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ETERNUS SFRecovery Manager for Oracle 14.1 説明書

3.5.2 データベース情報

基本情報入力画面で設定する「データベース情報」について説明します。

「データベース情報」には、ターゲットデータベースに関する基本的な情報を設定します。

「データベース情報」に設定する項目について、以下に示します。

項目名

項目値

データベース名

ターゲットデータベースのデータベース名を指定してください。
設定可能な文字は、半角英数字と一部の記号(「_」、「#」、「$」)で、開始文字は英字である必要があります。最大長は8文字です。
環境設定ファイルの編集時は、設定値を変更することができません。

Oracle Version

ターゲットデータベースのOracle Versionを、以下の値から選択してください。

  • 10.2.0

  • 11.1.0

  • 11.2.0

環境設定ファイルの編集時は、設定値を変更することができません。

Oracle Edition

ターゲットデータベースのOracle Editionを、以下の値から選択してください。(※1)

  • Standard Edition

  • Enterprise Edition

環境設定ファイルの編集時は、設定値を変更することができません。

ORACLE_HOME

ターゲットデータベースのORACLE_HOMEを絶対パスで指定してください。
指定可能な文字は、半角英数字および、「_」、「/」、「-」、「:」、「.」です。
最大長は256文字です。
“/”からはじまる値を指定してください。
パスの最後に「/」を入れないでください。
パスの中に「//」を含まないでください。

ネットサービス名

Net Servicesを経由してターゲットデータベースに接続する際のネットサービス名を指定してください。
設定可能な文字は、半角英数字と一部の記号(「_」)で、開始文字は半角英字である必要があります。
最大長は、64文字です。

データベース運用形態

ターゲットデータベースの運用形態を、以下の値から選択してください。(※2)

  • シングル

  • HA

  • RAC

「Oracle Edition」が「Standard Edition」の場合、「RAC」は選択できません。
環境設定ファイルの編集時は、設定値を変更することができません。

ノード数

ターゲットデータベースを構成するノード数を指定してください。
指定できる値は、「データベース運用形態」により、異なります。
環境設定ファイルの編集時は、設定値を変更することができません。

「シングル」の場合

「1」が自動的に設定されます。値の変更はできません。

「HA」の場合

「2」が自動的に設定されます。値の変更はできません。

「RAC」の場合

クラスタ構成ノード数を、2~4で指定してください。

Oracleインストールユーザー

ターゲットデータベースのOracleインストールユーザーを指定してください。
指定可能な文字は、「'」、「!」および空白を除く半角文字で、開始文字は半角英字である必要があります。
最大長は8文字です。
オペレーティングシステムの命名規約に準拠したユーザー名を指定してください。

Oracleインストールグループ

ターゲットデータベースのOracleインストールグループを指定してください。
指定可能な文字は、「'」、「!」および空白を除く半角文字で、開始文字は半角英字である必要があります。
最大長は8文字です。
オペレーティングシステムの命名規約に準拠したグループ名を指定してください。

(※1) Oracle EditionがStandard Edition Oneの場合は、「Standard Edition」を選択してください。
(※2) 本製品のSE版をご利用の場合は、クラスタ構成の環境に対応していないため、「シングル」のみ選択可能です。

注意

必ずすべての項目に値を設定してください。

参照

ネットサービス名については、「Oracle Net Services 管理者ガイド」を参照してください。

ポイント

「ORACLE_HOME」を設定する場合は、「参照」ボタンをクリックし、ディレクトリを選択することもできます。
「参照」ボタンをクリックすると、以下の画面が表示されます。

「ORACLE_HOME」のパスが「ファイル名:」域に正しく表示されていることを確認し、「開く」ボタンをクリックしてください。
ディレクトリ選択画面では、Enterキーを使用しないでください。Enterキーを押下すると、意図しない動きになる場合があります。