B.2.7 operatebackmigコマンド

名前

operatebackmig －マイグレーションバックアップディスクのリストア、削除

形式

[Solaris OS版/Linux OS版]

/opt/FJSVssmgr/sbin/vscmcmd operatebackmig -v virtual-disk-name -o {restore | delete}
/opt/FJSVssmgr/sbin/vscmcmd operatebackmig -h

[Windows OS版]

$INS_DIR\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\vscmcmd.exe operatebackmig -v virtual-disk-name -o {restore | delete}
$INS_DIR\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin\vscmcmd.exe operatebackmig -h

($INS_DIR は、マネージャーをインストールした時の「プログラムディレクトリ」です。)

機能説明

マイグレーション処理で保持していたバックアップディスクの削除をおこないます。

マイグレーション処理で保持していたバックアップディスクからリストアをおこないます。

本コマンドは、OSの管理者(administrator 権限、root権限)で実行します。

オプション

-v virtual-disk-name: マイグレーションのバックアップを保持している仮想ディスク名を指定する。

-o { restore | delete }

restore : マイグレーション処理で保持していたバックアップディスクからのリストアをおこなう。

delete : マイグレーション処理で保持していたバックアップディスクの削除をおこなう。

-h: コマンドの使用方法を表示します。

使用例

バックアップを保持している仮想ディスク(VDISK)からリストアをおこなう。

# /opt/FJSVssmgr/sbin/vscmcmd operatebackmig -v VDISK -o restore
Command terminated normally.

バックアップを保持している仮想ディスク(VDISK)の削除をおこなう。

# /opt/FJSVssmgr/sbin/vscmcmd operatebackmig -v VDISK -o delete
Command terminated normally.

終了ステータス

0: マイグレーションバックアップディスクのリストアまたは削除が正常終了しました。

1: マイグレーションバックアップディスクのリストアまたは削除が異常終了しました。