ページの先頭行へ戻る
Interstage Application Server/Interstage Web Server Java EE運用ガイド

13.16.11 IJMQ_B3100番台のメッセージ

ERROR IJMQ_B3100: Unexpected Broker Internal Error : [{0}]

[可変情報]

{0}:エラー原因

[意味]

メッセージブローカで内部エラーが発生しました。

[システムの処理]

処理を継続します。

[ユーザの対処]

  • エラー原因{0}に「java.lang.OutOfMemoryError」が出力されている場合、メッセージブローカが使用するJavaヒープが不足しています。メッセージブローカを停止後、「14.8 JMSの開発・運用時の異常」の「メッセージブローカのJavaヒープが不足している場合の対処」を実施してください。

  • エラー原因{0}に「unexpected error processing clientid」が出力されている場合、ホストのネットワーク定義に、ループバックアドレスだけが設定されている可能性があります。ループバックアドレスだけが設定されている環境では、メッセージブローカを運用できません。メッセージブローカを運用するホストにリモートから参照可能なIPアドレスを設定後、メッセージブローカを起動してください。
    ネットワーク定義の詳細については、[使用上の注意]にある[Interstage共通の注意事項]の[hostsファイルの記載について]を参照してください。
    上記以外の場合、可変情報{0}、および本メッセージと同時に出力されるメッセージを参照し、対処を行ってください。

  • 上記で解決できない場合は、iscollectinfoを採取後、技術員に連絡してください。

ERROR: IJMQ_B3107: Attempt to free memory failed, taking more drastic measures

[意味]

メッセージブローカが使用するJavaヒープが不足しています。

[システムの処理]

処理を継続します。

[ユーザの対処]

メッセージブローカが使用するJavaヒープが不足しています。メッセージブローカを停止後、「14.8 JMSの開発・運用時の異常」の「メッセージブローカのJavaヒープが不足している場合の対処」を実施してください。

IJMQ_B3110: The active state (-a) cannot be used with the "add" subcommand.

[意味]

imqusermgrのサブコマンドaddでは、-aオプションは指定できません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

正しいオプションを指定して、再度コマンドを実行してください。
コマンドの詳細は、「11.12 imqusermgr」を参照してください。

ERROR: IJMQ_B3120: Failed to remove file store: {0}

[可変情報]

{0}:エラー原因

[意味]

不揮発情報の削除に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

起動中のブローカに対して、imqbrokerd -remove instanceコマンドが実施された可能性があります。
ブローカ名を確認して、再度コマンドを実行してください。
コマンドの詳細は、「11.9 imqbrokerd」を参照してください。

IJMQ_B3128: Unknown destination {0} of type {1}

[可変情報]

{0}:物理格納先名
{1}:物理格納先のタイプ

[意味]

可変情報{0}で示す物理格納先名、または可変情報{1}で示す物理格納先のタイプに誤りがあるため、コマンドに失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

可変情報{0}の物理格納先名と可変情報{1}の物理格納先のタイプに正しい値を指定して、再度コマンドを実行してください。
コマンドの詳細は、「11.10 imqcmd」を参照してください。

Error IJMQ_B3137: The broker instance {0} does not exist.
Run the broker to create the instance before using the user manager utility.

[可変情報]

{0}:メッセージブローカ名

[意味]

可変情報{0}で示すメッセージブローカに対して、ユーザアカウントを操作に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

可変情報{0}で示すメッセージブローカ名に正しい値を指定して、再度コマンドを実行してください。
コマンドの詳細は、「11.12 imqusermgr」を参照してください。

INFO: IJMQ_B3138: Unable to parse property {0}

[可変情報]

{0}:詳細情報

[意味]

可変情報{0}で示すブローカプロパティの設定に失敗しました。

[システムの処理]

処理を継続します。

ERROR: IJMQ_B3143: Broker is forcably closing the connection to {0}

[可変情報]

{0}:詳細情報

[意味]

Javaヒープが不足しているため、接続を強制的に切断します。

[システムの処理]

処理を継続します。

[ユーザの対処]

メッセージブローカが使用するJavaヒープが不足しています。メッセージブローカを停止後、「14.8 JMSの開発・運用時の異常」の「メッセージブローカのJavaヒープが不足している場合の対処」を実施してください。

ERROR IJMQ_B3144: Unable to read message {0}

[可変情報]

{0}:メッセージID

[意味]

メッセージの読み込みに失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

アプリケーション実行中にimqcmd purge dstコマンドが実行された可能性があります。
アプリケーションと同時に実施しないでください。
コマンドの詳細は、「11.10 imqcmd」を参照してください。

ERROR IJMQ_B3145: Unable to remove message {0}

[可変情報]

{0}:メッセージID

[意味]

メッセージの破棄に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

アプリケーション実行中にimqcmd purge dstコマンドが実行された可能性があります。
アプリケーションと同時に実施しないでください。
コマンドの詳細は、「11.10 imqcmd」を参照してください。

WARNING: IJMQ_B3164: The portmapper service got an exception processing a request from client {0}. The client may need to attempt the connection again

[可変情報]

{0}:クライアントのIPアドレス

[意味]

可変情報{0}で示すIPアドレスのクライアント要求処理中に例外が発生しました。

[システムの処理]

処理を継続します。

[ユーザの対処]

メッセージブローカが使用するJavaヒープが不足しています。

  • JMSアプリケーション実行中に本メッセージが出力された場合、必要に応じてJMSアプリケーションを再度実行してください。

  • 上記で解消しない場合は、メッセージブローカを停止後、「14.8 JMSの開発・運用時の異常」の「メッセージブローカのJavaヒープが不足している場合の対処」を実施してください。

IJMQ_B3166: User name specified must contain at least one character.

[意味]

ユーザ名の指定に誤りがあります。1文字以上の長さの文字列を指定する必要があります。

[システムの処理]

エラー情報を通知します。

[ユーザの対処]

指定したオプションが正しいか確認してください。
「imqusermgr」コマンド使用時、「add」サブコマンドを使用した場合、ユーザ名には1文字以上の長さの文字列を指定してください。

WARNING IJMQ_B3167: Could not find a suitable network interface for the cluster service. Cluster service cannot run on the localhost interface.

[意味]

クラスタに適したネットワークインタフェースが見つかりませんでした。クラスタはローカルホストのインタフェースでは実行できません。

[システムの処理]

処理を継続します。

[ユーザの対処]

IJServerクラスタ環境でメッセージブローカを運用する場合、ホストのネットワーク定義に、ループバックアドレスだけが設定されている環境ではメッセージブローカを運用できません。メッセージブローカを運用するホストにリモートから参照可能なIPアドレスを設定後、メッセージブローカを起動してください。ネットワーク定義の詳細については、[使用上の注意]にある[Interstage共通の注意事項]の[hostsファイルの記載について]を参照してください。
上記以外の場合、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

WARNING IJMQ_B3168: Invalid broker address for this broker to run in cluster: {0}

[可変情報]

{0}:詳細情報

[意味]

無効なメッセージブローカのアドレスです。

[システムの処理]

処理を継続します。

[ユーザの対処]

本メッセージと同じ時間帯にIJMQ_B3167が出力されている場合、出力されたメッセージの対処を行ってください。
上記以外の場合、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。