クラスタ運用を行っている場合の運用環境の変更について説明します。
以下の手順で、Storage管理サーバ業務のIPアドレスを変更します。
変更対象のStorage管理サーバ業務がStorageサーバ業務を兼ねているか確認します。Storageサーバ業務を兼ねている場合、かつレプリケーション管理機能を使用して
複製元または複製先ボリュームとして定義している場合は、複製元/複製先ボリュームの設定を削除してください。複製元/複製先ボリュームの設定を削除する方法については、「8.6.2 複製元/複製先ボリュームの削除」を参照してください。
Storage管理サーバ業務を停止します。
停止方法については、クラスタソフトウェアのマニュアルを参照してください。
IPアドレスリソースを変更します。
IPアドレスリソースの変更方法については、クラスタソフトウェアのマニュアルを参照してください。
Storage管理サーバ業務の稼働状況を確認します。
業務が停止している場合は、Storage管理サーバ業務を起動します。
起動方法については、クラスタソフトウェアのマニュアルを参照してください。
Storage管理サーバ業務の稼働ノードで、サーバ情報変更指示ファイルを作成後、サーバ情報変更コマンドを-fオプション付きで実行してIPアドレスの変更を行います。サーバ情報変更コマンドの詳細については、「12.3.5 stgxfwcmmodsrv(サーバ情報変更コマンド)」を参照してください。
Storage管理サーバ業務を再起動します。
停止/起動方法については、クラスタソフトウェアのマニュアルを参照してください。
Storage管理サーバ業務の稼働ノードで、環境情報表示コマンドを使用してGUI接続用IPアドレスが正しいか確認します。必要であれば、GUI接続情報設定コマンドを使用してGUI接続用IPアドレスの変更を行います。
環境情報表示コマンド、GUI接続情報設定コマンドの詳細については、「12.3.12 stgenvdisp(環境情報表示コマンド)」、「12.3.3 stgguiipset(GUI接続情報設定コマンド)」を参照してください。
レプリケーション管理機能を使用する場合は、レプリケーション管理の環境を再構築します(「8.4.5 複製元ボリューム/複製先ボリュームの設定」以降の作業を実施してください)。
ポイント
手順7でGUI接続用IPアドレスの変更が必要となる場合は、以下となります。
Storage管理サーバ業務が動作するサーバに複数のネットワークカードが装着されており、Storageサーバと通信するIPアドレス(Storage管理サーバ業務のクラスタセットアップ時に指定したIPアドレス)とGUIクライアント使用時に指定するIPアドレスを分けて運用している場合。
上記以外の場合でも、12.3.3 stgguiipset(GUI接続情報設定コマンド)を実行してGUI接続用IPアドレスを明示的に設定している場合。
注意
Storage管理サーバ業務のクラスタ環境削除時に実行するクラスタアンセットアップコマンドで表示されるIPアドレス情報は、クラスタセットアップコマンドで指定したアドレスです。IPアドレス変更後の値ではありません。
以下の手順で、Storageサーバ業務のIPアドレスを変更します。
レプリケーション管理機能を使用して複製元または複製先ボリュームとして定義している場合は、複製元/複製先ボリュームの設定を削除してください。
複製元/複製先ボリュームの設定を削除する方法については、「8.6.2 複製元/複製先ボリュームの削除」を参照してください。
Storageサーバ業務を停止します。
停止方法については、クラスタソフトウェアのマニュアルを参照してください。
IPアドレスリソースを変更します。
IPアドレスリソースの変更方法については、クラスタソフトウェアのマニュアルを参照してください。
Storageサーバ業務を起動します。
起動方法については、クラスタソフトウェアのマニュアルを参照してください。
Storageサーバ業務を管理しているStorage管理サーバで、サーバ情報変更指示ファイルを作成後、サーバ情報変更コマンドを-fオプション付きで実行してIPアドレスの変更を行います。サーバ情報変更コマンドの詳細については、「12.3.5 stgxfwcmmodsrv(サーバ情報変更コマンド)」を参照してください。
レプリケーション管理機能を使用する場合は、レプリケーション管理の環境を再構築します(「8.4.5 複製元ボリューム/複製先ボリュームの設定」以降の作業を実施してください)。
注意
Storageサーバ業務のクラスタ環境削除時に実行するクラスタアンセットアップコマンドで表示されるIPアドレス情報は、クラスタセットアップコマンドで指定したアドレスです。IPアドレス変更後の値ではありません。
以下の手順で、Storage管理サーバ業務/Storageサーバ業務のポート番号を変更します。
変更対象となるStorage管理サーバまたはStorageサーバで、レプリケーション管理機能を使用して複製元または複製先ボリュームとして定義している場合は、複製元/複製先ボリュームの設定を削除してください。
複製元/複製先ボリュームの設定を削除する方法については、「8.6.2 複製元/複製先ボリュームの削除」を参照してください。
変更対象となるStorage管理サーバ業務またはStorageサーバ業務を停止します。
停止方法については、クラスタソフトウェアのマニュアルを参照してください。
変更対象となるStorage管理サーバ業務またはStorageサーバ業務のプライマリノードとセカンダリノードで、Windowsインストールディレクトリ\system32\drivers\etc\servicesに設定されている、AdvancedCopy Managerの業務用通信サービス(stgxfws_論理ノード名)のポート番号を変更します。
変更対象となるStorage管理サーバ業務またはStorageサーバ業務を起動します。
起動方法については、クラスタソフトウェアのマニュアルを参照してください。
変更対象がStorage管理サーバ業務の場合はStorage管理サーバ業務の稼働ノード、Storageサーバ業務の場合はStorageサーバ業務を管理するStorage管理サーバで、サーバ情報変更指示ファイルを作成後、サーバ情報変更コマンドを-fオプション付きで実行してポート番号の変更を行います。サーバ情報変更コマンドの詳細については、「12.3.5 stgxfwcmmodsrv(サーバ情報変更コマンド)」を参照してください。
レプリケーション管理機能を使用する場合は、レプリケーション管理の環境を再構築します(「8.4.5 複製元ボリューム/複製先ボリュームの設定」以降の作業を実施してください)。
以下の手順で、Storage管理サーバ業務/Storageサーバ業務のサーバ名を変更します。
変更対象となるStorage管理サーバまたはStorageサーバで、レプリケーション管理機能を使用して複製元または複製先ボリュームとして定義している場合は、複製元/複製先ボリュームの設定を削除してください。
複製元/複製先ボリュームの設定を削除する方法については、「8.6.2 複製元/複製先ボリュームの削除」を参照してください。
変更対象がStorage管理サーバ業務の場合はStorage管理サーバ業務の稼働ノード、Storageサーバ業務の場合はStorageサーバ業務を管理するStorage管理サーバで、サーバ情報変更指示ファイルを作成します。
サーバ情報変更コマンドを-fオプション付き(作成したファイルを指定)で実行してサーバ名の変更を行います。サーバ情報変更コマンドの詳細については、Storage管理サーバのOSに対応した『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書』の「12.3.5 stgxfwcmmodsrv(サーバ情報変更コマンド)」を参照してください。
レプリケーション管理機能を使用する場合は、レプリケーション管理の環境を再構築します(「8.4.5 複製元ボリューム/複製先ボリュームの設定」以降の作業を実施してください)。
以下の手順で、リポジトリアクセスユーザーを変更します。
対象となるStorage管理サーバ業務の稼働状況を確認します。
業務が停止している場合は、Storage管理サーバ業務を起動します。
起動方法については、クラスタソフトウェアのマニュアルを参照してください。
リポジトリアクセスユーザーを変更します。
リポジトリアクセスユーザーを変更する方法については、「11.5.7 リポジトリアクセスユーザーに指定したユーザーの削除/パスワードの変更」を参照してください。
以下の手順で、Storage管理サーバ業務またはStorageサーバ業務の論理ノード名を変更します。
対象となるStorage管理サーバ業務またはStorageサーバ業務の稼働状況を確認します。
業務が停止している場合は、Storage管理サーバ業務またはStorageサーバ業務を起動します。
起動方法については、クラスタソフトウェアのマニュアルを参照してください。
Storage管理サーバ業務の場合、Storageサーバ業務を兼ねているか確認します。
Storageサーバ業務を兼ねている場合、手順3に進みます。
Storageサーバ業務を兼ねていない場合、手順4に進みます。
Storageサーバ業務の環境を削除します。
バックアップ管理機能を使用している場合は、業務ボリューム、バックアップボリュームを削除してください。業務ボリューム、バックアップボリュームを削除する方法については、「4.6.2 デバイスの削除」を参照してください。
レプリケーション管理機能を使用して複製元または複製先ボリュームとして定義している場合は、複製元/複製先ボリュームの設定を削除してください。複製元/複製先ボリュームの設定を削除する方法については、「8.6.2 複製元/複製先ボリュームの削除」を参照してください。
AdvancedCopy Managerのデータを退避します。
Storage管理サーバ業務の場合、以下のデータを退避します。
リポジトリ
リポジトリをバックアップします。
リポジトリをバックアップする方法については、「11.2.1.1 データベースバックアップ」を参照してください。
認証機能の管理簿
Storage管理サーバ業務の稼働ノードで認証機構の管理簿をバックアップします。
認証機能の管理簿をバックアップする方法については、「11.1.1.4.1 認証管理簿のバックアップ」を参照してください。
画面ファイル
画面ファイルをバックアップします。
Storage管理サーバ業務の稼働ノードで共有ディスクのドライブ\etc\opt\swstorage\etc\data配下のファイルを退避します。また、両ノードで環境設定フォルダ\etc\data\security配下のファイルも退避します。
Storageサーバ業務またはStorage管理サーバ業務でStorageサーバ業務を兼ねている場合、以下のデータも退避します。
前後処理スクリプト
バックアップ管理とレプリケーション管理の前後処理スクリプトを退避します。
ロック動作指定ファイル
以下のロック動作指定ファイルを使用している場合、対象のロック動作指定ファイルを退避します。
バックアップ用業務ボリュームロック動作指定ファイル
バックアップ用バックアップボリュームロック動作指定ファイル
リストア先ボリュームロック動作指定ファイル
複写元ボリュームロック動作指定ファイル
複写先ボリュームロック動作指定ファイル
AdvancedCopy Managerの管理情報一括バックアップ実行サーバの場合、以下のデータを退避します。
管理情報一括バックアップのポリシーファイル
ポリシーファイルのパスについては、「11.1.2.1 事前準備」を参照してください。
Storageサーバ業務(Storage管理サーバ業務兼Storageサーバ業務は除く)の場合、業務の稼働ノードで共有ディスクのドライブ\etc\opt\swstorage\etc\swnode.iniを削除します。
対象業務のクラスタ環境を削除します。
クラスタ環境の削除については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager クラスタ適用ガイド』の「Storage管理サーバ業務、Storageサーバ業務の削除」を参照してください。
注意
『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager クラスタ適用ガイド』の「Windows版SafeCLUSTERでの削除」の「削除作業詳細」の手順1(サーバ削除)、または「Windows版MSCS/WSFCでの削除」の「削除作業詳細」の手順1(サーバ削除)は実施しないでください。
対象業務のクラスタ環境を作成します。
クラスタ環境の作成については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager クラスタ適用ガイド』の「Storage管理サーバ業務、Storageサーバ業務のカスタマイズ」を参照してください。
注意
クラスタセットアップコマンドの論値ノード名の入力項目には、新規論理ノード名を入力してください。
『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager クラスタ適用ガイド』の「Windows版SafeCLUSTERでのカスタマイズ」の「カスタマイズ作業詳細」の手順40(Storage管理サーバ業務、Storageサーバ業務の環境を作成)、「Windows版MSCS/WSFCでのカスタマイズ」の「カスタマイズ作業詳細」の手順54(Storage管理サーバ業務、Storageサーバ業務の環境を作成)は実施しないでください。
対象業務を起動します。
起動方法については、クラスタソフトウェアのマニュアルを参照してください。
AdvancedCopy Managerのデータを復元します。
Storage管理サーバ業務の場合、以下のデータを復元します。
リポジトリ
リポジトリを復元します。
リポジトリを復元する方法については、「11.2.1.2 データベースリストア」を参照してください。
認証機能の管理簿
Storage管理サーバ業務の稼働ノードで認証機構の管理簿を復元します。
認証機能の管理簿を復元する方法については、「11.1.1.4.2 認証管理簿のリストア」を参照してください。
画面ファイル
画面ファイルを復元します。
Storage管理サーバ業務の稼働ノードで共有ディスクのドライブ\etc\opt\swstorage\etc\data配下のファイルを復元します。また、両ノードで環境設定フォルダ\etc\data\security配下のファイルも復元します。
Storageサーバ業務またはStorage管理サーバ業務でStorageサーバ業務を兼ねている場合、以下のデータも復元します。
前後処理スクリプト
バックアップ管理とレプリケーション管理の前後処理スクリプトを復元します。
ロック動作指定ファイル
手順4でロック動作指定ファイルを退避した場合、退避したロック動作指定ファイルを復元します。
AdvancedCopy Managerの管理情報一括バックアップ実行サーバの場合、以下のデータを復元します。
管理情報一括バックアップのポリシーファイル
ポリシーファイルのパスについては、「11.1.2.1 事前準備」を参照してください。
サーバ名を変更します。
「11.5.8.4 Storage管理サーバ業務/Storageサーバ業務のサーバ名の変更」を実施します。
バックアップ管理やレプリケーション管理機能を使用する場合は、バックアップ管理やレプリケーション管理の環境を再構築します(バックアップ管理の場合は「4.4.6 バックアップ運用を行うサーバの環境設定」以降の作業、レプリケーション管理の場合は「8.4.5 複製元ボリューム/複製先ボリュームの設定」以降の作業を実施してください)。
AdvancedCopy Managerの管理情報一括バックアップ実行サーバの場合、12.3.13 stgmgrinfoset(管理情報一括バックアップサーバ登録/削除コマンド)を実行し、管理情報一括バックアップ実行サーバとして登録してください。
以下の手順で、AdvancedCopy Manager業務名を変更します。
対象となるStorage管理サーバ業務またはStorageサーバ業務の稼働状況を確認します。
業務が停止している場合は、Storage管理サーバ業務またはStorageサーバ業務を起動します。
起動方法については、クラスタソフトウェアのマニュアルを参照してください。
AdvancedCopy Managerのデータを退避します。
Storage管理サーバ業務の場合、以下のデータを退避します。
リポジトリ
リポジトリをバックアップします。
リポジトリをバックアップする方法については、「11.2.1.1 データベースバックアップ」を参照してください。
認証機能の管理簿
Storage管理サーバ業務の稼働ノードで認証機構の管理簿をバックアップします。
認証機能の管理簿をバックアップする方法については、「11.1.1.4.1 認証管理簿のバックアップ」を参照してください。
画面ファイル
画面ファイルをバックアップします。
Storage管理サーバ業務の稼働ノードで共有ディスクのドライブ\etc\opt\swstorage\etc\data配下のファイルを退避します。また、両ノードで環境設定フォルダ\etc\data\security配下のファイルも退避します。
業務種別(Storage管理サーバ業務、Storageサーバ業務)に関係なく、以下のデータも退避します。
AdvancedCopy Manager管理ファイル
業務の稼働ノードで共有ディスクのドライブ\etc\opt\swstorage\etc\swnode.iniを退避します。
Storageサーバ業務、またはStorage管理サーバ業務でStorageサーバ業務を兼ねている場合、以下のデータも退避します。
バックアップ管理簿
バックアップ管理簿をバックアップします。
バックアップ管理簿をバックアップする方法については、「11.1.1.1.1 バックアップ管理簿とリカバリ制御ファイルのバックアップ」を参照してください。
前後処理スクリプト
バックアップ管理とレプリケーション管理の前後処理スクリプトを退避します。
ロック動作指定ファイル
以下のロック動作指定ファイルを使用している場合、対象のロック動作指定ファイルを退避します。
バックアップ用業務ボリュームロック動作指定ファイル
バックアップ用バックアップボリュームロック動作指定ファイル
リストア先ボリュームロック動作指定ファイル
複写元ボリュームロック動作指定ファイル
複写先ボリュームロック動作指定ファイル
バックアップ管理またはレプリケーション管理のデバイス情報
「11.1.1.1.3 バックアップ管理で使用するデバイス情報の退避」または「11.1.1.2.3 レプリケーション管理で使用するデバイス情報の退避」に記載されている「プログラムディレクトリ\bin\clset_Repdevice.exe 論理ノード名」によってデバイス情報の退避を事前に実施している場合は、当該コマンドが出力する以下のファイルをcopyコマンドなどで退避してください。
AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスクのドライブレター:\etc\swstorage\etc\repl\data\device.ini.<論理ノード名>
「プログラムディレクトリ\bin\clset_Repdevice.exe 論理ノード名」を実施していない場合(すなわち、上記ファイルが存在しない場合)は上記ファイルの退避を行う必要はありません。
AdvancedCopy Managerの管理情報一括バックアップ実行サーバの場合、以下のデータを退避します。
管理情報一括バックアップのポリシーファイル
ポリシーファイルのパスについては、「11.1.2.1 事前準備」を参照してください。
Storageサーバ業務(Storage管理サーバ業務兼Storageサーバ業務は除く)の場合、業務の稼働ノードで共有ディスクのドライブ\etc\opt\swstorage\etc\swnode.iniを削除します。
対象業務のクラスタ環境を削除します。
クラスタ環境の削除については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager クラスタ適用ガイド』の「Storage管理サーバ業務、Storageサーバ業務の削除」を参照してください。
注意
『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager クラスタ適用ガイド』の「Windows版SafeCLUSTERでの削除」の「削除作業詳細」の手順1(サーバ削除)、または「Windows版MSCS/WSFCでの削除」の「削除作業詳細」の手順1(サーバ削除)は実施しないでください。
クラスタシステムでクラスタグループ名(Windows版MSCS/WSFC)、またはクラスタサービス名(Windows版SafeCLUSTER)を変更します。
クラスタグループ名/クラスタサービス名の変更方法については、クラスタソフトウェアのマニュアルを参照してください。
対象業務のクラスタ環境を作成します。
クラスタ環境の作成については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager クラスタ適用ガイド』の「Storage管理サーバ業務、Storageサーバ業務のカスタマイズ」を参照してください。
注意
『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager クラスタ適用ガイド』の「Windows版SafeCLUSTERでのカスタマイズ」の「カスタマイズ作業詳細」の手順40(Storage管理サーバ業務、Storageサーバ業務の環境を作成)、「Windows版MSCS/WSFCでのカスタマイズ」の「カスタマイズ作業詳細」の手順54(Storage管理サーバ業務、Storageサーバ業務の環境を作成)は実施しないでください。
クラスタセットアップコマンドで業務名以外の情報は変更しないでください。
対象業務を起動します。
起動方法については、クラスタソフトウェアのマニュアルを参照してください。
AdvancedCopy Managerのデータを復元します。
Storage管理サーバ業務の場合、以下のデータを復元します。
リポジトリ
リポジトリを復元します。
リポジトリを復元する方法については、「11.2.1.2 データベースリストア」を参照してください。
認証機能の管理簿
Storage管理サーバ業務の稼働ノードで認証機構の管理簿を復元します。
認証機能の管理簿を復元する方法については、「11.1.1.4.2 認証管理簿のリストア」を参照してください。
画面ファイル
画面ファイルを復元します。
Storage管理サーバ業務の稼働ノードで共有ディスクのドライブ\etc\opt\swstorage\etc\data配下のファイルを復元します。また、両ノードで環境設定フォルダ\etc\data\security配下のファイルも復元します。
業務種別(Storage管理サーバ業務、Storageサーバ業務)に関係なく、以下のデータも復元します。
AdvancedCopy Manager管理ファイル
業務の稼働ノードで共有ディスクのドライブ\etc\opt\swstorage\etc\swnode.iniを復元します。
Storageサーバ業務、またはStorage管理サーバ業務でStorageサーバ業務を兼ねている場合、以下のデータも復元します。
バックアップ管理簿
バックアップ管理簿を復元します。
バックアップ管理簿を復元する方法については、「11.1.1.1.2 バックアップ管理簿とリカバリ制御ファイルのリストア」を参照してください。
前後処理スクリプト
バックアップ管理とレプリケーション管理の前後処理スクリプトを復元します。
レプリケーション管理機能を使用している場合は、12.4.3.1 swsrprecoverres(資源整合コマンド)で環境を復元します。
資源整合コマンドには、“-r”オプションを指定してください。資源整合コマンドについては、「12.4.3.1 swsrprecoverres(資源整合コマンド)」を参照してください。
ロック動作指定ファイル
手順2でロック動作指定ファイルを退避した場合、退避したロック動作指定ファイルを復元します。
バックアップ管理またはレプリケーション管理のデバイス情報
手順2でバックアップ管理またはレプリケーション管理のデバイス情報を退避した場合は、退避したファイルを以下のファイルにcopyコマンドなどで復元してください。
AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスクのドライブレター:\etc\swstorage\etc\repl\data\device.ini.<論理ノード名>
AdvancedCopy Managerの管理情報一括バックアップ実行サーバの場合、以下のデータを復元します。
管理情報一括バックアップのポリシーファイル
ポリシーファイルのパスについては、「11.1.2.1 事前準備」を参照してください。
AdvancedCopy Managerの管理情報一括バックアップ実行サーバの場合、12.3.13 stgmgrinfoset(管理情報一括バックアップサーバ登録/削除コマンド)を実行し、管理情報一括バックアップ実行サーバとして登録してください。
以下の手順で、AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスク(物理ディスクまたは共有データ用共有ディスクのドライブレター)を変更します。
対象となるStorage管理サーバ業務またはStorageサーバ業務の稼働状況を確認します。
業務が停止している場合は、Storage管理サーバ業務またはStorageサーバ業務を起動します。
起動方法については、クラスタソフトウェアのマニュアルを参照してください。
AdvancedCopy Managerのデータを退避します。
Storage管理サーバ業務の場合、以下のデータを退避します。
リポジトリ
リポジトリをバックアップします。
リポジトリをバックアップする方法については、「11.2.1.1 データベースバックアップ」を参照してください。
認証機能の管理簿
Storage管理サーバ業務の稼働ノードで認証機構の管理簿をバックアップします。
認証機能の管理簿をバックアップする方法については、「11.1.1.4.1 認証管理簿のバックアップ」を参照してください。
画面ファイル
画面ファイルをバックアップします。
Storage管理サーバ業務の稼働ノードで共有ディスクのドライブ\etc\opt\swstorage\etc\data配下のファイルを退避します。また、両ノードで環境設定フォルダ\etc\data\security配下のファイルも退避します。
業務種別(Storage管理サーバ業務、Storageサーバ業務)に関係なく、以下のデータも退避します。
AdvancedCopy Manager管理ファイル
業務の稼働ノードで共有ディスクのドライブ\etc\opt\swstorage\etc\swnode.iniを退避します。
Storageサーバ業務またはStorage管理サーバ業務でStorageサーバ業務を兼ねている場合、以下のデータも退避します。
バックアップ管理簿
バックアップ管理簿をバックアップします。
バックアップ管理簿をバックアップする方法については、「11.1.1.1.1 バックアップ管理簿とリカバリ制御ファイルのバックアップ」を参照してください。
前後処理スクリプト
バックアップ管理とレプリケーション管理の前後処理スクリプトを退避します。
ロック動作指定ファイル
以下のロック動作指定ファイルを使用している場合、対象のロック動作指定ファイルを退避します。
バックアップ用業務ボリュームロック動作指定ファイル
バックアップ用バックアップボリュームロック動作指定ファイル
リストア先ボリュームロック動作指定ファイル
複写元ボリュームロック動作指定ファイル
複写先ボリュームロック動作指定ファイル
バックアップ管理またはレプリケーション管理のデバイス情報
「11.1.1.1.3 バックアップ管理で使用するデバイス情報の退避」または「11.1.1.2.3 レプリケーション管理で使用するデバイス情報の退避」に記載されている「プログラムディレクトリ\bin\clset_Repdevice.exe 論理ノード名」によってデバイス情報の退避を事前に実施している場合は、当該コマンドが出力する以下のファイルをcopyコマンドなどで退避してください。
AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスクのドライブレター:\etc\swstorage\etc\repl\data\device.ini.<論理ノード名>
「プログラムディレクトリ\bin\clset_Repdevice.exe 論理ノード名」を実施していない場合(すなわち、上記ファイルが存在しない場合)は上記ファイルの退避を行う必要はありません。
AdvancedCopy Managerの管理情報一括バックアップ実行サーバの場合、以下のデータを退避します。
管理情報一括バックアップのポリシーファイル
ポリシーファイルのパスについては、「11.1.2.1 事前準備」を参照してください。
Storageサーバ業務(Storage管理サーバ業務兼Storageサーバ業務は除く)の場合、業務の稼働ノードで共有ディスクのドライブ\etc\opt\swstorage\etc\swnode.iniを削除します。
対象業務のクラスタ環境を削除します。
クラスタ環境の削除については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager クラスタ適用ガイド』の「Storage管理サーバ業務、Storageサーバ業務の削除」を参照してください。
注意
『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager クラスタ適用ガイド』の「Windows版SafeCLUSTERでの削除」の「削除作業詳細」の手順1(サーバ削除)、または「Windows版MSCS/WSFCでの削除」の「削除作業詳細」の手順1(サーバ削除)は実施しないでください。
対象業務のクラスタ環境を作成します。
クラスタ環境の作成については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager クラスタ適用ガイド』の「Storage管理サーバ業務、Storageサーバ業務のカスタマイズ」を参照してください。
注意
Windows版SafeCLUSTERでドライブレターを変更する場合、クラスタセットアップコマンドの画面の「ドライブ」に新規ドライブを選択してください。Windows版MSCS/WSFCでドライブレターを変更する場合、クラスタセットアップコマンドの画面の「物理ディスクリソース」に新規物理ディスクリソースを選択してください。
クラスタシステムの共有ディスクに関する設定を変更してください。
『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager クラスタ適用ガイド』の「Windows版SafeCLUSTERでのカスタマイズ」の「カスタマイズ作業詳細」の手順40(Storage管理サーバ業務、Storageサーバ業務の環境を作成)、「Windows版MSCS/WSFCでのカスタマイズ」の「カスタマイズ作業詳細」の手順54(Storage管理サーバ業務、Storageサーバ業務の環境を作成)は実施しないでください。
対象業務を起動します。
起動方法については、クラスタソフトウェアのマニュアルを参照してください。
AdvancedCopy Managerのデータを復元します。
Storage管理サーバ業務の場合、以下のデータを復元します。
リポジトリ
リポジトリを復元します。
リポジトリを復元する方法については、「11.2.1.2 データベースリストア」を参照してください。
認証機能の管理簿
Storage管理サーバ業務の稼働ノードで認証機構の管理簿を復元します。
認証機能の管理簿を復元する方法については、「11.1.1.4.2 認証管理簿のリストア」を参照してください。
画面ファイル
画面ファイルを復元します。
Storage管理サーバ業務の稼働ノードで共有ディスクのドライブ\etc\opt\swstorage\etc\data配下のファイルを復元します。また、両ノードで環境設定フォルダ\etc\data\security配下のファイルも復元します。
業務種別(Storage管理サーバ業務、Storageサーバ業務)に関係なく、以下のデータも復元します。
AdvancedCopy Manager管理ファイル
業務の稼働ノードで共有ディスクのドライブ\etc\opt\swstorage\etc\swnode.iniを復元します。
Storageサーバ業務またはStorage管理サーバ業務でStorageサーバ業務を兼ねている場合、以下のデータも復元します。
バックアップ管理簿
バックアップ管理簿を復元します。
バックアップ管理簿を復元する方法については、「11.1.1.1.2 バックアップ管理簿とリカバリ制御ファイルのリストア」を参照してください。
前後処理スクリプト
バックアップ管理とレプリケーション管理の前後処理スクリプトを復元します。
レプリケーション管理機能を使用している場合は、12.4.3.1 swsrprecoverres(資源整合コマンド)で環境を復元します。
資源整合コマンドには、“-r”オプションを指定してください。資源整合コマンドについては、「12.4.3.1 swsrprecoverres(資源整合コマンド)」を参照してください。
ロック動作指定ファイル
手順2でロック動作指定ファイルを退避した場合、退避したロック動作指定ファイルを復元します。
バックアップ管理またはレプリケーション管理のデバイス情報
手順2でバックアップ管理またはレプリケーション管理のデバイス情報を退避した場合は、退避したファイルを以下のファイルにcopyコマンドなどで復元してください。
AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスクのドライブレター:\etc\swstorage\etc\repl\data\device.ini.<論理ノード名>
AdvancedCopy Managerの管理情報一括バックアップ実行サーバの場合、以下のデータを復元します。
管理情報一括バックアップのポリシーファイル
ポリシーファイルのパスについては、「11.1.2.1 事前準備」を参照してください。
AdvancedCopy Managerの管理情報一括バックアップ実行サーバの場合、12.3.13 stgmgrinfoset(管理情報一括バックアップサーバ登録/削除コマンド)を実行し、管理情報一括バックアップ実行サーバとして登録してください。
以下の手順で、AdvancedCopy Managerリポジトリ用共有ディスクを変更します。
対象となるStorage管理サーバ業務の稼働状況を確認します。
業務が停止している場合は、Storage管理サーバ業務を起動します。
起動方法については、クラスタソフトウェアのマニュアルを参照してください。
AdvancedCopy Managerのデータを退避します。
以下のデータを退避します。
リポジトリ
リポジトリをバックアップします。
リポジトリをバックアップする方法については、「11.2.1.1 データベースバックアップ」を参照してください。
認証機能の管理簿
Storage管理サーバ業務の稼働ノードで認証機構の管理簿をバックアップします。
認証機能の管理簿をバックアップする方法については、「11.1.1.4.1 認証管理簿のバックアップ」を参照してください。
画面ファイル
画面ファイルをバックアップします。
Storage管理サーバ業務の稼働ノードで共有ディスクのドライブ\etc\opt\swstorage\etc\data配下のファイルを退避します。また、両ノードで環境設定フォルダ\etc\data\security配下のファイルも退避します。
AdvancedCopy Manager管理ファイル
業務の稼働ノードで共有ディスクのドライブ\etc\opt\swstorage\etc\swnode.iniを退避します。
Storage管理サーバ業務でStorageサーバ業務を兼ねている場合、以下のデータも退避します。
バックアップ管理簿
バックアップ管理簿をバックアップします。
バックアップ管理簿をバックアップする方法については、「11.1.1.1.1 バックアップ管理簿とリカバリ制御ファイルのバックアップ」を参照してください。
前後処理スクリプト
バックアップ管理とレプリケーション管理の前後処理スクリプトを退避します。
ロック動作指定ファイル
以下のロック動作指定ファイルを使用している場合、対象のロック動作指定ファイルを退避します。
バックアップ用業務ボリュームロック動作指定ファイル
バックアップ用バックアップボリュームロック動作指定ファイル
リストア先ボリュームロック動作指定ファイル
複写元ボリュームロック動作指定ファイル
複写先ボリュームロック動作指定ファイル
バックアップ管理またはレプリケーション管理のデバイス情報
「11.1.1.1.3 バックアップ管理で使用するデバイス情報の退避」または「11.1.1.2.3 レプリケーション管理で使用するデバイス情報の退避」に記載されている「プログラムディレクトリ\bin\clset_Repdevice.exe 論理ノード名」によってデバイス情報の退避を事前に実施している場合は、当該コマンドが出力する以下のファイルをcopyコマンドなどで退避してください。
AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスクのドライブレター:\etc\swstorage\etc\repl\data\device.ini.<論理ノード名>
「プログラムディレクトリ\bin\clset_Repdevice.exe 論理ノード名」を実施していない場合(すなわち、上記ファイルが存在しない場合)は上記ファイルの退避を行う必要はありません。
AdvancedCopy Managerの管理情報一括バックアップ実行サーバの場合、以下のデータを退避します。
管理情報一括バックアップのポリシーファイル
ポリシーファイルのパスについては、「11.1.2.1 事前準備」を参照してください。
対象業務のクラスタ環境を削除します。
クラスタ環境の削除については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager クラスタ適用ガイド』の「Storage管理サーバ業務、Storageサーバ業務の削除」を参照してください。
注意
『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager クラスタ適用ガイド』の「Windows版SafeCLUSTERでの削除」の「削除作業詳細」の手順1(サーバ削除)、または「Windows版MSCS/WSFCでの削除」の「削除作業詳細」の手順1(サーバ削除)は実施しないでください。
対象業務のクラスタ環境を作成します。
クラスタ環境の作成については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager クラスタ適用ガイド』の「Storage管理サーバ業務、Storageサーバ業務のカスタマイズ」を参照してください。
注意
『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager クラスタ適用ガイド』の「Windows版SafeCLUSTERでのカスタマイズ」の「カスタマイズ作業詳細」の手順40(Storage管理サーバ業務、Storageサーバ業務の環境を作成)、「Windows版MSCS/WSFCでのカスタマイズ」の「カスタマイズ作業詳細」の手順54(Storage管理サーバ業務、Storageサーバ業務の環境を作成)は実施しないでください。
対象業務を起動します。
起動方法については、クラスタソフトウェアのマニュアルを参照してください。
AdvancedCopy Managerのデータを復元します。
以下のデータを復元します。
リポジトリ
リポジトリを復元します。
リポジトリを復元する方法については、「11.2.1.2 データベースリストア」を参照してください。
認証機能の管理簿
Storage管理サーバ業務の稼働ノードで認証機構の管理簿を復元します。
認証機能の管理簿を復元する方法については、「11.1.1.4.2 認証管理簿のリストア」を参照してください。
画面ファイル
画面ファイルを復元します。
Storage管理サーバ業務の稼働ノードで共有ディスクのドライブ\etc\opt\swstorage\etc\data配下のファイルを復元します。また、両ノードで環境設定フォルダ\etc\data\security配下のファイルも復元します。
AdvancedCopy Manager管理ファイル
業務の稼働ノードで共有ディスクのドライブ\etc\opt\swstorage\etc\swnode.iniを復元します。
Storage管理サーバ業務でStorageサーバ業務を兼ねている場合、以下のデータも復元します。
バックアップ管理簿
バックアップ管理簿を復元します。
バックアップ管理簿を復元する方法については、「11.1.1.1.2 バックアップ管理簿とリカバリ制御ファイルのリストア」を参照してください。
前後処理スクリプト
バックアップ管理とレプリケーション管理の前後処理スクリプトを復元します。
レプリケーション管理機能を使用している場合は、12.4.3.1 swsrprecoverres(資源整合コマンド)で環境を復元します。
資源整合コマンドには、“-r”オプションを指定してください。資源整合コマンドについては、「12.4.3.1 swsrprecoverres(資源整合コマンド)」を参照してください。
ロック動作指定ファイル
手順2でロック動作指定ファイルを退避した場合、退避したロック動作指定ファイルを復元します。
バックアップ管理またはレプリケーション管理のデバイス情報
手順2でバックアップ管理またはレプリケーション管理のデバイス情報を退避した場合は、退避したファイルを以下のファイルにcopyコマンドなどで復元してください。
AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスクのドライブレター:\etc\swstorage\etc\repl\data\device.ini.<論理ノード名>
AdvancedCopy Managerの管理情報一括バックアップ実行サーバの場合、以下のデータを復元します。
管理情報一括バックアップのポリシーファイル
ポリシーファイルのパスについては、「11.1.2.1 事前準備」を参照してください。
AdvancedCopy Managerの管理情報一括バックアップ実行サーバの場合、12.3.13 stgmgrinfoset(管理情報一括バックアップサーバ登録/削除コマンド)を実行し、管理情報一括バックアップ実行サーバとして登録してください。