コマンドを使用して、オフラインバックアップ初期化を行う手順を説明します。
ポイント
クラスタ環境の場合は、プライマリノードで実行してください。
オフラインバックアップ初期化を行う前に、「8.3 オフラインバックアップの前に」を参照して、準備作業をすべて完了してください。
注意
ターゲットデータベースがオープン状態でない場合、オフラインバックアップ初期化を行うことができません。データベースをオープンしてから、オフラインバックアップ初期化を行ってください。
オフラインバックアップ初期化を行うと、データベースのオフラインバックアップ情報がすべて初期化されます。バックアップ初期化後は、オフラインリストアができなくなりますので、必要な場合はすぐにオフラインバックアップを取得してください。
ターゲットデータベース接続用のリスナーが起動されていない場合、正しく機能を実行できません。必ず事前にリスナーを起動してください。
rootユーザーでログインします
データベースサーバにrootユーザーでログインします。
root以外のユーザーでログイン後、suコマンドを実行し、rootユーザーに変更することもできます。
オフラインバックアップ初期化コマンドを実行します
以下のようにオフラインバックアップ初期化コマンドを実行してください。
オフラインバックアップ初期化が実行されます。
# installdir/bin/rmfoinitbackupof confname |
installdir : 本製品のインストールディレクトリ
confname : 環境設定名
実行結果を確認します
コマンド処理が完了すると、処理終了メッセージが表示されます。
コマンド終了ステータス、および、処理終了メッセージで、コマンドの処理結果を確認してください。コマンド終了ステータスについては、「第11章 コマンドリファレンス」を参照してください。処理終了メッセージについては、「付録B メッセージ」を参照してください。
実行ログを確認して、エラーが発生していないことを確認してください。実行ログについては、「第12章 実行ログ」を参照してください。
