アドバンスト・コピー機能を使用してバックアップを行う場合、Recovery Manager for Oracleで環境設定を行う前に、アドバンスト・コピー実行環境の確認を行う必要があります。
注意
クラスタ構成の運用環境の場合、すべてのクラスタ構成ノードで確認を行ってください。
AdvancedCopy Managerで、以下の設定・確認を行ってください。
バックアップ対象となるデータベースのデータファイル領域を業務ボリュームとして登録し、バックアップポリシーの保存世代数に、本製品で指定するバックアップ管理世代数と同じ値を設定
「3.2.2 ディスク資源の準備」で用意したデータファイルのバックアップ領域をバックアップボリュームとして登録
バックアップ・リカバリーで使用するコピー方法(OPC,EC,QuickOPCによるバックアップ運用)が実行可能であることを確認(クラスタ構成の場合は、すべてのノードで実行可能であること)
データファイル(表領域)をファイルシステム上に配置している場合、データファイル領域のマウントポイントのマウント状態を変更しないように、AdvancedCopy Managerの前処理スクリプトをカスタマイズしてください。
参照
AdvancedCopy Managerの前後処理スクリプトについては、「ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書」を参照してください。