Interstage Application Server OLTPサーバ運用ガイド
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第4章 ワークユニット運用/監視> 4.1 CORBAワークユニットの運用> 4.1.1 CORBAワークユニットの起動

4.1.1.2 起動時間監視

 ワークユニットの起動完了までの待ち時間を指定することができます。ワークユニット起動待ち時間を指定すると、アプリケーションプログラムの初期処理において問題が発生し、起動処理がハングアップした場合や遅延したときに、プロセスを強制停止し、起動処理を中止させることができます。

 なお、ワークユニット起動待ち時間は、0から65535の値を指定することができます。デフォルトが180秒です。変更する場合は、ワークユニット定義コマンドまたはInterstage管理コンソールよりワークユニットの環境設定を変更してください。なお、起動完了まで処理を中断したくない場合は、ワークユニット起動待ち時間に0を指定します。

■コマンドを使用する方法

 ワークユニット定義の“Startup Time(ワークユニット起動待ち時間)”に監視時間を設定してください。


 ワークユニット定義ファイル

 [Control Option]
 Startup Time:200

 isaddwudefコマンドでワークユニット名を指定して登録します。

 isaddwudef -o ISSAMPLE1

■Interstage管理コンソールを使用する方法

  1. Interstage管理コンソールにログインします。
  2. Interstage管理コンソールの
    [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [システム] > [ワークユニット]の[新規作成]タブ
    または、
    [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [システム] > [ワークユニット] > [ワークユニット名]の[環境設定]タブ
    で[ワークユニット設定]の“ワークユニット起動待ち時間”に監視時間を設定してください。

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