Interstage Job Workload Server 運用ガイド
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第1章 運用の概要> 1.1 操作インタフェース

1.1.2 自動モードの場合の運用操作

ジョブの実行環境の操作モードを自動モードでセットアップした場合のバッチサーバ環境の主な運用操作の対象について以下に示します。


イニシエータの開始・停止と連動してバッチワークユニットおよびイベントチャネルが自動的に起動・停止されます。通常運用でバッチワークユニットの起動・停止の操作は必要ないため、運用作業が軽減されます。

◆Interstage

バッチサーバ環境のベースとなります。

◆JMXサービス

バッチアプリケーションの配備に関連する機能を利用するために必要なサービスです。

◆バッチジョブ定義格納ディレクトリ

名称

概要

バッチジョブ定義格納ディレクトリ

バッチジョブ定義データベースの実体です。バッチジョブ定義を格納/管理するディレクトリです。

◆バッチ受付サービス

名称

概要

ジョブスプール

ジョブやジョブキューの管理で使用するスプールです。

ジョブログスプール

ジョブ終了時にジョブログを格納するスプールです。

ジョブキュー

投入されたジョブをキュー管理し、ジョブの実行優先順位の制御や、ジョブの流量制御などを行い、ジョブの投入から終了までを管理します。

◆バッチ実行サービス

名称

概要

イニシエータ

バッチ受付サービスのジョブキューとバッチワークユニット間を接続して、ジョブの実行管理を行います。

 

バッチワークユニット

イニシエータと連動して起動・停止が行われます。
イニシエータから、ジョブの実行依頼を受け付け、バッチジョブ定義に従って、バッチアプリケーションを実行する環境です。

イベントチャネル

イニシエータと連動して起動・停止が行われます。
バッチ実行サービスのイニシエータとバッチワークユニット間を接続し、ジョブの実行に関する情報のやり取りに使用するInterstageのイベントサービスの資源です。

◆ジョブの実行環境

ジョブの実行環境単位の運用は、以下に対する運用操作です。


ジョブの実行環境を構成する資源の名前は、以下のようになります。異常時の対処など必要になる場合があるため、ジョブの実行環境ごとにこれらを把握しておく必要があります。


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