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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 14.1 運用手引書

11.5.9 スタートアップアカウントの変更について

スタートアップアカウントのユーザーは、AdvancedCopy Managerの各種サービスの起動アカウントとして使用するため、以下の権限がインストール時に付加されています。

オペレーティングシステムに登録されたAdvancedCopy Managerのそれぞれのサービスのログオン情報には、インストール時にスタートアップアカウントが自動的に設定されています。したがって、スタートアップアカウントを変更した場合は、サービスのログオン情報を変更する必要があります。

注意

スタートアップアカウントとして指定するユーザーは以下の条件を満たすことを確認してください。

  • ローカルコンピュータのAdministratorグループに所属していること

  • 無期限パスワードが設定されていること

また、アカウント名とパスワードには、以下の条件があります。

  • オペレーティングシステムで指定できるアカウント名、パスワード

11.5.9.1 パスワードの変更

スタートアップアカウントのパスワードを変更した場合、サービスのプロパティの[ログオン]タブでパスワードを変更して、サービスを再起動してください。

表11.12 AdvancedCopy Managerのマネージャのサービス

サービス表示名

説明

AdvancedCopy Manager GUI Service

GUI画面を管理するサービスです。

AdvancedCopy Manager ACL Service

認証機構を管理するサービスです。

AdvancedCopy Manager COM Service

Storageサーバと通信するサービスです。

表11.13 AdvancedCopy Managerのエージェントのサービス

サービス表示名

説明

AdvancedCopy Manager COM Service

Storage管理サーバおよびほかのStorageStorageサーバと通信するサービスです。

MSCSまたはWSFCでクラスタ運用している場合、次のサービスも対象になります。

サービス表示名

説明

AdvancedCopy Manager COM Service for 論理ノード名

Storage管理サーバおよびStorageStorageサーバと通信する業務用のサービスです。

SafeCLUSTERでクラスタ運用している場合、次のサービスも対象になります。

サービス表示名

説明

AdvancedCopy Manager COM_論理ノード名

Storage管理サーバおよびStorageStorageサーバと通信する業務用のサービスです。