[FEDIT/FL-TABLE メインメニュー]画面で以下の操作を行うと、[文字コード変換(フォーマット指定なし)]画面が表示されます。
[各種設定]メニューより[レイアウト調整]の[文字コード変換(フォーマット指定なし)]をクリック
ツールバーの[文字コード変換(フォーマット指定なし)]アイコンをクリック
ツリーにて[文字コード変換(フォーマット指定なし)]を選択して右クリックし、[新規作成]をクリック
図9.16 文字コード変換(フォーマット指定なし)画面
ここでは、文字コード変換(フォーマット指定なし)の設定を行います。
入力した検索文字列または置換文字列を、HEX対応文字列に変換します。 | |
現在の内容を登録します。 | |
編集中のレイアウト調整IDを変換定義DBから削除します。 |
フィールド名 | 入力/出力 | 必須 | 最大項目長 | フィールド説明 | |
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レイアウト調整ID/名称 | IN | ○ | 半角 | 登録するレイアウト調整のキーとなるIDを入力します。 | |
IN/OUT | ○ | 半角250桁 | レイアウト調整IDに対する名称を入力します。 | ||
変換モード | IN/OUT | ○ | - | 変換内容を選択します。 | |
検索文字列 | IN/OUT | △ | 半角 | 文字列置換を行う場合の置換元文字列を指定します。ここに指定した文字列は、文字コード変換の対象にはなりません。 | |
置換文字列 | IN/OUT | △ | 半角 | 文字列置換を行う場合の置換先文字列を指定します。 | |
文字列置換時の動作 | シフトアウトコードを挿入する | IN/OUT | △ | - | 出力データ側文字コードがJISコード系などのロッキングシフトコード系で、出力データ側に置換後文字列を出力する時、その位置がシフトイン状態であった場合に、置換後文字列の直前にシフトアウトコードを出力する場合に指定します。 |
シフトアウトコードを挿入しない | IN/OUT | △ | - | 上記の状態の時でも、置換後文字列の直前にシフトアウトコードを出力しない場合に指定します。レコード区切りに利用している改行コードを置換する時などに使用します。 |
置換前の文字列がシフトイン状態であるなら、置換後の文字列の前にシフトアウトコードを挿入する・しないを選択できます。
【シフトコード挿入あり/なしの例】
変換モード: JIS8/シフトJIS → EBCDICカナ/JEF
検索文字列: @HEX(0D0A)
置換文字列: @HEX(25)
変換前文字列:“あいう(CRLF)えお”=(82a0 82a2 82a4 0d0a 82a6 82a8)
a) シフトコード挿入ありで変換後(EBCDICカナ/JEF)
"(SI)あいう(SO)(LF)(SI)えお" = (28 a4a2 a4a4 a4a6 29 25 28 a4a8 a4aa) |
※(SI)…シフトインコード (SO)…シフトアウトコード
このように、シフトインコードとシフトアウトコードが挿入されます。
b) シフトコード挿入なしで変換後(EBCDICカナ/JEF)
"(SI)あいう(LF)(SI)えお"= (28 a4a2 a4a4 a4a6 25 28 a4a8 a4aa) |
※(SI)…シフトインコード (SO)…シフトアウトコード
このように、シフトインコードは挿入されますが、シフトアウトコードは挿入されません。
改行コードを文字列の一部としてではなく、レコードの区切りとして扱いたい場合などにシフトコード挿入なしで変換してください。
運用登録で使用されているレイアウト調整IDを削除する場合、4.6 関連定義の同時反映が実行されます。
図9.17 文字コード変換(フォーマット指定なし)画面(表示例)
一覧表示
登録されているIDの一覧を表示するには、ツリーにて[文字コード変換(フォーマット指定なし)]を選択して右クリックし、[一覧表示]をクリックします。Webブラウザなどの拡張子.htmlに関連付けられた他のアプリケーションが起動され、登録されたIDの一覧が表示されますので、起動されたアプリケーションの印刷機能を使用して印刷してください。IDが登録されていない場合は、“ID情報が登録されていません。”とダイアログを出力します。
図9.18 文字コード変換(フォーマット指定なし)一覧画面