名前
imqbrokerd - メッセージブローカの起動
形式
imqbrokerd [[-Dproperty=value]...] [-force] [-h|-help] [-javahome javahome|-jrehome jrehome] [-name name] [-port #] [-remove instance] [-reset data] [-shared] [-s|-silent] [-tty] [-v|-version] [-vmargs vmarguments]
機能説明
メッセージブローカを起動します。また、以前に起動したメッセージブローカの資材が不要となった場合、削除することもできます。
オプション
オプション名 | 説明 |
---|---|
-D | システムプロパティpropertyをvalueに設定します(注1)。メッセージブローカに様々な設定を行う際に使用します。 |
-force | ユーザに確認しないでアクションを実行します。 |
-help | 使用法の情報を表示します。 |
-javahome | メッセージブローカを動作させるJava VMのパスを指定します。 |
-name | 引数に指定した名前のメッセージブローカインスタンスを起動します(注2)。 |
-port | メッセージブローカのポート番号を指定します。本ポートは、ポートマッパーのポート番号として使用されます。省略時のポートは「7676」です。 |
-remove | 不要となったメッセージブローカインスタンスを削除します。インスタンスの設定ファイル、ログファイル、持続ストア、およびその他の関連するファイルやディレクトリを削除します。 |
-reset | 動的に作成したメッセージブローカのデータを削除します。
|
-shared | 共有スレッドプールモデルを使ってjmsサービスを実行します。 |
-silent | 端末コンソールに出力を一切表示しません。 |
-tty | ログファイルに加えて、端末コンソールにすべてのメッセージを表示します。デフォルトでは、WARNINGとERRORだけが表示されます。 |
-version | バージョン情報を表示して終了します。 |
-vmargs | vmargumentsをJava VMに渡します。vmargumentsに空白を含める場合は、二重引用符で囲んでください。 |
valueに不正な値を設定し、メッセージブローカが起動された場合、システムプロパティpropertyにはデフォルトの値が設定されます。
引数に指定するブローカインスタンス名には、以下の文字を含めないでください。
ファイル名に使用できない記号(\ / : * ? " < > | .)
空白
戻り値
0: 正常終了
0以外: 異常終了
注意事項
本コマンドは管理者権限を持つユーザで実行してください。
使用例
以下のように実行します。
>imqbrokerd -s -name TestBroker -port 37676 |