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Interstage Service Integrator V9.2.0 運用ガイド

1.1.11 Formatmanagerの運用管理

ここでは、Formatmanagerの運用管理について説明します。

Formatmanagerサーバの運用管理には、以下があります。

起動と停止

ここでは、Formatmanagerサーバの起動と停止について説明します。

Formatmanagerサーバの起動・停止は、起動コマンド(fmtmgrstartコマンド)・停止コマンド(fmtmgrstopコマンド)を利用して行います。起動・停止コマンドについては、“ISI リファレンス”の“起動・停止コマンド”を参照してください。

留意事項

フォーマット変換の実行

フォーマット変換を実行するには、ISIからメディエータファンクションとしてFormatmanagerを呼び出します。

活性変更

ここでは、Formatmanagerサーバの活性変更について説明します。

変換テーブルや利用者プログラムなど、トランスレーションを実行するサーバ上のリソースを更新したい場合は、活性変更コマンドを使用します。

活性変更コマンドは、以下に示す手順で実行してください。

  1. 変換定義DBのバックアップ

    変換定義を修正する必要がある場合は、Formatmanagerクライアントの変換定義を退避します。
    変換定義を修正(追加)する前に、Formatmanagerクライアントの画面で「変換定義DBバックアップ」を選択して実施します。

  2. 変換テーブルの修正

    変換定義を修正する必要がある場合は、Formatmanagerクライアントで変換定義を修正します。サーバ上に配置した変換テーブルの変換定義と同期をとりたい場合、「変換テーブル取得」を実行してください。サーバ上に配置した変換テーブルをFormatmanagerクライアント上で編集可能な変換定義に復元することができます。

  3. 変換テーブルの配置

    変換定義の修正後、「変換テーブル生成」にてサーバへ配置します。
    「転送先設定」で変換テーブルディレクトリを指定してください。変換テーブルは上書きされます。

  4. 項目コード変換用CSVファイルの修正、配置

    項目コード変換用CSVファイルを修正する必要がある場合は、項目コード変換用CSVファイルを修正後、変換テーブルディレクトリに格納してください。
    Formatmanagerクライアントの画面から修正した場合は、「変換テーブル生成」にてサーバへ配置します。

  5. 利用者プログラムの修正、配置

    利用者プログラムを修正する必要がある場合は、利用者プログラムを修正後、変換テーブルディレクトリに格納します。

  6. XML用利用者プログラムの修正、配置

    XML用利用者プログラムを修正する必要がある場合は、XML用利用者プログラムを修正後、変換テーブルディレクトリに格納します。

  7. バリデーションポリシーファイルの修正、配置

    バリデーションポリシーファイルを修正する必要がある場合は、バリデーションポリシーファイルを修正後、変換テーブルディレクトリに格納します。

  8. DTDファイルまたはXML Schemaファイルの変更、配置

    DTDファイルまたはXML Schemaファイルを修正する必要がある場合は、修正したDTDファイルまたはXML Schemaファイルを変換テーブルディレクトリに格納します。

  9. FEDITシステムパラメタ定義ファイル、環境設定ファイルの修正、配置

    FEDITシステムパラメタ定義ファイル、環境設定ファイルを修正する必要がある場合は、各ファイルを修正後、変換テーブルディレクトリに格納します。

  10. 活性変更コマンドの発行

    活性変更コマンドを発行します。これにより変換テーブルディレクトリに格納した資材がFormatmanagerサーバのメモリ上に展開されます。