関数名 | 関数の説明 |
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非同期処理を破棄(中断)します。 | |
非同期処理を破棄(中断)します。 |
名前
ldap_abandon
形式
#include "idldap.h" int ldap_abandon( LDAP *ld, int msgid );
機能説明
この関数は、非同期型のLDAP操作を途中で中止します。処理を中止したリクエストに対するresult情報は、ライブラリ内部で破棄されるため、呼出し元には通知されません。
ldapssl_init()で獲得したセションハンドルを使用している場合、SSLライブラリで発生したエラーをldapssl_error()で参照することができます。
パラメタ
ldap_init()、またはldapssl_init()で通知された、セションハンドルを指定します。
中止したい非同期処理のメッセージIDを指定します。
復帰値
この関数は、復帰値として以下の値を返します。
正常終了の場合 : 0
異常終了の場合 : -1
異常終了の場合のエラー原因は、ldap_get_option()のLDAP_OPT_RESULT_CODEオプションで参照してください。
名前
ldap_abandon_ext
形式
#include "idldap.h" int ldap_abandon_ext( LDAP *ld, int msgid, LDAPControl **serverctrls, LDAPControl **clientctrls );
機能説明
この関数は、非同期型のLDAP操作を途中で中止します。処理を中止したリクエストに対するresult情報は、ライブラリ内部で破棄されるため、呼出し元には通知されません。
パラメタ
ldap_init()、またはldapssl_init()で通知された、セションハンドルを指定します。
中止したい非同期処理のメッセージIDを指定します。
Interstage ディレクトリサービスではサーバコントロールをサポートしていないため、このパラメタにはNULLを指定します。
本ライブラリではクライアントコントロールをサポートしていないため、このパラメタにはNULLを指定します。
復帰値
この関数では、復帰値としてLDAPエラーコードを返します。LDAPエラーコードの値については、“メッセージ集”の“LDAPエラーコード”を参照してください。
正常終了の場合 : LDAP_SUCCESS
異常終了の場合 : LDAP_SUCCESS以外のLDAPエラーコード