ページの先頭行へ戻る
ETERNUS SFRecovery Manager for Oracle 14.1 説明書

3.5.7 RMfOディスク情報

RMfOディスク情報入力画面で設定する「RMfOディスク情報」について説明します。

「RMfOディスク情報」には、RMfOで使用する共有ディスク情報を設定します。
RMfOディスクに格納される資源は、以下のとおりです。

3.5.2 データベース情報」の「データベース運用形態」が「HA」または「RAC」の場合のみ設定します。

以下の手順で、RMfOディスクを登録してください。

ポイント

  • RMfOディスクは、3本以上登録する必要があります。

  • RMfOディスクは、最大20本まで登録できます。

  • データベース運用形態やバックアップ管理世代数などによって、登録の必要なRMfOディスクの本数が異なります。また、登録されたRMfOディスクは、最適な資源配置になるよう、自動的に用途が振り分けられます。必要なディスク本数や、資源配置の振り分け方については、「付録D ディスク資源配置」を参照してください。

  • あらかじめテキストエディタなどを使用してCSVファイルを作成し、「CSV読込」ボタンをクリックして、作成したCSVファイル名を指定して読み込むことで、複数のRMfOディスク情報を一括して登録することもできます。ただし、環境設定ファイルの編集時は、CSVファイルを使用した一括設定はできません。RMfOディスクを登録するCSVファイルについては、「3.5.17 RMfOディスクCSVファイル」を参照してください。

  • RMfOディスクを登録する際は、以下の順番で登録してください。

    1. プライマリディスク

    2. バックアップディスク

    3. アーカイブログバックアップディスク

    RMfOディスク割り当ての詳細については、「ETERNUS SF Recovery Manager for Oracle 14.x トラブルシューティング」を参照してください。

注意

  • 環境設定ファイルの編集時、プライマリディスクに割り当てられているRMfOディスク情報は、変更・削除できません。

  • 環境設定ファイルの編集時、オンラインバックアップ履歴がある場合は、RMfOディスク情報の追加・変更・削除ができません。

  1. RMfOディスク情報を入力します

    以下のRMfOディスク情報を入力します。

    項目名

    項目値

    使用ボリューム

    RMfOディスクとして使用する物理ディスクのボリュームを指定してください。
    指定可能な文字は、半角英数字および、「_」、「/」、「-」、「:」、「.」、「@」です。
    最大長は256文字です。
    “/dev/”からはじまる値を指定してください。

    マウントポイント

    RMfOディスクのマウントポイントを絶対パスで指定します。
    指定可能な文字は、半角英数字および、「_」、「/」、「-」、「:」、「.」です。
    最大長は256文字です。
    “/”からはじまる値を指定してください。
    パスの最後に「/」を入れないでください。
    パスの中に「//」を含まないでください。

    注意

    • 必ずすべての項目に値を設定してください。

    • 「マウントポイント」に指定するディレクトリには、専用のディレクトリを指定してください。指定したディレクトリには、本製品内で作成するファイル以外、何も格納しないでください。

    ポイント

    「マウントポイント」を設定する場合は、「参照」ボタンをクリックし、ディレクトリを選択することもできます。
    「参照」ボタンをクリックすると、以下の画面が表示されます。

    「マウントポイント」のパスが「ファイル名:」域に正しく表示されていることを確認し、「開く」ボタンをクリックしてください。
    ディレクトリ選択画面では、Enterキーを使用しないでください。Enterキーを押下すると、意図しない動きになる場合があります。

  2. RMfOディスクを登録します

    「設定」ボタンをクリックして、入力したRMfOディスク情報を一覧に登録します。