スタートアップアカウントのユーザーは、AdvancedCopy Managerの各種サービスの起動アカウントとして使用するため、以下の権限がインストール時に付加されています。
サービスとしてログオン
オペレーティングシステムの一部として機能
クォータの追加
プロセスレベルトークンの置き換え
オペレーティングシステムに登録されたAdvancedCopy Managerのそれぞれのサービスのログオン情報には、インストール時にスタートアップアカウントが自動的に設定されています。したがって、スタートアップアカウントを変更した場合は、サービスのログオン情報を変更する必要があります。
注意
スタートアップアカウントとして指定するユーザーは以下の条件を満たすことを確認してください。
ローカルコンピュータのAdministratorグループに所属していること
無期限パスワードが設定されていること
また、アカウント名とパスワードには、以下の条件があります。
オペレーティングシステムで指定できるアカウント名、パスワード
スタートアップアカウントのパスワードを変更した場合、サービスのプロパティの[ログオン]タブでパスワードを変更して、サービスを再起動してください。
サービス表示名 | 説明 |
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AdvancedCopy Manager GUI Service | GUI画面を管理するサービスです。 |
AdvancedCopy Manager ACL Service | 認証機構を管理するサービスです。 |
AdvancedCopy Manager COM Service | Storageサーバと通信するサービスです。 |
サービス表示名 | 説明 |
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AdvancedCopy Manager COM Service | Storage管理サーバおよびほかのStorageStorageサーバと通信するサービスです。 |
MSCSまたはWSFCでクラスタ運用している場合、次のサービスも対象になります。
サービス表示名 | 説明 |
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AdvancedCopy Manager COM Service for 論理ノード名 | Storage管理サーバおよびStorageStorageサーバと通信する業務用のサービスです。 |
SafeCLUSTERでクラスタ運用している場合、次のサービスも対象になります。
サービス表示名 | 説明 |
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AdvancedCopy Manager COM_論理ノード名 | Storage管理サーバおよびStorageStorageサーバと通信する業務用のサービスです。 |