ページの先頭行へ戻る
Interstage Service Integrator V9.2.0 アプリケーション開発ガイド

E.5.6 BPEL定義の作成/編集

BPELエディタでBPEL定義を作成/編集します。以下に要素ごとの作成/編集方法を説明します。

BPELエディタは、[プロジェクトエクスプローラ]ビューで編集するBPEL定義を右クリックし、ポップアップメニューの[開く]をクリックします。

ここでは、以下に示す項目ごとに説明します。


表E.11 BPEL定義の要素

分類

要素名

概要

BPEL定義のプロパティの設定

BPEL定義のプロパティを設定します。

基本
アクティビティ

Invoke

サービスを呼び出します。

Receive

送信されたメッセージを受信します。

Reply

受信したメッセージに対して応答を返します。

Assign

Variableに値を設定します。

Throw

Faultを生成し、エラー情報を通知します。

構造化アクティビティ

Sequence

Sequence内に定義されたアクティビティを1つずつ順に実行します。

Flow

Flow内に定義された複数のアクティビティを同時並列に実行します。

If

条件付き動作を定義し、条件に従ってアクティビティを実行します。

While

While内に定義されたアクティビティを条件が真の間、繰返し実行します。

その他の要素

Variables

メッセージや変数を定義します。

PartnerLinks

Invoke/Receive/Replyで連携するサービスを定義します。

FaultHandlers

エラー情報を受け取ります。

CorrelationSets

Receiveで受信するメッセージとビジネス・プロセスのインスタンスを関連付けます。


BPEL定義のプロパティの設定

BPEL定義のプロパティを以下のとおり設定します。


  1. プロパティビューの表示
    BPELエディタの[Design]タブの空白部分をクリックし、BPEL定義のプロパティビューを表示します。

  2. プロパティビューの[Description]、[Details]、[Join Behavior]、および[Import]を以下で以下の設定を行います。


    表E.12 BPEL定義のプロパティの設定内容

    設定場所

    設定項目

    設定内容

    Description

    Name

    BPELプロセスファイル名を設定します。
    初期状態では、“E.5.4 BPELプロセスファイルの作成”で設定したBPELプロセスファイル名となっています。

    Target namespace

    BPELプロセスのNamespaceを設定します。
    初期状態では、“E.5.4 BPELプロセスファイルの作成”で設定したNamespaceとなっています。

    Details

    Expression language

    条件式の形式を設定します。必ず[XPath 1.0 in BPEL 2.0]を選択し、その他は選択しないでください。

    Query language

    XML参照方式を設定します。必ず[XPath 1.0 in BPEL 2.0]を選択し、その他は選択しないでください。

    Exit Standard Fault

    BPEL標準Faultが発生した場合の動作を設定します。以下のどちらかを選択してください。初期設定ではNoとなっています。

    • Yes
      BPEL標準Faultが発生した場合、即、exitする。

    • No
      BPEL標準Faultが発生した場合、exitしない(FaultHandlerでエラー処理を行う)。

    Join Behavior

    各アクティビティのプロパティの[Join Behavior]の[Suppress Join Failure]の初期値を設定します。以下のどちらかを選択します。

    • Yes
      bpel:joinFailure(Fault)を通知しない。

    • No
      bpel:joinFailure(Fault)を通知する。

    Import

    初期設定のままとしてください。


    図E.14 BPEL定義のプロパティの設定画面


Invoke

Invokeの追加、削除、および編集は、以下のとおり行います。


Receive

Receiveの追加、削除、および編集は、以下のとおり行います。


Reply

Replyの追加、削除、および編集は、以下のとおり行います。


Assign

Assignの追加、削除、および編集は、以下のとおり行います。


Throw

Throwの追加、削除、および編集は、以下のとおり行います。


Sequence

Sequenceの追加、削除、および編集は、以下のとおり行います。


Flow

Flowの追加、削除、および編集は、以下のとおり行います。


If

Ifの追加、削除、および編集は、以下のとおり行います。


While

Whileの追加、削除、および編集は、以下のとおり行います。


Variables

Variablesの追加、削除、および編集は、以下のとおり行います。


PartnerLinks

PartnerLinksの追加、削除、および編集は、以下のとおり行います。


FaultHandlers

FaultHandlerの追加、削除、および編集は、以下のとおり行います。


CorrelationSets

CorrelationSetsの追加、削除、および編集は、以下のとおり行います。