PRIMECLUSTER 活用ガイド <トラブルシューティング編> (Solaris(TM)オペレーティングシステム/Linux版)
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7.2.1.1 fjsnapコマンドの実行
fjsnap コマンド実行を以下に示します。
- システム管理者権限でログインします。
- fjsnap コマンドを実行します。
/usr/sbin/fjsnap -a output
- output には、fjsnap コマンドを使用して収集したエラー情報の出力先となる出力ファイル名を指定します。

fjsnap コマンドの詳細については、FJSVsnap パッケージに含まれている README ファイルを参照してください。

fjsnap コマンドの実行タイミングについて
- エラーメッセージが出力された場合などの通常運用時のトラブルは、トラブル発生時に即座に fjsnap コマンドを実行してください。
- システムハング等のため fjsnap コマンドが実行できない場合は、クラッシュダンプを採取してください。その後、シングルユーザモードで起動し、fjsnap コマンドを実行してください。クラッシュダンプの採取については、"7.2.2 クラッシュダンプ" を参照してください。
- トラブル発生後に、ノードが自動的に再起動してしまった(シングルユーザモードで起動できなかった)場合や、誤ってマルチユーザモードで起動してしまった場合にも、fjsnap コマンドを実行してください。
- fjsnap コマンドがエラーになる、または fjsnap コマンドが復帰しない等により調査情報が採取できない場合は、クラッシュダンプを採取してください。
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