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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 14.1 運用手引書

12.3.5 stgxfwcmmodsrv(サーバ情報変更コマンド)

名前

stgxfwcmmodsrv -サーバ情報の変更


形式

プログラムディレクトリ\bin\stgxfwcmmodsrv [-n サーバ名 [-s 変更サーバ名] [-i 変更IPアドレス] [-p 変更PORT番号]] | [-f サーバ情報変更指示ファイル名 [-y]]

機能説明

AdvancedCopy Managerで管理しているサーバの以下の情報を変更します。

本コマンドは、Storage管理サーバで実行する必要があります。

対象サーバに後からテープサーバ機能を導入する場合にも使用します。

また、サーバ情報変更指示ファイルを指定することにより、管理システム内の複数のサーバ、複数の情報の整合性を保ちながら、一括してサーバの情報を変更することができます。

変更できるサーバの情報は以下になります。

オプション

-n サーバ名

現在管理しているサーバ名を指定します。

-s 変更サーバ名

変更後のサーバ名を255バイト以内で指定します。
使用できる文字は半角の英数字、-(マイナス)、_(アンダースコア)、#、.で、先頭は半角英数字である必要があります。全角文字はエラーとなります。
-nオプションと同時に指定します。

-i 変更IPアドレス

変更後のIPアドレスをIPv4のフォーマットで指定します。
Storageサーバを物理的なサーバとして管理する場合は物理IPアドレスを、クラスタ運用などIPアドレスを冗長化して(論理的なサーバとして)管理する場合は論理IPアドレスを指定します。
-nオプションと同時に指定します。

-p 変更PORT番号

変更後の通信で必要なポート番号を指定します。(1024~65535の値)
クラスタ運用時は、サービス名stgxfws_?に割り当てたポート番号を指定します。
?は、クラスタセットアップ時に指定したAdvancedCopy Managerの論理ノード名です。
クラスタ運用していない場合は、サービス名stgxfwsに割り当てたポート番号を指定します。
-nオプションと同時に指定します。

-f サーバ情報変更指示ファイル名

サーバ情報変更指示ファイル名を絶対パスで指定します。
-y以外のほかのオプションと同時に指定することはできません。
-nオプションと同時に指定します。
サーバ情報変更指示ファイルは以下のように記述します。

  • 1行に、現在管理しているサーバのサーバ名、変更する情報区分、変更する値を、スペースまたはタブで区切って記述します。

  • 変更する情報区分は以下のとおりです。
    S:サーバ名
    I:IPアドレス
    P:ポート番号

  • 同一サーバに対して、IPアドレスとポート番号というように複数の情報区分の変更が必要である場合は、IPアドレスの変更指示、ポート番号の変更指示の2行を記述します。

    Manager     I  10.10.20.10
    Srv1     I  10.10.20.20
    Srv1     P  9888
    Srv2     S  DstServer
-y

管理システム内に複数のサーバが存在し、特定のサーバでエラーが発生した場合でも、処理を続行する場合に指定します。
エラーが発生したサーバに対して、エラー原因を解決後、必要な変更作業を個別に実施してください。
-fオプションと同時に指定します。


終了ステータス

=0:正常終了

>0:異常終了


使用例

注意事項