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ETERNUS SFRecovery Manager for Oracle 14.1 説明書

7.1.5 コマンドで運用環境を変更する

コマンドを使用して、運用環境を変更する手順を説明します。

以下のシステム構成で、運用環境の変更を行う手順を説明します。

注意

  • 環境設定情報には、変更できない情報もあります。変更できない情報を変更する場合は、運用環境設定を削除した後、作成し直す必要があります。

  • クラスタ構成の場合は、コマンドを使用した運用環境の変更はできません。オフライン環境設定画面を使用して運用環境の変更を行ってください。


シングルサーバ構成の場合

図7.8 コマンドを使用した運用環境変更手順(シングルサーバ構成)

  1. オフラインバックアップ初期化

    オフラインバックアップを取得済みの場合は、運用環境を変更する前に、オフラインバックアップ初期化コマンドでオフラインバックアップの初期化を行います。
    詳細については、「8.4.2 オフラインバックアップ初期化」を参照してください。

  2. 環境設定ファイルの編集

    テキストエディタなどを使用して、環境設定ファイルを編集してください。
    環境設定ファイルについては、「7.6 オフライン環境設定ファイル」を参照してください。

    注意

    7.6.1 基本情報ファイル」のデータベース名および「7.6.3 ノードリストファイル」のホスト名を変更する場合は、環境設定ファイルを編集する前に、環境設定を無効化してください。環境設定ファイル編集後は、環境設定ファイルのチェックを行い、環境設定を有効化しておいてください。
    環境設定の無効化については、「7.4.4 環境設定の無効化」を参照してください。
    環境設定の有効化については、「7.4.3 環境設定の有効化」を参照してください。

  3. 環境設定ファイルのチェック

    オフライン環境設定コマンドで環境設定ファイルのチェックを実行して、環境設定ファイルに不正な値が設定されていないことを確認します。
    チェック結果がエラーの場合は、環境設定ファイルを修正して、再度チェックを行ってください。
    詳細については、「7.4.1 環境設定ファイルのチェック」を参照してください。

  4. パスワードの暗号化

    パスワードを変更した場合は、オフライン環境設定コマンドでパスワードの暗号化を実行して、環境設定ファイル内のすべてのパスワードを暗号化します。
    詳細については、「7.4.2 パスワードの暗号化」を参照してください

  5. オフラインバックアップ

    オフラインバックアップを実行して、オフラインバックアップを取得します。
    詳細については、「8.4.1 オフラインバックアップ」を参照してください。