
クライアント用の動作環境ファイルには、以下の実行パラメタを指定してください。
SERVER_SPEC = (通信方法,SQLサーバ名,データ資源名,ホスト名,ポート番号,接続サーバ種別) |
通信方法
「RDB2_TCP」を指定してください。
SQLサーバ名
任意の識別名を指定してください。SQLサーバ名は、Information Integratorのデータソース定義シートで必要となります。
データ資源名
データベース名を指定してください。
ホスト名
ホスト名を指定してください。
ポート番号
接続先のSymfoware Serverのポート番号を指定してください。
接続サーバ種別
「OPEN」を指定してください。
クライアント用の動作環境ファイルの設定内容の詳細については、Symfoware Serverのマニュアルを参照してください。
【設定例】
SERVER_SPEC = (RDB2_TCP,SQLSV01,DB01,HOST01,2050,OPEN) |