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ETERNUS SFRecovery Manager for Oracle 14.1 説明書

3.1.1 画面から運用環境を設定する

オンライン環境設定画面を使用して、運用環境を新規に設定する手順を説明します。
運用環境の設定は、バックアップ・リカバリー運用を行うデータベース(以降、“ターゲットデータベース”と称します)ごとに行います。

以下のシステム構成で、運用環境の設定を行う手順を説明します。

シングルサーバ構成の場合

図3.1 画面を使用した運用環境設定手順(シングルサーバ構成)

  1. ターゲットデータベースの確認

    ターゲットデータベースが、バックアップ・リカバリー運用を行うための要件を満たしていることを確認してください。
    詳細については、「3.2.1 ターゲットデータベースの確認」を参照してください。

  2. ディスク資源の準備

    ターゲットデータベースが、運用に適したファイル配置になっていることを確認して、バックアップ・リカバリー運用に必要なディスク資源を準備してください。
    詳細については、「3.2.2 ディスク資源の準備」を参照してください。

  3. アドバンスト・コピー実行環境の確認

    アドバンスト・コピー機能を使用してバックアップ・リカバリー運用を行う場合は、アドバンスト・コピー実行環境を確認してください。
    詳細については、「3.2.3 アドバンスト・コピー実行環境の確認」を参照してください。

  4. 環境設定ファイルの新規作成

    オンライン環境設定画面を使用して、環境設定ファイルを作成します。
    環境設定ファイルの作成方法については、「3.3.2 環境設定ファイルの新規作成」を参照してください。

  5. リカバリ・カタログ・データベースの作成

    オンライン環境設定画面を使用して、リカバリ・カタログ・データベースを作成します。リカバリ・カタログ・データベースは、オンライン環境設定画面で環境設定ファイルを作成後、続けて作成することもできます。
    リカバリ・カタログ・データベースの作成方法については、「3.3.5 リカバリ・カタログ・データベースの作成」を参照してください。


クラスタ構成の場合

図3.2 画面を使用した運用環境設定手順(クラスタ構成)

  1. ターゲットデータベースの確認(プライマリノード)

    プライマリノードで、ターゲットデータベースがバックアップ・リカバリー運用を行うための要件を満たしていることを確認してください。
    詳細については、「3.2.1 ターゲットデータベースの確認」を参照してください。

  2. ディスク資源の準備(プライマリノード)

    プライマリノードで、ターゲットデータベースが運用に適したファイル配置になっていることを確認して、バックアップ・リカバリー運用に必要なディスク資源を準備してください。
    詳細については、「3.2.2 ディスク資源の準備」を参照してください。

  3. アドバンスト・コピー実行環境の確認(プライマリノード)

    アドバンスト・コピー機能を使用してバックアップ・リカバリー運用を行う場合は、プライマリノードで、アドバンスト・コピー実行環境を確認してください。
    詳細については、「3.2.3 アドバンスト・コピー実行環境の確認」を参照してください。

  4. ターゲットデータベースの確認(すべてのリモートノード)

    クラスタ構成ノードのうち、プライマリノード以外のすべてのノード(以降、“リモートノード”と称します)で、ターゲットデータベースがバックアップ・リカバリー運用を行うための要件を満たしていることを確認してください。
    詳細については、「3.2.1 ターゲットデータベースの確認」を参照してください。

  5. ディスク資源の確認(すべてのリモートノード)

    すべてのリモートノードで、ターゲットデータベースが運用に適したファイル配置になっていることを確認してください。
    詳細については、「3.2.2 ディスク資源の準備」を参照してください。

  6. アドバンスト・コピー実行環境の確認(すべてのリモートノード)

    アドバンスト・コピー機能を使用してバックアップ・リカバリー運用を行う場合は、すべてのリモートノードで、アドバンスト・コピー実行環境を確認してください。
    詳細については、「3.2.3 アドバンスト・コピー実行環境の確認」を参照してください。

  7. 環境設定ファイルの新規作成(プライマリノード)

    プライマリノードで、オンライン環境設定画面を使用して、環境設定ファイルを作成します。
    環境設定ファイルの作成方法については、「3.3.2 環境設定ファイルの新規作成」を参照してください。

  8. リカバリ・カタログ・データベースの作成(プライマリノード)

    プライマリノードで、オンライン環境設定画面を使用して、リカバリ・カタログ・データベースを作成します。リカバリ・カタログ・データベースは、オンライン環境設定画面で環境設定ファイルを作成後、続けて作成することもできます。
    リカバリ・カタログ・データベースの作成方法については、「3.3.5 リカバリ・カタログ・データベースの作成」を参照してください。

  9. クラスタセットアップ(すべてのリモートノード)

    すべてのリモートノードで、オンライン環境設定画面を使用して、クラスタセットアップを行います。
    クラスタセットアップは、すべてのリモートノードで行う必要があります。
    クラスタセットアップの詳細については、「3.3.8 クラスタセットアップ」を参照してください。