Interstage Job Workload Server 運用ガイド |
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第2章 通常運用 | > 2.1 バッチシステムの運用 | > 2.1.8 ジョブログの運用 |
ジョブログスプールに格納されたジョブログファイルは、削除されるまで残ります。
したがって、そのままにしておくと以下の問題が発生します。
システム管理者は、上記問題を発生させないように、ジョブログスプールの運用を行ってください。
ジョブログスプールの容量不足などジョブログをジョブログスプールへ出力できない場合、ジョブログの出力先は、以下の代替ジョブログスプールのディレクトリになります。
/ijeslog/ジョブキュー名/ |
Interstage Job Workload Serverのインストールディレクトリ\ijob\ijeslog\ジョブキュー名\ |
ジョブログのファイル名は、「ジョブ番号」を0パディングし、5桁の数値に変更したものになります。
ジョブキュー名:queue01
ジョブ番号:20
上記ジョブの場合、ジョブログ格納先は以下のようになります。
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/ijeslog/queue01/00020
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Interstage Job Workload Serverのインストールディレクトリ\ijob\ijeslog\queue01\00020
ジョブログをジョブログスプールへ出力できない場合、バッチ実行基盤は、システムログ(Windows(R)の場合はイベントログ)にエラーメッセージを出力します。エラーメッセージに従って対処してください。
ジョブログスプールの運用として1つの例を以下に示します。
ジョブログスプールのディスク容量の見積もりについては、“Interstage Job Workload Server セットアップガイド”の“ジョブログスプールのディスク容量の見積もり”を参照してください。
ジョブログファイルの削除は、バッチシステム運用中に実施しても構いません。
ジョブログファイルの削除は、対象のジョブログファイルをrmコマンド(Windows(R)の場合は、delコマンド)で削除してください。
ジョブログファイルの退避は、バッチシステム運用中に実施しても構いません。
ジョブログファイルの退避は、以下の手順で行ってください。
バッチシステムが使用していないファイルシステム上に退避することを推奨します。
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