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Systemwalker Centric Manager ソリューションガイド コリレーション編

第1章 運用形態

複数の異なるイベントを関連付けて監視する運用を以下の形態ごとに説明します。設定手順等の詳細については、“運用形態1:事象が発生したら処/対処を行う(複数イベントをまとめて監視)”以降を参照してください。

はじめに:事象が発生したら新規イベントで通知(複数イベントをまとめて監視)

イベントコリレーション機能の代表的な運用形態を説明します。ある事象が発生した場合に、別のメッセージで通知する運用形態です。

運用形態1:事象が発生したら処理/対処を行う(複数イベントをまとめて監視)

ある事象が発生した場合に、プロセスを停止し再起動を行う運用形態を説明します。

運用形態2:通知されるメッセージをわかりやすく変換(メッセージの内容を編集)

OSなどの英語メッセージを日本語メッセージで通知する運用形態を説明します。

運用形態3:類似メッセージを抑止(類似/大量イベントを抑止)

複数の類似メッセージを最初の1つだけ通知する運用形態を説明します。

運用形態4:対応中のネットワーク異常メッセージは1つだけ通知(類似/大量イベントを抑止)

ネットワーク異常を調査している間に発生するメッセージを最初の1つだけ通知する運用形態を説明します。

運用形態5:大量メッセージを抑止(類似/大量イベントを抑止)

複数の大量イベントが発生したとき、最初の300件だけ通知する運用形態を説明します。

イベントコリレーション定義を行うサーバ

イベントコリレーション機能を使用する場合、運用形態やネットワーク負荷を考慮して、イベントコリレーション定義を行うサーバを決める必要があります。

第2章以降で説明する運用形態では、運用管理サーバでイベントコリレーション定義を行っています。

ポイント

部門管理サーバや業務サーバでイベントコリレーション定義を行うことにより、上位サーバに通知するイベントが集約され、ネットワーク負荷を軽減することができます。

第2章以降で説明する運用形態の運用イメージを以下に示します。