Interstage Application Server OLTPサーバ運用ガイド
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付録I トランザクションアプリケーションのワークユニット機能> I.17 サーバアプリケーションを変更する

I.17.4 サーバアプリケーションの活性変更

 運用中のワークユニットを停止させることなくアプリケーションを変更し、反映すること(活性変更と呼びます)ができます。


 活性変更は、インタフェースの変更がなく、修正したアプリケーションを入れ替える場合に利用できます。インタフェースの変更がある場合には、活性変更は利用できません。インタフェースの変更がある場合には、“サーバアプリケーションの変更”を参照してください。

 以下に、活性変更の作業手順について説明します。


 活性変更を行う場合、以下の点に注意してください。

1) ワークユニット定義ファイルのバックアップ

 ワークユニット定義ファイルの活性変更が失敗した場合に備えて、現在実行中のワークユニット定義ファイルのバックアップを取ります。

2) ワークユニット定義ファイルの修正

 現在実行中のワークユニット定義ファイルを修正します。

3) システムへの反映

 isaddwudefコマンドにより、変更したワークユニット定義ファイルをシステムに反映します。

 isaddwudef -o create-def.wu

4) 活性変更

 tdmodifywuコマンドを使用して、変更したワークユニット定義ファイルの活性変更を行います。
 活性変更を使用できるのは以下の場合です。

 また、同名のアプリケーションを入れ替える場合、実行ファイル名に版数情報などを付与し、同じ実行ファイルに上書きしないように注意する必要があります。

 同じ実行ファイルに上書きした場合、アプリケーションがハングアップしたり、次のワークユニット停止が無応答となる場合があります。

 tdmodifywu ISSAMPLE1



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