対象バージョンレベル
Systemwalker Centric Manager
Solaris版:5.0以降
Systemwalker Event Agent
Solaris版:10.1以降
確認ポイント
Sun Clusterが出力するメッセージを監視できますか。
対処方法
Sun Clusterのメッセージは、以下のように出力されます。
以下の情報を参考にし、/etc/syslog.confの定義を見直してください。
/etc/syslog.confの設定方法については、“syslog.confの定義”を参照してください。
発生時期 | カテゴリ | エラー種別 | メッセージテキスト | 監視設定 | 発生元 |
---|---|---|---|---|---|
リソースグループの停止 | daemon | notice | resource group リソースグループ名 state on node change RG_OFFLINE | syslog.confの変更が必要 | 運用系 |
リソースの停止 | daemon | notice | resource CentricMGR_STOREAGE state on node sf6800-I change to R_STOPPING | syslog.confの変更が必要 | 運用系 |
ポイント
syslogからSystemwalker Centric Managerへ通知される条件を、変更するために、syslogdの環境定義ファイル/etc/syslog.confをSystemwalker Centric Managerのインストール時に自動的に設定します。
SystemWalker/CentricMGR 5.0/5.1:Solaris /HP-UX/AIX版の場合
*.err;kern.debug;auth.notice /var/opt/FJSVsagt/fifo/slg |
Systemwalker Centric Manager 5.2以降:Solaris /HP-UX/AIX版の場合
*.warning /var/opt/FJSVsagt/fifo/slg |
Systemwalker Centric Manager 5.2以降:Linux版の場合
*.warning |/var/opt/FJSVsagt/fifo/slg |
注意
Systemwalker Centric Managerに受け渡すメッセージを変更する場合には、メッセージの定義部分を任意に変更してください。
/etc/syslog.confに空白を記述すると、syslogdが正しくメッセージをSystemwalker Centric Managerに通知しません。パラメタの区切りは、タブを使用してください。
/etc/syslog.confを変更した場合は、syslogdに変更を通知するかsyslogdを再起動します。なお、再起動方法は“syslogに出力するメッセージが表示されない”-“対処4”を参照してください。
定義部分と、/var/opt/FJSVsagt/fifo/slgの間は必ずタブだけで区切ってください。
/var/opt/FJSVsagt/fifo/slgの後ろは必ずすぐに改行してください。空白文字などは入力できません。
この定義をコメントアウトしないでください。