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Interstage Service Integrator V9.2.0 FEDIT/FL-TABLE ヘルプ

9.7 ヘッダの定量間隔挿入・削除

[FEDIT/FL-TABLE メインメニュー]画面で以下の操作を行うと、[ヘッダの定量間隔挿入・削除]画面が表示されます。

図9.19 ヘッダの定量間隔挿入・削除画面

ここでは、ヘッダの定量間隔挿入・削除の設定を行います。

表9.13 ボタン説明

選択している1行上に行挿入します。

選択している1行下に行挿入します。

選択している行を削除します。

選択している行をコピーします。

選択している行を切り取ります。

選択している1行上に行を貼り付けます。

現在の内容を登録します。

現在の内容を削除します。

表9.14 フィールド説明

フィールド名

入力/出力

必須

最大項目長

フィールド説明

レイアウト調整ID/名称

IN

半角
(英数字)32桁

登録するレイアウト調整のキーとなるIDを入力します。

IN/OUT

半角250桁
(全角混在可)

レイアウト調整IDに対する名称を入力します。
“,”は入力不可です。

レイアウト情報
(ヘッダ部)

フラットID/名称

IN

半角
(英数字)32桁

ヘッダレコードとなる登録済みフラットIDを選択します。

OUT

上記フラットIDに対する名称が表示されます。

レコード長(標準)

OUT

レコード長を表示します。
これは、一般フォーマット登録のフィールド“桁数”のレコード長です。

レコード長(拡張)

OUT

レコード長を表示します。
これは、一般フォーマット登録のフィールド“拡張桁数”のレコード長です。

挿入・削除対象

IN/OUT

挿入(または削除)するヘッダレコードのチェックボックスです。チェックボックスをONすると挿入(または削除)に使用します。
チェックボックスがOFFのヘッダを含む場合、先頭レコードはすべてのヘッダ部で構成されるレコードになります。そのレコードの後に、チェックボックスがONのヘッダの挿入(または削除)をします。

シーケンス番号設定

シーケンス番号設定

IN/OUT

チェックボックスがONのとき、指定されたヘッダレコードのフィールドに、シーケンス番号を書き込みます。
※詳細は6.シーケンス番号設定についてを参照してください。

フラットID/名称

IN

半角
(英数字)32桁

シーケンス番号を書き込むヘッダレコードの、フラットIDを選択します。

OUT

上記フラットIDに対する名称が表示されます。

シーケンス番号設定フィールド

IN/OUT

シーケンス番号を書き込むフィールドを選択します。
※詳細は7.シーケンス番号設定フィールドについてを参照してください。

最終ヘッダレコードの識別文字設定

最終ヘッダレコードの識別文字設定

IN/OUT

チェックボックスがONのとき、指定されたヘッダレコードのフィールドに、挿入途中のヘッダか最後に挿入されたヘッダかを識別できる文字を書き込みます。
※詳細は8.最終ヘッダレコードの識別文字についてを参照してください。

フラットID/名称

IN

半角
(英数字)32桁

識別文字を書き込むヘッダレコードの、フラットIDを選択します。

OUT

上記フラットIDに対する名称が表示されます。

識別文字設定フィールド

IN/OUT

識別文字を書き込むフィールドを選択します。

X属性の項目のみ選択できます。
※詳細は9.識別文字設定フィールドについてを参照してください。

継続識別文字

IN/OUT

半角
(英数字)32桁

挿入途中のヘッダレコードの対象フィールトに書き込む文字を指定します。

最終識別文字

IN/OUT

半角
(英数字)32桁

最後に挿入されるヘッダレコードの対象フィールトに書き込む文字を指定します。

レイアウト情報
(明細部)

フラットID/名称

IN

半角
(英数字)32桁

明細レコードとなる登録済みフラットIDを選択します。

OUT

上記フラットIDに対する名称が表示されます。

レコード長(標準)

OUT

上記フラットIDの“桁数”をもとにしたレコード長を表示します。

レコード長(拡張)

OUT

上記フラットIDの“拡張桁数”をもとにしたレコード長を表示します。

挿入・削除情報

指定サイズ毎(ヘッダを含む)

IN/OUT

数字5桁

指定したサイズ毎にヘッダレコードを挿入(または削除)します。空白を詰めてサイズを合せます。
※詳細は1. 指定サイズ毎(ヘッダを含む)についてを参照してください。

指定明細件数毎(ヘッダは含まず)

IN/OUT

数字3桁

指定した件数毎にヘッダレコードを挿入(または削除)します。
※詳細は2. 指定明細件数毎(ヘッダは含まず)についてを参照してください。

空白を詰めてサイズを合せる

IN/OUT

指定明細件数毎(ヘッダは含まず)を選択した場合に設定できます。チェックボックスがONのとき、空白を詰めてサイズを合わせます。
※詳細は2. 指定明細件数毎(ヘッダは含まず)についてを参照してください。

最大明細件数

IN/OUT

数字3桁

ヘッダレコードの後に続く明細の最大件数を指定します。省略した場合は、指定サイズ毎(ヘッダを含む)か、指定明細件数毎の指定に従います。

ヘッダの挿入時は、最大明細件数を超えた部分には、空白が詰まります。
ヘッダの削除時は、最大明細件数以降の明細は空白とみなします。
指定サイズ毎(ヘッダを含む)か、指定明細件数毎かつ空白を詰めてサイズを合わせるを選択したとき、設定可能です。
なお、指定サイズや指定明細件数を超える設定はできません。

ヘッダ挿入・削除時に空レコードの調整を行う

IN/OUT

チェックボックスがONのとき、ヘッダの挿入時は、空レコードの明細を削除します。ヘッダの削除時は、空レコードの明細を追加します。
※詳細は10.ヘッダ挿入・削除時に空レコードの調整を行うについてを参照してください。

データ長

IN/OUT

数字7桁

ヘッダ削除後のヘッダ部+明細部のデータサイズをバイトで指定します。指定サイズに満たない場合は、空レコードの明細を追加します。
※詳細は10.ヘッダ挿入・削除時に空レコードの調整を行うについてを参照してください。

明細件数

IN/OUT

数字4桁

ヘッダ削除後の明細件数を指定します。指定した明細件数に満たない場合は、空レコードの明細を追加します。
※詳細は10.ヘッダ挿入・削除時に空レコードの調整を行うについてを参照してください。

明細部の繰返し回数フィールド削除・挿入

IN/OUT

チェックボックスがONのとき、ヘッダの挿入時は、明細部の件数を示すフィールドを削除します。ヘッダの削除時は、明細部の件数を示すフィールドを挿入します。
※詳細は11.明細部の繰返し回数フィールド削除・挿入を参照してください。

文字コード
変換方法

変換モード

IN/OUT

変換内容を選択します。
(変換元)
・JIS8/シフトJIS
・JIS7/EUC
・EBCDIC カナ/JEF
・EBCDIC ASCII/JEF
・EBCDIC カナ/dbcs90
・EBCDIC ASCII/dbcs90
・JIS(7単位半角カナ)/JIS
・JIS(8単位半角カナ)/JIS
・JIS(ESCで切り換え)/JIS
・EBCDIC カナ/KEIS
・EBCDIC カナ/JIPS(E) 領域重視
・EBCDIC カナ/JIPS(E) 字形重視
・UNICODE(UCS-2BE)
・UNICODE(UCS-2LE)
・UNICODE(UTF-16BE)
・UNICODE(UTF-16LE)
  ↓
(変換先)
・JIS8/シフトJIS
・JIS7/EUC
・EBCDIC カナ/JEF
・EBCDIC ASCII/JEF
・EBCDIC カナ/dbcs90
・EBCDIC ASCII/dbcs90
・JIS(7単位半角カナ)/JIS
・JIS(8単位半角カナ)/JIS
・JIS(ESCで切り換え)/JIS
・EBCDIC カナ/KEIS
・EBCDIC カナ/JIPS(E) 領域重視
・EBCDIC カナ/JIPS(E) 字形重視
・UNICODE(UCS-2BE)
・UNICODE(UCS-2LE)
・UNICODE(UTF-16BE)
・UNICODE(UTF-16LE)
・(文字コード変換なし)
※詳細は3. 変換モードを参照してください。

データ長

IN/OUT

文字コード変更前の桁数と文字コード変更後の桁数を指定します。“標準”を選択した場合は、一般フォーマットの桁数を使用します。“拡張”を選択した場合は、一般フォーマットの“拡張桁数”を使用します。

(変換元)
・標準
・拡張
  ↓
(変換後)
・標準
・拡張

B属性項目のエンディアン変換をする

IN/OUT

B属性項目のエンディアン交換をする場合にチェックボックスをONにします。

※詳細は4. エンディアン交換についてを参照してください。

1. 定サイズ毎(ヘッダを含む)について
2. 定明細件数毎(ヘッダは含まず)について
3. 換モード
4. ンディアン交換について
5.ッダ削除時の空白のみの明細の削除について
6.ーケンス番号設定について

[ヘッダレコード挿入時にシーケンス番号を書き込む例]

[ヘッダレコード削除時にシーケンス番号が設定されている例]

7.ーケンス番号設定フィールドについて
表9.15 属性毎のシーケンス番号の設定例

属性

シーケンス番号設定例

X属性

1,2,3,…(半角数字)

K属性

1,2,3, …(全角数字)

B属性

00000001,00000010,00000011, …

H属性

0x01,0x02,0x03, …

N属性

1,2,3, …

9属性

01,02,03, …

C属性

1,2,3, …

P属性

0x0013,0x0023,0x0033, …

8.終ヘッダレコードの識別文字について

[ヘッダレコード挿入時の最終ヘッダレコードの識別文字の例]

[ヘッダレコード削除時の最終ヘッダレコードの識別文字の例]

9.別文字設定フィールドについて
10.ッダ挿入・削除時に空レコードの調整を行うについて

[明細レコードのデフォルト値]

明細レコードを構成する属性のデフォルト値を以下の表に示します。

表9.16 属性のデフォルト値

属性

デフォルト値

X属性

全領域に半角空白

K属性

全領域に全角空白

N属性(符号無) 小数部0桁

領域の末尾に“0”
残りの領域は半角空白

N属性(符号無) 小数部1桁

領域の末尾に“0.0”
残りは半角空白

N属性(符号無) 小数部9桁

領域の末尾に“0.000000000”
残りは半角空白

N属性(符号有) 小数部0桁

領域の末尾に“0”
残りの領域は半角空白

N属性(符号有) 小数部9桁

領域の末尾に“0.000000000”
残りは半角空白

C属性(符号無) 小数部0桁

領域の末尾に“0”
残りの領域は半角空白

C属性(符号無) 小数部1桁

領域の末尾に“0.0”
残りは半角空白

C属性(符号無) 小数部9桁

領域の末尾に“0.000000000”
残りは半角空白

C属性(符号有) 小数部0桁

領域の末尾に“0”
残りの領域は半角空白

C属性(符号有) 小数部1桁

領域の末尾に“0.0”
残りは半角空白

C属性(符号有) 小数部9桁

領域の末尾に“0.000000000”
残りは半角空白

9属性(符号無) 小数部0桁

全領域に“0”

9属性(符号無) 小数部1桁

全領域に“0”

9属性(符号無) 小数部9桁

全領域に“0”

9属性(符号有) 小数部0桁

領域の末尾に0x40
残りの領域は“0”

9属性(符号有) 小数部1桁

領域の末尾に0x40
残りの領域は“0”

9属性(符号有) 小数部9桁

領域の末尾に0x40
残りの領域は“0”

P属性(符号無) 小数部0桁

領域の末尾に0x03
残りの領域は0x00

P属性(符号無) 小数部1桁

領域の末尾に0x03
残りの領域は0x00

P属性(符号無) 小数部9桁

領域の末尾に0x03
残りの領域は0x00

P属性(符号有) 小数部0桁

領域の末尾に0x04
残りの領域は0x00

P属性(符号有) 小数部1桁

領域の末尾に0x04
残りの領域は0x00

P属性(符号有) 小数部9桁

領域の末尾に0x04
残りの領域は0x00

H属性

全領域に0x00

B属性

全領域に0x00

[ヘッダレコード挿入時の空レコードの調整]

[ヘッダレコード削除時にデータ長を指定して空レコード調整]

[ヘッダレコード削除時の明細件数を指定して空レコード調整]

11.細部の繰返し回数フィールド削除・挿入

[使用できるフォーマットの条件について]

繰返し数指定可変長フォーマットまたは短縮FLATファイル形式で、以下の条件に該当するフォーマットを入力とすることができます。

表9.17 使用できるフォーマット

フォーマット種別

条件

繰返し数指定可変長フォーマット

  • 繰返し回数フィールドがN属性(符号無し)6桁、かつ

  • 繰返し回数フィールドがヘッダ部の最後のフィールドになる

短縮FLATファイル形式

  • 繰返し数変動の集団項目が1つのみ、かつ

  • 繰返し数変動の集団項目がフォーマットの最後になる

[ヘッダの定量間隔挿入・削除のヘッダ部と明細部に登録するフォーマットについて]

繰返し数指定可変長フォーマットと短縮FLATファイル形式を利用したヘッダの定量間隔挿入・削除を行う場合、ヘッダ部と明細部に登録する一般フォーマットは以下のように登録します。

表9.18 ヘッダの定量間隔挿入・削除のヘッダ部と明細部のフォーマット

フォーマット種別

ヘッダの定量間隔挿入・削除のヘッダ部

ヘッダの定量間隔挿入・削除の明細部

繰返し数指定可変長フォーマット

繰返し数指定可変長フォーマット登録でヘッダ部に登録したフォーマットから、明細部の繰返し回数フィールドを取り除いた一般フォーマットを作成し、ヘッダの定量間隔挿入・削除のヘッダ部に登録します。

繰返し数指定可変長フォーマット登録の明細部に登録した一般フォーマットを、そのままヘッダの定量間隔挿入・削除明細部として登録します。

短縮FLATファイル形式

短縮FLATファイル形式に使用したフォーマットをもとに、繰返し変動が設定された集団項目以外の一般フォーマットを作成し、ヘッダの定量間隔挿入・削除のヘッダ部として登録する。

短縮FLATファイル形式に使用したフォーマットをもとに、繰返し変動が設定された集団項目の子要素の一般フォーマットを作成し、ヘッダの定量間隔挿入・削除の明細部として登録する。

[ヘッダレコード挿入の例]

[ヘッダレコード削除の例]

図9.59 ヘッダの定量間隔挿入・削除例画面

一覧表示

登録されているIDの一覧を表示するには、ツリーにて[ヘッダの定量間隔挿入・削除]を選択して右クリックし、[一覧表示]をクリックします。Webブラウザなどの拡張子.htmlに関連付けられた他のアプリケーションが起動され、登録されたIDの一覧が表示されますので、起動されたアプリケーションの印刷機能を使用して印刷してください。IDが登録されていない場合は、“ID情報が登録されていません。”とダイアログを出力します。

図9.60 ヘッダの定量間隔挿入・削除一覧画面