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ETERNUS SFRecovery Manager for Oracle 14.1 説明書

3.2.2 ディスク資源の準備

Recovery Manager for Oracleで環境設定を行う前に、ディスク資源の確認・準備を行う必要があります。主な準備作業は以下のとおりです。


データベースファイル配置の確認

ターゲットデータベースが、バックアップ・リカバリーに適したデータベースファイル配置になっていることを確認します。データベースファイル配置については、「付録D ディスク資源配置」を参照してください。


必要なディスク資源の準備

バックアップ・リカバリー運用を行うために必要となるディスク資源を準備します。
準備するディスク資源は、ターゲットデータベースの運用形態によって異なります。

  • シングルサーバ構成の場合

    以下のディスク領域を見積もり、準備してください。各ディスク資源の詳細については、「付録D ディスク資源配置」を参照してください。

    • データファイル(表領域)のバックアップ領域

    • 制御ファイルのバックアップ領域

    • アーカイブログのバックアップ領域

    • リカバリ・カタログ・データベース領域

  • クラスタ構成の場合

    以下のディスク領域を見積もり、準備してください。各ディスク資源の詳細については、「付録D ディスク資源配置」を参照してください。

    • RMfOディスク

    • データファイル(表領域)のバックアップ領域(アドバンスト・コピー機能使用時のみ)


AdvancedCopy Manager(ACM)バックアップ領域の権限変更

以下のすべての条件に合致する場合、データファイル(表領域)領域の、ACMバックアップ先ボリュームに、Oracleインストールユーザーの読み込み権限を付与してください。

  • データファイル(表領域)をRAWデバイスで作成している

  • バックアップ方法に「OPC」「EC」「QuickOPC」のいずれかを使用する

  • ACMバックアップ先ボリュームをリカバリ・カタログに登録する

ACMバックアップ先ボリュームのリカバリ・カタログ登録については、「3.5.4 バックアップ基本情報」または「3.6.4 オンラインバックアップ基本情報ファイル」を参照してください。

注意

クラスタ構成の場合、すべてのクラスタ構成ノードで読み込み権限の設定を行ってください。