Interstage Job Workload Server 運用ガイド
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第2章 通常運用> 2.1 バッチシステムの運用> 2.1.8 ジョブログの運用

2.1.8.2 異常時退避用ディレクトリの運用

以下の異常時退避用ディレクトリにジョブログの一部が退避された場合には、ジョブ単位に“退避ファイル”でジョブの実行結果を確認します。

/var/opt/FJSVibsbx/common/jobbackup

Interstage Job Workload Serverのインストールディレクトリ\ijob\var\FJSVibsbx\common\jobbackup


異常時退避用ディレクトリにジョブログが退避される契機および退避される情報については、以下を参照してください。

異常時退避用ディレクトリおよび退避ファイルの詳細は“異常時退避用ディレクトリ”を参照してください。

■退避ファイルの退避

異常時退避用ディレクトリの退避ファイルは、バッチ実行基盤が古い順に退避ファイルを削除します。退避ファイルを退避したい場合は、以下の手順で行ってください。

  1. 退避先に退避ファイルが格納できるだけの十分な空き容量があることを確認してください。
  2. 退避先に対象ジョブの“ジョブ単位の退避ディレクトリ”を以下のようにコピーしてください。

    # cp -pR /var/opt/FJSVibsbx/common/jobbackup/ジョブ番号.bak /home/bat/work


    C:\> mkdir d:\work\ジョブ番号.bak
    C:\> xcopy /se Interstage Job Workload Serverのインストールディレクトリ\ijob\var\FJSVibsbx\common\jobbackup\ジョブ番号.bak d:\work\ジョブ番号.bak

  3. コピーが正常に完了したあと、コピーしたジョブ単位の退避ディレクトリを削除してください。

必ずバッチシステムが使用していないファイルシステム上に退避してください。

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