Interstage Job Workload Server セットアップガイド
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第4章 バッチサーバ環境の作成> 4.2 バッチサーバ環境の設定> 4.2.2 ファイル管理機能の設定> 4.2.2.2 ファイルの事前容量チェック機能の設定

4.2.2.2.2 ファイルの事前容量チェック機能を無効にする場合

ファイルの事前容量チェック機能を無効にする場合について説明します。

ファイルの事前容量チェック機能は、デフォルトで有効になります。
ファイルの事前容量チェック機能全体を無効にして運用する場合は、バッチ実行サービス用チューニングファイルに指定します。


バッチ実行サービス用チューニングファイルの設定内容は、バッチ実行サービスの開始で有効となります。

◆バッチ実行サービス用チューニングファイルのコピー

バッチ実行サービス用チューニングファイルを以下のようにコピーしてください。


ファイルのグループ所有権の設定のために、すでにバッチ実行サービス用チューニングファイルをコピーしている場合は、コピーは不要です。

◆バッチ実行サービス用チューニングファイルの編集

バッチ実行サービス用チューニングファイルに、ファイルの事前容量チェック機能を無効にするための設定を記述します。
この設定を行うと、“ファイルシステム設定ファイル”が設定されていても設定は無視されます。

以下にファイルの事前容量チェック機能を無効にする例を示します。(太字が記述内容です)

# Batch executer service tuning file
[service]
space check mode=off


# : コメント行


ファイルのグループ所有権の設定のために、すでにバッチ実行サービス用チューニングファイルを編集している場合は、“space check mode=off”を追記します。(太字が記述内容です)

# Batch executer service tuning file
[service]
change file group ownership=on
space check mode=off

◆バッチ実行サービス用チューニングファイルの記述形式

バッチ実行サービス用チューニングファイルの詳細は、“バッチ実行サービス用チューニングファイルの設定”を参照してください。


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