Interstage Application Server ディレクトリサービス運用ガイド
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付録C 負荷分散環境(レプリケーション形態)の作成> C.2 Symfoware/RDBを使用する場合

C.2.12 リポジトリデータの複写

 マスタサーバのリポジトリに格納されたデータをスレーブサーバのリポジトリに複写します。

 必ず、“全複写業務”を使用して、マスタサーバのリポジトリとスレーブサーバのリポジトリに格納されたデータを同期してください。

 データの複写は、“レプリケーション業務の作成”で作成した“全複写業務”を開始して実施します。
 “全複写業務”は、REP0001〜REP0003の業務定義すべてについて完了を確認しながら、順番に開始してください。

 “全複写業務”が完了した後、“一括差分複写業務”を開始してください。マスタサーバのリポジトリを更新すると、その更新内容がスレーブサーバのリポジトリへ複写されます。

 “一括差分複写業務”に設定するスケジュール間隔が、マスタサーバのリポジトリからスレーブサーバのリポジトリへのデータの複写の間隔です。Linkexpress Replication optionの条件に従ってスケジュール間隔を設定する必要があります。

 業務の開始の詳細は、“Linkexpress Replication option 説明書”の“オープンサーバ間:Symfoware抽出レプリケーション”-“レプリケーション運用の基本操作”-“業務の操作”を参照してください。


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