Interstage Job Workload Server 運用ガイド |
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第2章 通常運用 | > 2.1 バッチシステムの運用 |
ジョブログは、ジョブ単位に出力されるジョブの実行結果です。
ジョブログは、ジョブを投入した運用者がジョブの実行結果を確認するために使用します。
ジョブログは、“ジョブの投入コマンド実行時に指定したファイル”または“ジョブログスプール”に出力されます。
なお、Systemwalker Operation Managerからは、ジョブの監視画面で前回履歴としてジョブログを参照できます。
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- ジョブの投入コマンドについては、“Interstage Job Workload Server リファレンス”を参照してください。
- Systemwalker Operation Managerのスケジュールジョブの前回履歴については、“Systemwalker Operation Manager 使用手引書”を参照してください。
ジョブログの詳細は、“ジョブログ”を参照してください。
ジョブログを運用者ごとに保管したい場合には、運用者ごとに管理できるように個別のディレクトリに格納します。また、ジョブを投入するときに、ジョブログファイル名を指定します。
ジョブログを保管する要件がなく、ジョブログもジョブが異常終了した時だけ見るような場合には、ジョブログの出力先は任意のジョブログファイル名を指定します。
ジョブログファイル名を指定して出力したジョブログについては、運用者がディスク容量を管理しバッチ業務に適した運用を行ってください。
指定したジョブログファイルへの書き込みが容量不足などで失敗した場合には、実行履歴ログに、ジョブログファイルへの出力が失敗した旨のメッセージを出力し、ジョブログスプールにジョブログが格納されます。
さらに、ジョブログスプールへの出力に失敗した場合には、“代替ジョブログスプール”にジョブログが格納されます。ジョブログスプールの詳細は、以下の“ジョブログスプールにジョブログを格納する場合の運用”を参照してください。
ジョブログスプールにジョブログを格納する場合は、システム管理者がジョブログスプールの運用を行う必要があります。
なお、ジョブログスプールの運用では、以下の“代替ジョブログスプール”のディレクトリにジョブログが格納される場合を想定する必要があります。
/ijeslog/ジョブキュー名/ |
Interstage Job Workload Serverのインストールディレクトリ\ijob\ijeslog\ジョブキュー名\ |
ジョブログスプールの運用について“ジョブログスプールの運用”で説明します。
また、ジョブログスプールの運用では、以下の“異常時退避用ディレクトリ”にジョブログの一部が格納される場合を想定する必要があります。
/var/opt/FJSVibsbx/common/jobbackup |
Interstage Job Workload Serverのインストールディレクトリ\ijob\var\FJSVibsbx\common\jobbackup |
異常時退避用ディレクトリの運用について、“異常時退避用ディレクトリの運用”で説明します。
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