Interstage Job Workload Server 運用ガイド |
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第1章 運用の概要 | > 1.1 操作インタフェース |
“バッチ受付サービス”と“バッチ実行サービス”を総称して“バッチサービス”と呼びます。
バッチ受付サービスとバッチ実行サービスを1つの手順で開始・停止する場合のバッチサーバ環境の主な運用操作の対象について以下に示します。
バッチ受付サービスとバッチ実行サービスを同時に操作するため、運用作業が軽減されます。ジョブの実行環境の操作モードを自動モードでセットアップし、ここで示す運用操作を行うことによって、バッチサーバ環境の運用作業が最も軽減された状態となります。
以下では、ジョブの実行環境の操作モードを自動モードでセットアップした場合について説明しています。
バッチサーバ環境のベースとなります。
バッチアプリケーションの配備に関連する機能を利用するために必要なサービスです。
名称 |
概要 |
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バッチジョブ定義格納ディレクトリ |
バッチジョブ定義データベースの実体です。バッチジョブ定義を格納/管理するディレクトリです。 |
名称 |
概要 |
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バッチ受付サービス |
バッチサービスと連動して開始・停止が行われます。 |
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ジョブスプール |
ジョブやジョブキューの管理で使用するスプールです。 |
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ジョブログスプール |
ジョブ終了時にジョブログを格納するスプールです。 |
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ジョブキュー |
投入されたジョブをキュー管理し、ジョブの実行優先順位の制御や、ジョブの流量制御などを行い、ジョブの投入から終了までを管理します。 |
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バッチ実行サービス |
バッチサービスと連動して開始・停止が行われます。 |
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イニシエータ |
バッチ受付サービスのジョブキューとバッチワークユニット間を接続して、ジョブの実行管理を行います。 |
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バッチワークユニット |
イニシエータと連動して起動・停止が行われます。 |
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イベントチャネル |
イニシエータと連動して起動・停止が行われます。 |
ジョブの実行環境単位の運用は、以下に対する運用操作です。
ジョブの実行環境を構成する資源の名前は、以下のようになります。異常時の対処など必要になる場合があるため、ジョブの実行環境ごとにこれらを把握しておく必要があります。
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